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【プラモ製作記】『フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーエグゼイド』#1

 

どうも黒輔です。

 

フィギュアライズスタンダードのエグゼイド、ちょろちょろと製作してます。今日は改造・・・というより改修箇所の紹介。

 

改修といっても簡単なものしかやってません。さり気ないものなのでその辺りご了承ください。

 

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髪の毛パーツを後ろから見たところですが、パーツ合わせの関係で隙間ができてるので・・・こちらは瞬着、瞬間カラーパテを利用し埋めます。

 

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サフを吹くとこんな感じです。毛先も気持ち尖らせておきました。表面が少しでこぼこしてるのでこの後また表面処理をしました。

 

背中の顔の髪も合わせ目ができるので同様に処理します。

 

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ひざ関節パーツは肉抜きが目立つかな〜と余ったのでエポパテで埋めます。今回挟み込みなので、面倒ですが先にこのパーツだけ黒を吹いておきました。

 

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足や腕などはこの通り合わせ目が出る構造なのでので処理します。

 

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腕パーツに接続となっている肩アーマーですが、今回は見栄えを重視して胴体に接続する予定です。それに伴ってアーマーの接続部分を埋めました。・・・が、うまく曲面を作れなかった・・・

 

接続に関しては少し考え中ですが、やっぱりスプリングにしようかな。少し悩んでます。これは次回以降の記事に。

 

 

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胴体はやっぱり少し長いかも・・・と思ったので、このパーツの軸受けを切り落として気持ち短縮。

 

フィギュアーツと同じ身長にする場合は股関節をいしる必要がありますが今回は省略。あんまりフィギュアーツ買ってないもんで・・・

 

今回はここまで。次回は塗装編です。HJの作例のようにメタリックにしようかな〜とも思いましたが、ソリッドカラーでの塗装を選択しました。

 

今月はバイト掛け持ちしてて忙しいんですが、モチベがあるあちに完成させておきたいと思ってます。また次回!

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月刊ホビージャパン2019年8月号

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感想『仮面ライダージオウ』電王編 後半/第40話【ネタバレ注意】

ども、黒輔です。

 

仮面ライダージオウ』も残り2ヶ月となる中で、TV本編最後?のレジェンド編、電王編が終了となりました。電王編、結局「ジオウ電王編」というより「電王ジオウ編」のような雰囲気でもありましたね。イマジンのノリだったり、お話の組み立て方だったりとか。

 

それでは第40話『2017: グランド・クライマックス!』振り返り&感想です。

 

第28話「ツキすぎ、ノリすぎ、変わりすぎ」

 

第40話・あらすじまとめ

  • 一旦渡された電王ライドウォッチはモモタロスに取り返される。
  • アナザー電王のタクヤは、「病気の姉・サユリをユキヒロが無理やり連れ出したせいで、姉が亡くなった」と思い込んでいた。
  • 実際は、サユリは余命幾ばくもなく、ユキヒロと最後の思い出を作りに出かけていたのだった。ユキヒロは、サユリの思いを汲み、またタクヤに自分を恨ませるためこのことを秘密にしていた。
  • ソウゴはその事を2017年のタクヤに伝え、タクヤは未来の自分を止めてくれとソウゴに頼み込む。そんな姿を見て、モモタロス、侑斗、デネブはソウゴを認める。
  • アナザー電王と、大量に現れたモールイマジン。電王ウォッチを継承したソウゴはついにグランドジオウに変身、電王クライマックスフォームやゼロノスと共闘する。
  • ソウゴの振る舞いを見た侑斗は「お前は本当に"常盤ソウゴ"なのか?」と問いかける。
  • 2068年に転送されたグランドジオウは再びオーマジオウと激突する。

 

やっぱり電王のジオウ編?

明るい作風と見せかけて、タイムトラベルに引っ掛けた人情話も結構やってたのがTVシリーズの電王。今回のアナザー電王がらみの話もホントに「TVシリーズ電王」のリフレインと言いますか、白倉Pも公式ページに「タイムトラベルという仕掛けをハートウォーミングなお話に落とし込むのが電王っぽい」と書かれていますし、ここら辺はやっぱり意識していたんですね。電王を見ているのかジオウを見ているのか・・・曖昧な感覚が謎に心地よかったです。

 

アナザー電王となるタクヤは「姉が死んでいる」「その恋人を憎んでいる」という点で電王の良太郎のアナザーとなりました。・・・と先々週書いてましたが、今回無事に誤解が解け、タクヤ君の憎しみも心から消えていきました。姉が亡くなる、という事象は結局変わらない・変えられない・変えてはいけない、んだけど、結果弟くんも姉と最後に微笑みあうことが出来たわけですから、こういうビターな按配のストーリーが良い感じでした。

 

そんなアナザー良太郎に向き合うソウゴの姿に、モモが良太郎を重ね合わせるのもキレイな構造だったかと。きちんと最後に名前も出してくれたし・・・彼らの絆は消えてないんやなって... 記憶は絆となるのだ。また数年後ぐらいに、電王のメンバーに再会できたらなと思います。Amazonプライムで配信中なので、当時ぶりにTVシリーズを見直すのもいいかもしれない。

 

あと侑斗。2017年に飛んで何もしてなかったのには笑ったけどしっかりデネブとの絡みを見せてくれました。なんか安心した。

 

祝え!グランドジオウ

もうグランドジオウはやばいわwww 笑うしかない。グランドウォッチにもライダー全員の顔面が並んでるし、変身音はディケイドのケータッチよろしく、クウガからジオウまでのライダー名を節つけて歌える。今までは、クウガからディケイドまではケータッチ風にテンポ良く言えてましたけどW以降を言おうとするとちょっとまごついてましたからね。よくコラボしてるから順番も一瞬ごっちゃになるし・・・(これは僕だけか?)しかしこれでもう間違えずに済みますね。

 

変身演出もやべーグランドジオウ。OP再現はかっこいいよ。歴代ライダー像の石化が解けて行き、それがジオウに合体していくのはかっこいい。あの像は1話の「オーマジオウ時代」にあったものなので、「オーマジオウと等しいが逆ベクトルの力」であるような演出だなぁと思いました。本当にそうなのかは知りませんがOP再現は燃える。あと体表のライダーがモゾモゾしてるのはちょっとキモカワイイですね。なんかデコのジオウはキング・クリムゾンのエピタフみたいだし。

 

その能力も強すぎるグランドジオウ。「過去のある時点のライダーをそのまま引っ張ってくる」だけでなく「武器を召還できる」という。ゲートの向こう側の景色とかきちんと「過去のある時点」になってますからね。ディケイド勢とはまた違った面白いアプローチ。召還したライダーを完全に意のままにできるわけではない(せいぜい一時停止・巻き戻しくらい?ムーディー・ブルースっぽいな)のがいいバランス・・・でも強すぎるよなあ。タトバキックの瓦礫まで召還しなくても!(笑)

 

個人的にはマイティキックだけでなく、タイタンソードやゴウラム+ペガサスフォームまで見られたのが嬉しかった。しかしペガサス(緑)ガタキリバ(緑)スイカアームズ(緑)に混ざるビルドジーニアス(白)は一体・・・。

 

今後のジオウは何処へ向かう?

 ジオウの放送期間も大体残り2ヶ月となりましたが、ここからはジオウ本筋の話が再び動き出していくみたいですね。加古川くんも再登場し、何故かソウゴのポジションにすり替わっている・・・?アナザージオウ編で、ツクヨミが見ていた過去の新聞では「ソウゴと飛流の、写真と名前が逆になっていた」んですよね。アレ、ただの誤植かなぁと思ってたんですが、実は伏線なのか・・・?

 

来週は士も出てくるそうじゃないですか。そろそろディケイドへの変身が見たい!遺影フォームと仏壇フォームのお葬式ライダーバトルを頼む。

 

ライドウォッチ継承を終えて、いよいよジオウの最終章。期待!

 

前回の記事↓

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仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

 

 

 

ランナー&素組みレビュー『フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーエグゼイド』

どうも黒輔です。

 

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先週発売となった『Figure-rise Standard 仮面ライダーエグゼイド アクションゲーマーLv.2』相変わらず造形が細かいなぁ!と思ったのでピックアップ紹介していきます!

 

 

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キメワザスロットホルダーとゲーマドライバー。

 

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ガシャコンブレイカ

 

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ガシャコンブレイカー エフェクトのような部分もしっかり造形されています。


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ガシャット。ゲーマドライバー、キメワザスロットホルダー、ガシャコンブレイカーにそれぞれ抜き差しできます。なんつー仕様だ。


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靴の裏。平成ライダー20周年のロゴにもありますが、ちゃんと足裏までデザインされてて凄いなぁと思います。


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シールは2種類。通常のホイルシールに加え、曲面へ追従しやすいカイナスシールが付いてきます。これは良い配慮。

 

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関節構造は挟み込みがメインで、ちと塗装がしにくい仕様です。以前作ったファイズのような仕様だと良いんだけど、パーツ増えるからかなあ・・・

 

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シールなしでの素組み状態だとこんな感じ。流石にラインや目はシールですが、それでも色分けは頑張ってる方だなと思います。

 

プロポーションもそんなに悪くないかと。(ジオウとゲイツは妙に細かったんですよね・・・)

 


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ピロロロロ・・・

 

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ガシャコンブレイカー!

 

こちらの『フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーエグゼイド』、なかなか気に入ったので塗装して製作してみようと思います。細かい部分などは骨が折れそうですが頑張ります。

 

 

 

 

Wの方も是非作ってみたいですね。

 

次の記事

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感想『仮面ライダージオウ』電王編 前半/第39話【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。 

 

普段は2週間分まとめて書いている『ジオウ』感想エントリ。しかし来週6/16はゴルフイマジンにより放送休止ということで、電王編は1話ずつ記事をアップしてみようと思います。間空くと、いろいろ忘れそうですし。

 

というわけで今回は、安定と安心の電王だった『仮面ライダージオウ』第39話「2007 : デンライナー・クラッシュ!」でございます。

 

第1話「俺、参上!」

 

電王編前半・あらすじまとめ

  • 冒頭、ついにグランドジオウがお披露目。
  • デンライナーが「事故」を起こし、順一郎おじさんに修理が依頼される。
  • 死んだ姉の恋人を憎むタクヤがアナザー電王となり、デンライナーをジャックする。
  • オーマジオウとなるソウゴを排除するため桜井侑斗とデネブがやってくる。
  • モモタロスが電王ウォッチをポンとくれたので20ライダーのウォッチが揃い、グランドジオウライドウォッチが誕生する。

 

イマジンズという、実家のような安心感

番組開始早々に繰り広げられるイマジンズのコント。『電王』のBGMも相まってもはや番組をジャックしている。イマジンズによる軽快で微笑ましい掛け合いこそが『電王』という番組の明るい雰囲気を作り出していたのは言うまでもない事実ですが、TVではご無沙汰しておりました。

 

電王というと、放送終了後もたくさん映画が作られ、『キバ』『ディケイド』『W』を挟んで『オーズ』の頃になっても『オーズ・電王・オールライダー』なんてタイトルの映画が作られるくらいですから、それほど人気もありましたし、「『電王』はもうええわ」という気持ちも当時の自分の中ではありました。「電王だけ知ってるけどあとの仮面ライダーはシラネ」みたいな人への反発心も(笑)。(その頃は小中学生とかだったからね仕方ないね

 

そんな電王もここ数年はなんとなく収まりを見せていたように思います。せいぜい春映画にイマジンズの声優が出るくらい。もちろん、TV画面に出てくることはほとんどありません。(ディケイド以来か?)だいぶ期間を置くことで、自分の中でも「やっぱり電王っていい作品だったよなー」と落ち着くことができたので、今回の客演は、だいぶ穏やかな気持ちで見られたなあと。

 

 

やっぱり、映画館までわざわざ出かけていって見るのと「いつものおうち」で見る「毎週日曜のテレビ」に彼らがいるってのは、違うじゃないですか。あの頃の2007年とは、個人的に使ってるテレビも住んでる場所も仮面ライダーの放送時間も違うけど、やっぱり電王を毎週楽しみに見ていたあの頃に引き戻してくれたような感じがあって、なんか嬉しかったっすねぇ。

 

まー、「平ジェネFOであれだけフィーチャーしておいてテレビでもしっかり電王編やるんかい」とか「そもそも平ジェネとの繋がりはどうなってんねん」とも思ってますけど(笑)めちゃめちゃ雑な感じで終わったW周りのことを考えるとちょっとね...

【ネタバレ注意】『平成ジェネレージョンズFOREVER』感想【平成ライダーよ永遠に】 - 黒輔処理場

 

 

桜井侑斗

侑斗もだいぶ久々。『電王』の頃は『響鬼』に出てた京介と同じ役者さんなので子供ながら「かおがおなじだ・・・」とか思ってたかもしれない。電王の侑斗が演じる中村優一さんにとっても結構思い入れがあるみたいで、Twitterでも素晴らしいはしゃぎっぷり。中村さんは一度、療養の為俳優を休業していたことがあったのですが、今でも元気に俳優業をされているところを見るとなんだかこっちまで嬉しくなります。

 

さてやってくれました同じ役者ネタ。「あんた・・・桐矢京介!」「誰だ?それ」。まあやらなきゃウソだし『ジオウ』でもないと出来ないネタですよね。求めていたものをやってくれたという感じで、どうもご馳走様でした。デネブとのコンビも相変わらずだったしね。年月が経って流石に侑斗も落ち着いたのかプロレスはやらなかったけれど、「デェネェブゥゥ!」ぐらいはまた聞きたいなあ笑 まあ、電王当時の過去の侑斗が現在の桜井に追い付くぐらい時間が経ってるので、そりゃ多少は落ち着くよねーという感じ。12年か・・・

 

さて12年経ったという事ですが、過去の侑斗がそのまま野上愛理と婚約するわけではなく、彼は彼の人生を生きています。どうしてもタイムトラベル、タイムパラドックスを扱う物語ってフワっとしてて雰囲気で済ましちゃうところがありますが・・・本編後の若い侑斗は本来の時の流れからは独立した、ということで、今でもゼロライナーに住んでるんだろうか。(3号や4号ではどういう登場してきたんだっけな・・・)

 

ところでオーマジオウになるソウゴを止めにきた侑斗ですが、本来の時の運行を乱すことになるのでは・・・?それにゲイツらの時間干渉については特にお咎めなしなんすかね?オーマジオウ未来が余りにも酷いので特例だったりするのだろうか。ここら辺は全く触れられなさそうや・・・ 改めてオーマジオウへの道が開かれたまま、という事実をソウゴやゲイツに突きつけた侑斗なのでした。

 

その他

アナザー電王となるタクヤは「姉が死んでいる」「その恋人を憎んでいる」という点で電王の良太郎のアナザーとなりました。これは結構納得。「めっちゃ運が良い」とかだとギャグにしかならんしアナザーライダーになる理由がないからね・・・ 明るいノリに見せかけてほろ苦い話もやる電王らしさがあると思います。この人についての話はまた再来週。

 

ついに登場したグランドジオウ。来週がゴルフだからといって今週戦闘シーン先出しは力技すぎでは(笑)いくら販促の都合があるとはいってもねぇ・・・再来週は変身シーンが見られるんですかね~。変身音がもう笑っちゃうぐらいむちゃくちゃ長いけどどんな演出がなされるのやら。楽しみ。

 

余談・映画について

電王編のあとはドライブ編かな~と思ってたらまさかの映画にドライブ勢出演。

 

てっきり映画は純粋にジオウ単体でやるもんだと思ってたらドライブが絡むのか・・・一体どうなるんでしょうねぇ。なんか戦国時代に行くとかで、ワタクシちょっとトンチキ映画の雰囲気を感じております・・・!

 

次回は「2017: グランド・クライマックス!」オーマジオウも久々の登場なので楽しみ。

 

 

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仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

 

 

 

感想『仮面ライダージオウ』カブト編/第37話・第38話 【ネタバレ注意】

どうも黒輔です。

 

仮面ライダージオウ』もカブトライドウォッチを継承し、残るウォッチはあと2つ。いよいよ終盤ですが、うーん。個人的には何となく肩透かしを食らったような回だったというか。イマイチ感が強いですわ。

 

特に後編では、消化しないといけないストーリーが多すぎて一つ一つのシーンがあっさり流されていくような感覚を受けてしまいました。登場人物の思惑がちょっとガバガバ感あるのは『カブト』らしいっちゃらしいとも言えますけども。うーん・・・

 

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カブト編まとめ

  • 隕石の落下が多発し、ワームが現れる。
  • ワームの1人は影山瞬に擬態していた。さらに、矢車想はアナザーカブトに。その2人を追って加賀美新も登場。
  • ツクヨミの前に門矢士が現れ、2058年の世界へ。洋館へ行くと幼いツクヨミとその兄がいた。そしてその兄はスウォルツだった。
  • 影山はワームの乗った巨大隕石を落とそうと計画しソウゴらと争うが、隕石はソウゴとウォズによって破壊される。
  • 何度倒されても諦めない加賀美の元にカブトゼクターが飛来し、加賀美はカブトに変身、アナザーカブトを打倒する。
  • カブトゼクターはカブトライドウォッチになりソウゴに継承される。

 

時空の歪み

カブト編前半では、「何でオリジナルのライダーとアナザーライダーが共存しているのか?」という問題について言及されました。さらに、加賀美の知っている歴史とソウゴたちの知っていや歴史が違うらしい、という事も。 ・・・某白い人の事なので、有耶無耶になるのかとも思ってましたがちゃんと言及するんですね・・・ 

 

まあ隕石で主要都市壊滅なんてのは歴史から消すには無理のある事象ですから、ここでジオウ世界の時空の歪み(士曰く)を描写するには持ってこいなのかも。

 

ただ、この問題は後半では驚くほどスルーされていました。カブト編の次が電王編なので、何かしら言及があるかな?時の運行を守る電王ですからね。それにしても時空の歪みとは便利な言葉やね・・・

 

あと士くんそろそろディケイドに変身して欲しいわよ。

 

ツクヨミの真実 その2

アギト編に続いてツクヨミの謎の話。『カブト』と言えば「兄と妹」も重要な要素でしたから、カブト編でツクヨミとスウォルツの兄妹関係を明かすのはわかる。

 

確かにこの関係は意外ではあるが、割とぽっと出の設定のようにも思える・・・ 「えー?」みたいな。アギト編辺りでウォズが何か勘付いたような描写をしていましたが、ウォズとスウォルツ家(仮)は何か関係があるのでしょうか?

 

ここら辺の関係はだいぶ最後の方まで引っ張るのでしょうね。「時空のゆがみ」と併せて、久々にジオウの縦軸が進んだ回でもありました。

 

カブト・アフターとして

カブトのOPが食い込んできた時はびっくりした。挿入歌だけでなく、イントロのみとはいえOPまで流してくれるのは純粋に嬉しかったですね。加賀美の顔が写ってデ!デデデ!だから、2006年当時に戻ったようでした。あの頃はまだレターボックス放送だった・・・料理とか、隕石とか、日食とか、ラーメンとか、「これカブトであったな~」なんてものをとにかく詰め込んであったのも懐かしい気分になれた。鯖の味噌煮が好きになったのはたぶん『カブト』のお陰だな。

 

地獄の兄弟

『ディケイド』に続いて復活を遂げた地獄兄弟。祝え!元は新聞用タイトルから生まれた通称の「地獄兄弟」、ついに公式設定に取り入れられた瞬間である。

 

影山太ってたのは笑うしかなかったんですが、これはこれで良かったのかも知れない。矢車兄貴、外見は良い意味で変わってないですが、中身のほうも変わってなかったですよね・・・こっちはどっちかってーと悪い意味で。10年以上もそのまま地獄を這いずり回っていたのかよ、と思うと悲しくもあり、どこかガッカリする思いもありました。それに対して、影山はかつての影山ではなく、ワームという偽者。そういう哀愁漂う関係を示唆しているようだなあと、文を書いてて思ったのでした。それはそうとして、東映はもうちょっと早くオファー出すべき

 

さて、原典の『カブト』では「既存の人間に擬態し、記憶すら引き継ぐ怪人・ワーム」という設定を利用して、様々なドラマが繰り広げられていました。クロックアップの演出が光っていた「加賀美の弟」のエピソードや、神代剣/仮面ライダーサソードのエピソードが印象深いです。

 

それだけに、例えワームであったとしても弟を守らんとする矢車を描いていたのは中々に『カブト』らしさがあったといえるかも。それにしてもあの最後はちょっと可哀想過ぎんか・・・「お前は俺の兄貴なんかじゃない」がどういう意図の発言だったのか。あえてワーム影山が矢車を突き放したのか、せめてそうであってほしい。

 

そんな矢車を見て自分を省みるゲイツ。ソウゴがグランドジオウとなることで、オーマジオウと同格の存在になるんでしょうけど、その時ゲイツは何を思うのか。短いながらもゲイツの心情描写が久々に?挿入されていたのはGOOD。

 

加賀美新という男

 十数年ぶりに登場した加賀美新。流石にちょっとは落ち着いたかな・・・?と思いきや、やっぱりあの頃と変わらない熱い男だった。ソウゴに「君は人が良すぎるッ!」なんて言っておきながら自分が捕まっちゃうような奴でもある。

 

それだけに、後半での描写はずっと「カブト」にコンプレックスを抱いていたように見えた。うーんお前そういう奴だったかー?加賀美と天道は在り方も往く道も違うけれど、それをお互いに認め合っている関係。カブトとガタック、カブトムシとクワガタムシ、赤と青、回し蹴りと飛び蹴り、という何処までも好対照なライダーがそんな2人の関係を象徴していたと思うんですけど・・・

 

まあ、1話のオマージュとか、加賀美だからこその戦い方をするカブトとか、そういうのが見られて嬉しくないわけではない。だけど、「俺はカブトになれなかったんだ...」的な自分語りはどうなのだろうか・・・と。もう少し違う流れならまだ受け入れられたのかもしれない。

 

「天道がパリからゼクターを寄越したよ説」とか「あのゼクターはライドウォッチがゼクターに変化したものだったよ説」もそれはそれで加賀美が可哀想だしなぁ。個人的には、ちょっともやもやが残る感じになってしまった。「加賀美カブトええやんけ!」派の意見もたくさん読んだけど・・・。製作側わざとやっとるのかこれ。

 

その他

・ソウゴの魔王ムーブには素直に関心。あの食えない奴感が良い。

・ウォズの「宇宙行くーーーー(低音)」は笑った

・ウォズギンガ惑星・太陽はこれ以降目立った出番がなさそうだなぁ・・・とか思ってしまった。あとフューチャリングクイズのことも思い出してあげてください

 

 

残るウォッチはあと2つ。電王編は話が動きそうですね。

 

 

仮面ライダージオウ DXカブトライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXカブトライドウォッチ

 

 

仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

 

 

 

ゴジラ初心者が『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観に行ったから感想を書く【ネタバレ注意】

あなたにとってのゴジラとは何ですか?

 

誰かにとっては、悪い怪獣をやっつける正義の怪獣。

別の誰かにとっては、恐怖の象徴。

またある人は「映画に出てくる怪獣でしょ」程度の認識かもしれません。

 

マイケル・ドハティという男にとって、ゴジラとは「神」。

ゴジラは僕が童心にかえるために大切な存在なんだ。子どものころ、カトリック系の学校に通っていたんだけど、聖書にゴジラの絵を描いてよく怒られていた(笑)。

――神に対する背徳なのでは(笑)?

そんなことないよ! むしろいいことだよ。何にだって、どんな映画にだって、ゴジラを加えればより良くなると僕は思っている。想像してごらんよ、「スター・ウォーズ」にゴジラを足したら、やばいだろ? 「七人の侍」だってさらに良くなる。54年版の「ゴジラ」にゴジラを足したら、ゴジラがダブルで登場してさらにやばい。

(中略)

――最後に。ドハティ監督にとって、ゴジラとはどんな存在なのでしょうか。

God.

もしも超絶ゴジラオタクがハリウッドで「ゴジラ」を撮ったら… M・ドハティ監督が愛を叫ぶ : 映画ニュース - 映画.com

 

ああこの監督はゴジラを、そして怪獣を崇めているなという気持ちがビシビシと伝わってきました(スタッフロールにもそれが表れていましたね...)

 

そして、Twitterで感想を漁ると、それに応えるゴジラシリーズマニアの多いこと多いこと。。。ドハティ監督は幸せ者だろうな。

 

そんな中でゴジラシリーズあんまり詳しくない私ですが今回この『Godzilla : King of the Monsters』観に行ってきました。あんまり語れないですけど、折角なので率直な感想をブログに残しておきます。

 

ココから先はネタバレ注意

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「モンスターバース」3作目として

映画ユニバースの成功に不可欠なのは、言うまでもなく「各映画が評価されること」「興行収入をきちんと稼ぐこと」ですよね。特に大事なのは1作目。『アベンジャーズ』シリーズを送り出したマーベル・シネマティック・ユニバースは、その1作目『アイアンマン』(2008年)の2つの意味での成功なくしては成立し得なかったでしょう。

 

その点で、モンスターバースはちょっと心配でした。『GODZILLA ゴジラ』(2014年)を観たときは、ぶっちゃけドウナノコレとも思ったんですよ。個人的には、イマイチおもろくないな~と。(この映画の感想については、機会があればいずれ...)

 

第2作『キングコング:髑髏島の巨神』は中々良かったです。キングコングとスカルクローラーのバトル、髑髏島の生態を描くことに振り切っていたように見えましたし、ポストクレジットシーンの壁画もワクワクした。

 

で、この第3作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ですが、ココに来てようやく?本格的にユニバースを形成する映画・世界観を拡張する映画となっていたと思います。モナークが世界各地に前進基地を持つ大組織であるということ。世界中には知られざる怪獣が眠っていて、そして今回目覚めたということ(17体も!)。未知の古代文明の遺跡があること。

 

しかもこの事実が上手いこと「各地の怪獣を目覚めさせていく」「キングギドラに誘発されて各地の怪獣が一斉に覚醒してしまう」というストーリーに組み込まれてながら明かされていくので最高(オタクは広がる世界観に魅せられがち)。肝心の怪獣描写も喰らえィ!!!ゴジラ!!!ラドン!!!!モスラ!!!!キングギドラ!!!!!ドーン!!!という感じでこれまた最高。今回メインで登場した以外にも、なんか最後のほうに知らないマンモスの怪獣がいたし、想像が膨らみます。エビラとかヘドラも出てくるのだろうか・・・

 

また、今回の元ネタとなる映画『三大怪獣 地球最大の決戦』がゴジラモスララドンと、それぞれ主役を張っていた怪獣が集合するクロスオーバー映画であるのも興味深い事実ですね。言わば「元祖シネマユニバース」みたいな映画じゃないですか。意図してのことかは分かりませんが、そんな『地球最大の決戦』を受け継ぐ今作が「モンスターユニバース」を拡張するのは中々楽しいです。

 

今回ちょっとだけ写ってたコング。次回作『Godzilla vs. Kong』が決定済みですが、その後もモンスターバース続いていって欲しいなと。せっかく「広がり」を提示してくれたんだからね。個人的にはハリウッドが描くメカゴジラ観てみたいのですが、どうでしょうか?

 

人間と環境、人間と怪獣

怪獣が出てくる特撮ではしばしば環境問題が提起されるのですが、この映画の凄いところ(狂ってるところとも言う)は「それすらも怪獣礼賛の踏み台にしている」ところなのかなと。

 

作中、怪獣復活を企む科学者エマ・ラッセルは「怪獣を復活させることが地球環境のバランスを保つことに繋がる」「怪獣のおかげで破壊された自然が戻る」「人間と怪獣は共存していくべき」と主張し、環境テロリストと組んで計画を実行していきます。余談ですが、ヴェラ・ファーミガ氏の静かに狂ってる演技がとても良かったです。このおばさん何となくサノスっぽいな・・・とか思ってたらしっかりサノスおばさんとアダ名されてて安心した。

 

結局、キングギドラという偽りの王を覚醒させたことで怪獣が一気に目覚めてしまい、環境のバランスどころじゃないぞということで計画は失敗に終わり、キングギドラは真の怪獣王ゴジラに倒されエマ博士は散ります。ですが、スタッフロールのシーンではエマ博士の言ったとおり、怪獣のおかげで自然環境が復活していることが示唆されていきます。しかも、ゴジラを讃えるような珍妙な音楽と共に!

 

これはどういうことだろう、とちょっと考えてしまったのですが、「悪役の主張を実現させることで、人間側の理屈、善悪の境界を曖昧にしている」「その上で、自然に対する畏怖を呼び起こし、怪獣を崇め讃える」というシーンだったのかなと。いやー、すごい作家性を持っている監督だ。元々ドハティ監督は『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の芹沢博士に近い感覚を持っていたとの事なのですが、それが最も反映されているシーンと言えるのではないでしょうか。

 

怪獣と言う人智を超えた存在。スタッフロールにもそれが抜かりなく描き出されていました。

 

『初代ゴジラ』を踏まえて

今作を見て僕は思いました「先週、初代ゴジラ見といて良かった・・・!」と。

 

『初代ゴジラ』の芹沢は人類最後の希望としてオキシジェン・デストロイヤーを行使し、ゴジラと共に海へ消えました。今作の芹沢は、逆に人類最後の希望・ゴジラを助けるため、海へと消えていきます。んーこの対比の美しさ。これは芹沢の名を与えられた彼にしか出来ない役目でしょう。

 

ゴジラはまるで祭壇に祭られる神で、核兵器は捧げ物そのものだった。ここでもゴジラ信仰が表れていますよね・・・あんなにストレートに神として描くなんて(笑)でも博士本人は「わが友」なんて言ってましたが。

 

「オキシジェン・デストロイヤー」の名前が唐突に出てきたときは「えぇ・・・?」と思っちゃいましたが、ゴジラを復活させる伏線と考えれば納得できなくもないか。それにしても清々しいまでに何の説明もなかったな・・・

 

音楽も良かった。伊福部さんのゴジラテーマをアレンジしたBGM。あの音楽めちゃくちゃ良くて、1回聴いただけですごく耳に残るんですよね。ゴジラ世代でない僕は『シン・ゴジラ』初めて聴きましたが、あの音楽こそゴジラなんだなぁとスーッと入ってくるようなあの感じ。かっこいいアレンジになっていて素晴らしかった~。

 

これからの『モンスターバース』に期待

私はゴジラ詳しくないですが、ドハティ監督及びファンの皆の思いと、それだけゴジラシリーズが愛されているということが良く分かった。

ゴジラの荒々しさ、モスラの美しさ、キングギドラの神々しさ、そしてラドンのゴマすりクソバード感(笑)(なんでや、バレルロールで戦闘機落としまくったところとかカッコよかったやろ!)もう腹が一杯になる映画でしたね。素人じゃ食べきれないぐらい。

 

日本の熱心なファンは今後の『ゴジラシリーズ』がどうなっていくのかも気になるところではあるのでしょうが、僕としてはモンスターバースの今後が大いに気になります。来年の『Godzilla vs. Kong』にシリーズは続いていきますが、このままどんどん「広がる怪獣の世界」を見せて欲しいですね。なんか知らんマンモスもおったし!頑張れモンスターバース!俺は応援してるぜ!

 

 

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感想『ゴジラ』(1954) 【2019年5月鑑賞】

どうも、黒輔です。

 

最近Amazonプライム・ビデオにゴジラ映画シリーズが大量に追加されてまして、これを機に今まであまり見たことのなかったゴジラシリーズを見てみようかなと。

 

ゴジラ

 

ゴジラと僕

僕は世代的に、2004年『FINAL WARS』から2016年『シン・ゴジラ』の、ゴジラ空白期間を過ごしているんですよね。小さい頃ハム太郎と同時上映してたヤツを観に行った記憶が・・・ぼんやりとあるぐらい・・・

 

もちろん『シン・ゴジラ』は見に行ったし『GODZILLA (2014)』も後追いで補完しましたが、他にちゃんと見たやつは無いですねぇ。

 

怪獣に魅力を感じ、怪獣に詳しくなっていく少年というのも世の中には沢山いらっしゃいますが、僕はあんまり興味が湧かなくて・・・どうも幼少期〜中高生ぐらいの僕にとって怪獣はウルトラマンに倒されるキャラという以上の認識はなかったみたいです。(好きな方、すいません)

 

流石に全く知らんのもアレだなぁと思い、初代ゴジラくらいは見るか・・・という感じで鑑賞いたしました。折角なので、素人なりに見た感想を書いてみます。

 

シン・ゴジラ』の原点・原典として

まず率直に思ったのが、『シン・ゴジラ』って本当に『初代ゴジラ』の流れを汲んだ作品なんだ、ということ。

 

時系列こそ繋がっていない作品ですが、物語が淡々と?粛々と?進行していく雰囲気がとてもに通っているなと。もちろん、『初代ゴジラ』より『シン・ゴジラ』の方がよりドキュメンタリー風に張り切っているという違いがありますが、非常に似たものを感じました。

 

物語の大まかな流れもちょっと似てますよね。後年の映画のように他の怪獣と戦ったりしないで、出てくるのはゴジラ1体。一回出てきて海に帰るところとか、人間から攻撃を受けて熱戦を吐くところとか・・・ あと国会議事堂をぶっ壊す所なんかは「内閣総辞職ビーム」が頭をよぎりました(中の人たちは多分避難していると信じたいが) 

 

加えて、公開当時の決定的な厄災の後の社会を反映しているという共通点もあります。

『初代ゴジラ』は太平洋戦争の終戦から10年と経たない頃の映画という事で、当時の世相を思い起こさせるシーンが沢山ありますし、ゴジラそのものが戦争や原子力兵器開発による悲劇の象徴、もしくは怨念の具現化などとして描かれていますよね。かなりアプローチが直接的なんで、海外版ではカットされたセリフもあるんだとか。

 

対して『シン・ゴジラ』は東日本大震災及び原発事故から5年経った頃に公開されました。作中では、『初代ゴジラ』で山根博士が放ったような直接的なセリフはありませんが、あの圧倒的な破壊シーンや、ゴジラの発する放射線への言及を見て震災を連想した方も多かったはずです。

 

シン・ゴジラ』は僕の中でも結構好きな映画ですが、その重要なエッセンスがきちんとこの『初代ゴジラ』に流れているんだ!ということを確認できて、感極まれりでした(笑) オールドファンからしたらナンセンスな見方かもしれませんが、逆順で鑑賞した者の感想ということでひとつ。

 

芹沢博士の葛藤

人間ドラマの部分もなかなか深みがありました。オキシジェン・デストロイヤーの使用に葛藤し、そして悪用を防ぐためゴジラと運命を共にする芹沢博士。彼が自らロープをナイフで切ったカットでは思わず僕も声を上げてしまいました。

科学をどう使うか?というのはとても重大なテーマですが、この戦後間もない時期ということを考慮すると一層深みが増します。

 

恐ろしい兵器を世に送り出すのは絶対にしたくないが、目の前の悲劇も放置できない。芹沢博士というどこまでも善であり繊細である男がそれ故に悲劇的な結末を迎えてしまうのは、とても見ていて辛いものがありました。当時、「人間ドラマが不要ではないか」という批評があったそうですが僕は絶対必要だと思いますね。

 

同じく葛藤していた博士といえば、山根博士もそうです。「ゴジラは研究対象にするべきだ」という言葉は一見、目の前にある現実を見ていない発言のようにも取れます。

 

ですがゴジラを戦争や原子力兵器として置き換えてみると、「悲劇をただ避けたり、排除してしまうだけでは臭い物に蓋をするが如くであり、なぜそういう事が起こるのかをしっかり考えなくてはならない」というニュアンスにも取れてきます。だからこそ「あのゴジラが最後の一匹とは思えない」というセリフに繋がるのではないでしょうか。

 

日本特撮の原点として

個人的にはしばらくCGCGアンドCGな映画ばっかり見てたんで、古き良きミニチュア特撮映像に触れるのは久々でした。

 

迫力は十分でした。山の向こうからゴジラの顔だけ見えるカットとか、巨大感バリバリでしたし、建物が爆発するシーンとかも凄い(語彙力・・・) 鉄塔がぐにゃりと曲がる所とかはどうやって撮影したんだろう? 

 

ちょっとだけ「流石に古いな〜」となってしまったシーンがありまして、車の転倒がおそらくストップモーションで表現されていると思うのですが、ちょっとチープに感じてしまったんですよね。味があるといえばそうなのですが・・・  

 

もちろん、総合的には凄い映像でした。きっと当時の人々は度肝を抜かれたでしょう。是非世代の人に感想を聞いてみたいですが、しかし、初代ゴジラ世代となると、少なくとも70歳よりは上の年齢の人なのか・・・

 

映像といえば、白黒映像というのもそれっぽさを増していて良いですよね。昔の戦争の記録映像なんかは大体白黒ですから。カラー映像が当たり前になった現代から観ると、ゴジラは決して空想の存在ではないぞと、そういう見方すらできるんじゃないでしょうか。それはそれとして、是非カラーでゴジラが暴れるシーンを見てみたいという思いもありますけれど・・・

 

 そんなわけで『ゴジラ』すばらしい作品でした。全部見るのはなかなか大変そうですが、これからもちょくちょくゴジラシリーズを鑑賞していきたいですね。

 

ゴジラ

ゴジラ

 

 

感想『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』第1話~第10話 北米のレンはイイ奴だった!

 

『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』を皆さん視聴しているだろうか。

 

仮面ライダードラゴンナイトとは?

デデッデデッデデデデフヨーンテッテテレーwwwwwwwwwwレッツラーーーーーーイwwwwwwwwwwwwクァーメンライダードゥラゲンナイッwwwwwwwwトゥギャザーウィーキャンファイトゥーファイッwwwクァーメンライダードゥラゲンナイッwwwwwwwwトゥギャザーウィーキャンファイトゥーファイッwwwレッツラーーーーーーイwwwwwwwwwwwww

 

というOPが有名?な『仮面ライダー龍騎』の北米向けローカライズ版です。『パワーレンジャーシリーズ』のように長期シリーズ化が期待されたものの、視聴率や玩具売り上げが振るわなかったという曰くつきの作品。先日auビデオパスで配信された『RIDER TIME 龍騎』のヒットを受け、東映YouTubeチャンネルで毎週2話ずつ配信されています。

 

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【ネタバレ注意】『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』第1話 「Advent Again」感想! - 黒輔処理場

 

実は今まで見たことがなかったので、この機会に視聴しなければと、頑張って追いかけているのですが・・・

 

いや、これ結構面白いのでは!?俺は好きだぞ!

 

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第10話までの配信が終わったこのタイミングで面白いポイントをね、書いていけたらなと。

 

北米のレンはいい奴

レン/仮面ライダーウイングナイトは、日本版の秋山蓮/仮面ライダーナイトに相当するキャラなのですが、ツンデレキャラで彼の正義の持ち味が分かりにくかった蓮とは違って普通にいい奴なんですよね。

最初こそ一般人を巻き込みたくない一心で主人公キット・テイラーを突き放したり、モンスターの謎を追う女性・マヤのカメラをぶっ壊したりするんで、「蓮と似たようなキャラかな・・・」という思うのですが、段々とレンのキャラが分かってきたり、キットとの関係が進展してくると、違いが際立ってきて面白いです。

吹き替え版の声優が秋山蓮を演じていた松田悟志さんなので、彼が全く言わなさそうなことを言ったりしてると笑うんですよね。「2人で一緒にゼイビアックスを倒そう。2人なら力も倍増だ!」とか秋山蓮なら絶対言わないでしょ。

 

北米のレンは生身でも強い

グラサンに革ジャンというかなりターミネーターっぽい姿で登場するレン。似てるのはたまたま・・・?ありがちな服装といえばそうかもしれない。ターミネーターは未来から転移してきた者、レンはベンタラという異世界からやってきた者なのでちょっとオマージュ入ってるのかもしれない。(別の場所からやってきた者同士?)

変身しなくても強そうなんですが、一人で鍛錬しているシーンが入っていたり、「パーティー会場をお探しか?ここだぜ」とか言って生身でギガゼールに戦いを仕掛けて撃退するという強さを発揮(第7話)。洋ドラっぽいスカしたセリフも相まってこいつはカッコイイ・・・お気に入りのキャラになった。

 

ストーリーはシンプルに

人間模様が複雑だった『龍騎』とは違って、異世界から侵略してくるゼイビアックス将軍から地球を守るため、また意識不明に陥っているキットの父を助けるカギを探すために戦うという中々シンプルなストーリー。

 

元ネタの龍騎の方が奥の深いドラマが展開されて好きだという人も多いと思うのですが、個人的にはこういうシンプルな話が心に染み渡るというか・・・これはこれで、面白いと思います。何よりキットとレンが基本良いコンビなのが見てて嬉しい。ただ、これは原典の龍騎を前提にした上での感想なので、ドラゴンナイトだけ見るとイマイチ面白くない、っていう意見もあるかもしれません。実際本国では不評だったようですし。

 

以下、登場したライダーについて一言二言

 

仮面ライダーインサイザー

原典のシザース。第2話後半~第4話で登場。原典通り、すぐ亡くなってしまった・・・・・・ただ北米版では3話にまたがって出てきますからね。「戦いに負けたライダーは死んでしまう」というのを見せつける役割はアメリカに渡っても変わらなかった模様。蟹さん不遇すぎるよ!

ドラゴンナイトでは「死亡した」とは表現されず(表現規制?)「ベントされた」と表現されてますが、復活は今後ありうるのか。

インサイザーの戦闘シーンはほぼ日本版の流用だったのがちょっと残念。

 

仮面ライダートルク

原典のゾルダですが、絶妙な立ち位置だった北岡さんとは違って今作では悪役。第6話ぐらいから本格登場。

キットを騙すことでドラゴンナイトとウイングナイトを仲間割れさせようとするのですが、吹き替え声優がウラタロスを演じていた遊佐さんってのが狙ってるんだか狙ってないんだか・・・言葉の裏には針千本、千の偽り万の嘘ってか。

 

この仲間割れ展開は3話ぐらいで終わるのかと思いきやもうちょっだけ引っ張ってましたね。ただ、トルクがブチ切れてボロを出すのが仲間割れ解消のキッカケってのはなんだかなと。もう少しカタルシスがあれば・・・ それでもキットに文句を言わないレンに涙。

 

仮面ライダーキャモ

原典のベルデ。第8話と第9話に登場。SPにしか出てこなかったライダーですが本編にしっかり登場は良いですね。新撮の戦闘シーンもあっただけに、割とアッサリ退場したのが残念。

 

仮面ライダートラスト

原典のガイですが、芝浦とは違って結構正々堂々とした人物なのが良き。完全にゼイビアックス将軍のとばっちりでレーサー人生を断たれているのでかわいそう・・・

説得できれば味方にできそう感もありますが、どう転ぶのでしょうね?

 

仮面ライダーストライク

原典の王蛇。表の顔はJTCという、凄腕のハッカーでマヤにモンスターにまつわる情報を提供してくれるのですが裏の顔はゼイビアックス将軍の部下。まあ声でバレバレなんですが・・・

いまいち真の目的が分からないのですが、浅倉とはまた違ったアプローチで物語を引っ掻き回してくれそうだと期待しております!

 

という訳で海外版龍騎、これからの配信も楽しみにしていきます。

 

figma 仮面ライダードラゴンナイト

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感想『仮面ライダージオウ』キバ編/第35話・第36話 【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。 

 

仮面ライダージオウ、キバ編も消化ということで。

 

いやほんと今回、何だったんだろう。これはキバ編だったのだろうか。というか仮面ライダージオウだったんだろうか。この回の一番のレジェンドキャストって、井上敏樹だったんじゃないのか。キャストじゃないけど。いや、もしかしたら結婚式の客とかに紛れ込んでたりするかも。

 

では、キバ編振り返りです。

 

 

運命・ウェイクアップ!

キバ編まとめ

  • 殺人罪で捕まっていたが、自らの冤罪を訴える北島裕子はアナザーキバとなり脱獄。事件の関係者に復讐を開始し、さらに世界の女王となり法を改正しようと目論む。
  • ソウゴは北島裕子が自分の初恋の人ではないかと確信する。
  • 突如仮面ライダーギンガが飛来し、ソウゴらとタイムジャッカーと共同戦線を張る。
  • ソウゴは共にギンガを打倒すること、裕子に復讐をやめるよう説得するが結局聞き入れられなかった。また、裕子は自分の嘘を本気で信じ込んでしまう人間だった。
  • ソウゴは次狼からキバライドウォッチを継承するが、アナザーキバに対して使用をためらってしまう。
  • ギンガを打倒し、ウォズはギンガミライドウォッチを入手、ウォズギンガファイナリーへ変身してアナザーキバを倒す。
  • 北島裕子はオーラに殺害される。ソウゴは悲しみに暮れ、通りすがりの女性に「初恋の人」の面影を重ねる。

 

これはキバ編だったのだろうか

話の雰囲気がキバっぽかったというのはありますが、ブレイド編・アギト編・響鬼編が「あれからX年経過した登場人物」を描いていたのに対し、このキバ編は渡のことも音也のことも全く触れられてない(強いて言えば次狼がそれっぽい台詞を言ってましたが)ですし、面白いっちゃ面白かったケド結局何だったんだろうこれは・・・という感想が残ってしまいました・・・全く何なのか分からんかった・・・

 

もちろん井上敏樹脚本の特徴がこれでもかってぐらい現れてるのですけど、それを以ってキバと出来るかどうかは人によって意見が分かれるのでは無いかなと。瀬戸康史くんが不在なのは仕方ないですが、せめて存在に触れるぐらいは・・・

 

というか、どっちかというと第1部の話の構成に近い感じだったかもね今回。

 

仮面ライダーギンガとは何だったのか

突然出てきて、普通に倒された仮面ライダーギンガ。「次狼の見た隕石の光景が、ギンガと見せかけて・・・」というミスリードの形で次回のカブト編とリンクするのかもしれませんが、仮面ライダーギンガ自体が何なのかってのは完全に投げっぱなしでしたね。清々しいまである。「純粋な力」ってそれは仮面ライダーなのだろうか。

 

ソウゴの現実改変能力で無意識の内に作り出した敵、っていう解釈が一番しっくり来ますけど、本当にキバ編にねじ込まれただけだったので何といったらいいのか・・・

 

 

北島裕子とマンホール

マンホールを武器に戦う女。マンホールの重さは40kgでキャプテン・アメリカの盾の約6.7倍の重さ。怪力すぎるわよ。これだけでもキタムランド以上にインパクトを残したゲストキャラになったんじゃないかなと思うのですが。

 

なぜマンホールが武器なのか?というのは、僕は絵面のインパクトに押されて何も分からなかったのですが、「自分の嘘を都合よく信じ込む、都合の悪いことは忘れる現実逃避」が転じて「臭い物に蓋をする」ことからきているのではないか、という解釈が1番腑に落ちたのでここに紹介しておきます。ただ、マンホールを投げるのは常人の発想ではないよね・・・

 

さて、この北島さんの「自分の嘘を都合よく信じ込む」という困った体質、ソウゴの現実改変能力と紙一重だと思うんですよね。自分にとっての現実を変えてるのは確かですから。「女王になる」という点でもソウゴと共通していますが、このような人物を描くことでソウゴのキャラを際立たせているのはうまいですね。

 

ソウゴはやっぱりクレイジー

 それなりに人間味を増してきた感のあったソウゴでしたが今回は怖かったですね。

 

やべーやつだもんだって。元々友達がいなかったから、優しく接してくれたお姉さんに憧れを抱いていた。初恋と言うのかどうか良く分からないが、これはまあいい。その人に「セーラさん」という呼び名をつけるのも分からなくもない。

 

しかし、アナザーキバとなった北島裕子を初恋の人だと思い込み、さらに彼女の死に際に呼んだ名前は「セーラさん」だ。結局、ソウゴは自分の中の「セーラさん」に恋していたのであって裕子のことは(究極的には)どうでもよかった。妙に美しくいい話風に描いているだけに、この関係の異常さが浮かび上がってくる。

 

最近はソウゴくんも序盤の浮世離れした感じからだんだん地に足ついてきた感がありましたが、ここに来て再びクレイジーというか、サイコっぷりが描かれるとは。東映公式には「王様になるため、またひとつ感情を噛み締めた」とありますが、こんなに独善的で自己完結的な恋愛感情もそうそうないですよ・・・

 

その他

・ジオウトリニティが登場してしばらく経ちましたが、ジオウⅡを活躍させてくれるのは嬉しいですね。トリニティは3人が1人なってしまうので、単純に以前のフォームを食わないところが演出上の強みなのかなと。

・当 て に な る の か ニ ャ ?

 

キバ編の次はカブト編ですね!

加賀美も矢車兄貴も殆ど変わってなかったですね!

 

えっ・・・影山・・・!?

 

 

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仮面ライダージオウ VOL.9 [DVD]

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仮面ライダージオウ DXキバライドウォッチ

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変身ベルトは、『CSMブレイバックル』でついに完成を見た【変身ベルト史】

どうも、黒輔(@KuRoSuKe404)です。

 

色褪せない変身ベルト

仮面ライダーの象徴たる変身ベルト。もちろん、玩具展開においても主力商品となります。ここ10年くらいでは変身ベルトに付随する「アイテム」も、同じく主力商品となりました。コレクション性を強調し、「劇中と同じものが欲しい」「集めたい!」という心をいい感じに刺激してくれます。

 

思えば変身ベルトは、いかに「劇中のギミックを再現するか」という点に苦心し、そして進化の一途を辿ってきました。そして、放送終了から10年、15年経って、当時の技術では不可能だったギミックが再現されたベルトが発売されることも。その事実が、「『変身』は色褪せない」ということを感じさせてくれます。

 

今回メインで取り上げたいのは、2004年放送の『仮面ライダー剣』の変身ベルトであるブレイバックル。15年経った今年、大人向けシリーズ「コンプリートセレクション・モデフィケーション(CSM)」で発売されました(受注終了・7月発送)。

p-bandai.jp

 

仮面ライダーブレイド DX変身ベルト ブレイバックル

仮面ライダーブレイド DX変身ベルト ブレイバックル

 

 

 

これ以前にも数多くのCSMが発売されファンを驚かせていますが、僕はこの「CSMブレイバックル」の発売をもってようやくブレイバックルは完成したといえる、と思っています。さらに言えば、『変身ベルト』それ自体がこのCSMブレイバックルを以って完成したとも言えるでしょう。

 

変身ベルトの進化の歴史を軽く振り返りながら、CSMブレイバックルという商品の意義についてお話しできればと思います。

 

↓忙しい方はブレイバックルの話まで目次から飛んでくださいな

 

※2019.5.10 加筆修正済み

変身ベルト史・昭和ライダー

先ほども書いたとおり、玩具としての「変身ベルト」の歴史は、「いかにしてTVを再現するか」という戦いの歴史でした。

 

最初の方に出た変身ベルトの玩具は、光らない回らないでなんともお粗末なものだったんだそうです。そこで、ポピーという玩具会社の社長が「光る・回る」仕様に改造したところ、近所の子供の間で大評判に。このエピソードが、「光る!回る!変身ベルト」の発売につながったんだとか。これが380万個も売れたというのだから驚きです。

 

これ以降、変身ベルトにギミックを付加し、TV番組でかっこよく演出。(Xライダーのライドル、ストロンガーのコイルアームなど)それを再現したおもちゃを売り出す、というビジネスモデルが発展していきました。

 

しかし、玩具である以上、絶対に何かしらのスイッチを押さなければ変身音を鳴らせません。変身ポーズをとってその後に何かのボタンを押すのはなんとも興ざめ

 

その問題の解決手段として提示されたのが・・・「テレビパワー」でした。

 

テレビパワーDX変身ベルト

変身ベルト史の中でも特筆性があるのがこの『仮面ライダーBLACK』のベルト。

 

なんと、TVで南光太郎(演:倉田てつを)が変身するシーンの「光」に反応して自動で変身音が鳴るという画期的な代物でした。もちろん、自分でスイッチを押すことでの起動も可能です。最近の玩具でもあまり見ない、テレビそのものとの連動。南光太郎と一緒に変身できる。当時の子供たちはワクワクしたんじゃないでしょうか。

 

ただ、毎回テレビパワーでは飽きられるとバンダイが考えたのか、次回作『仮面ライダーBLACK RX』にも引き継がれていません。代わりに、ブレスレット型アイテムとベルト本体を電波で連動させるということをやってのけています。「DXドライブドライバー」や「CSMファイズギア」にも通じる発想です。

 

変身ベルト史 クウガ・アギトと龍騎ファイズ

2000年になって登場した「平成ライダー」。もちろん変身ベルトも復活です。

 

クウガ・アギトは中心部が「光る・回る」ので、まだ「元祖変身ベルト」の原型を残しています。・・・大きな転換は、「変身シークエンスの中にスイッチ操作が織り込まれている」ことでしょうか。

 

COMPLETE SELECTION MODIFICATION HENSHIN BELT ARCLE(CSM 変身ベルト アークル)仮面ライダークウガ

クウガの変身ポーズにはご存知の通り、ベルト側面上部の「黒い部分」を押す動作が入ります。もちろんあからさまに押してる感じではなく、あくまで「変身ポーズ」に取り入れています。

とはいえ、改めてみると「おもちゃのスイッチ感」があって「アレ?」ってなるかもしれません。バックル部にある、赤・青・緑・紫のフォームチェンジボタンも、玩具では事前に押す必要があります(TVでは主人公の意思で自在にフォームチェンジするので、操作はしません)

 

ちなみに、ベルトに取り付ける追加アイテムもクウガが元祖で、のちのライダーに引き継がれています。

 

トリプルフラッシュ DX変身ベルト 仮面ライダーアギト

アギトの「トリプルフラッシュDX変身ベルト」(オルタリング)はベルト側面全体がボタンになっており、デザインとしてはより自然になっています。カラーリングもよりヒロイックでカッコイイです。

 

ただ変身ポーズの「最後に腰を叩く」というのはちょっと玩具的な都合が見え隠れしているとも言えます。(その直前までの動作はかっこいいだけに・・・)

 

仮面ライダー龍騎 COMPLETE SELECTION MODIFICATION V BUCKLE & DRAGVISOR(CSM Vバックル&ドラグバイザー)

さらなる転換点はこの「Vバックル」と「アドベントカード」。従来の「光る・回る」から脱却して、カードデッキをベルトに差し込めば変身完了です。ベルトこそ鏡から出現せず、自分で巻く必要はありますが、「劇中でのギミック・動作」はかなり「玩具で再現可能」になっています。

 

ドラグバイザーはDXもCSMも持っていましたが、「カードを引き抜いて読み込ませる」→「必殺技の発動」という具体的な操作を再現できるので、なりきり玩具としての楽しさはここで格段にアップしたんじゃないでしょうか。カードの絵柄もカッコイイし、デッキも集めたくなります。

仮面ライダー555 COMPLETE SELECTION MODIFICATION FAIZGEAR CSMファイズギア

 

ファイズドライバー」が大ヒットしたのは言わずもがな。変身や必殺技の発動シーンはカット割りが細かく、購買意欲や再現意欲を刺激します。

 

DXブレイバックルの欠点

 

COMPLETE SELECTION MODIFICATION BLAYBUCKLE & ROUSEABSORBER 『CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー』 仮面ライダー剣

 

 さてようやくブレイバックルの話ができます。この玩具の欠点、というか『剣』という番組の演出上の問題点でもあるのですが、僕が感じら問題点は、「劇中の変身シークエンスを最後まで再現できない」ことかなと。(ブレイバックルに思い入れが深い方はごめんなさい)

 

人によって意見が分かれるとは思うのですが、僕はブレイドの変身って、畳(オリハルコンエレメント)を走り抜けるところまでが変身ポーズだと思ってます。かなり印象深いですよね。ただもちろん、畳はCGで描写されてるので、玩具では再現できません。ここが、555までと少し違うポイントなのかなと。

 

あの変身シークエンスはかっこいいし大好きなのですが、同時におもちゃがショボくみえてしまう一因になっているのではないでしょうか。

 

余談ではありますが、「DXブレイバックル」は「取り合えずレバー引けば『ターンアップ』が鳴る」という今見るとちょっと微妙な仕様ってのもありますね。(子供の頃遊んだときは、それでも十分楽しめたものですが・・・)カード入れなくても、変身後の状態からレバーを引いても、とにかくレバー引けば「ターンアップ」が鳴ります(笑)

 

「ベルトを締めた時点で待機音が鳴り始める」っていうのは良いポイントなんですけどね。数字としての結果も、あまり芳しくなかったようです。

 

変身ベルトの完成

 


CSMブレイバックル スペシャルムービー

 

変身ベルトが追いかけてきた「劇中再現」という命題は、この「CSMブレイバックル」でひとつの到達点となったのではないでしょうか。

外付けアイテムという形ではありますが、CGだったオリハルコンエレメントを現実世界で再現できるようになったのですから。さすがに、空中への投射はできませんが、ひも暖簾にでも投射すれば走り抜けられるし、入手もしやすいです。

 

 変身シークエンスを最後まで表現できるようになったことで、ブレイバックルは15年越しに完成したんじゃないかな、と。もっと言えば、本当の変身ベルトがここにようやく登場したとも言えます。

 

さらに変身ベルトは、劇中セリフやBGMを入れることで、「ギミック再現」どころか「世界観の再演」という新たなステージに、既に到達しています。これは非常に興味深い変遷です。仮面ライダーの象徴たるベルトにこのような意味を持たせるとは、最初に考えたバンダイ社員さんは偉大ですね。BGMが有るだけでテンション爆上がりです!

 

これから玩具に使われる技術もどんどん高度化していくのでしょうか。今はCSMに湧き立ってますけど、これがショボく思えるくらいに進化していって欲しいですね。

 

今回はここまで。また次回!

 

 

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感想『仮面ライダージオウ』響鬼編/第33話・第34話 ~細川氏不在ゆえの存在感【ネタバレ注意】

どうも黒輔です。

 

仮面ライダージオウ』も響鬼編が終了となりました。残りは1クールとちょっとですか・・・早い・・早くない・・・?

 

元号が変わるタイミングで「どうしても世代継承のテーマを扱いたかった」という製作側。うまいことスケジュール合いましたね。平成ライダーってつくづく偶然に助けられてるコンテンツだなと思います(笑)

 

細川茂樹さんは出演とはなりませんでしたが、弟子の桐矢京介役・中村優一さんが久々に出演し、「継承」に相応しい話となっていました。

 

前回のアギト編の記事はこちら↓

【感想】『仮面ライダージオウ』アギト編/第31話・第32話【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場

 

一之巻「響く鬼」

響鬼編まとめ

  • アナザー響鬼が出現。正体はソウゴの級友で、響鬼の弟子だった鼓屋ツトム。
  • 響鬼と名乗るのは、自身もヒビキの弟子だった桐矢京介だった。
  • しかし、トドロキは京介を「響鬼になれなかったただの鬼」と痛烈に咎める。
  • 京介は鬼の掟に反してツトムを庇う。
  • ウォズは誕生日を迎えたソウゴの祝い方に悩み、さらにツクヨミに「あなたは自分が楽しんでるだけ」と指摘されて本気で落ち込む。
  • トドロキに一時的に弟子入りしたウォズは師匠との会話の中で吹っ切れる。
  • ソウゴとツトムの関係を知った京介は、自分のヒビキの背中に追いつけない苦しみを打ち明けるが、同時にツトムの思いを知る。
  • 京介の思いに呼応し響鬼ライドウォッチが生成され、京介は響鬼に変身。
  • ツトムは再び京介に弟子入りし、トドロキもまたそれを見守る。
  • ソウゴの誕生日パーティー。そして次のレジェンドはキバ。

 

仮面ライダー響鬼について

ブレイド、アギトに続いて響鬼編ときました。響鬼のオリキャスがライダーにカムバックするのは、ディケイド以来でしょうか?私も響鬼は楽しく見ていたので、懐かしいです。ただ、放送当時から見直せておらず、あまり記憶にない・・・

 

ひとつ覚えてるのは、やはり幼いながらに後半の路線変更を感じていたということ。響鬼、「なんかデザインも全然違う!変身前の名前も普通の苗字・名前じゃないしデカい敵と戦ってる!今までのライダーとは違うぞッ!」と感じていたのですが、敵が普通の人型怪人が多くなったのが残念に感じたんですよね。それだけ覚えてる。

 

 

ウォズ、悩むの巻

ジオウ側のストーリーでは、ウォズが主役でした。自分のアイデンティティの危機に直面しているわけなので本人的にはメッチャ深刻。とはいえ、「主の誕生日をお祝いしたい」という所から出発しているので、神の視点から見ると微笑ましい。お前乙女かよ・・・

 

あとウォズに痛烈な指摘をしたツクヨミが他人事のように「ウォズ悩んでて面白かったわよ」とあっけらかんとした態度なのもクスッときました。君そういうところだよ。めっちゃツクヨミらしさがあるけど。

 

この時期のサブライダーはネタキャラ化しやすいみたいな話がありますが、ウォズは1話から面白キャラなところがあるので・・・あんまり違和感なかったですね。

 

「あなたが側にいる事こそが最大の祝いだ」という着地点は、どことなく響鬼っぽさもあって良かったのではないでしょうか。特に、今まで交友関係の少なかったソウゴだからこそ、何気ない日常が尊いでしょうね。トドロキからザンキさんへの言及があったのも嬉しかった。

 

京介の継承

なぜ京介は響鬼を継承できなかったのか。それは彼自身が「ヒビキさんに追いつけない」と苦悩していたから。彼自身のこだわり、葛藤の問題だったんですね。

正式に継いでもいない「響鬼」を名乗ったのは、その心の裏返しでもあるのでしょう。

 

ただ、ツトムにとっては、京介は立派な師匠だった。京介もツトムに救われていたことが分かった。弟子を持つことで師匠も成長できる。そして京介は京介なりに「一人前の鬼」になっていたんだと。京介はやっと自分を認めてあげられたんですね。

 

鬼とは生き様のこと。それが君の響きだよと言わんばかりに後光が差し、「輝」が流れる。ライドウォッチの力で一時的に響鬼になった京介は、弟子のツトムと共にこれからも修行を続けていくのでしょう。京介、良かったなあ。ヒビキ役細川茂樹さんは出演とはなりませんでしたが、十分に存在感を感じさせるストーリーでした。

 

今まで師匠が偉大すぎて弟子を取らなかったトドロキも、京介を見てその気が変わりつつあるみたいだし、色々自分を見直すきっかけになったのかもしれません。トドロキさんならきっといい師匠になれるよ~。日菜佳さんがご存命なのも泣けます。(演じた方は『響鬼』終了から数年で鬼籍に入られてしまっているので...)トドロキ周りのセリフは丁寧でした。

 

10年以上経ったからこそできる「響鬼」のアフターストーリーだったのではないかと思います。

 

ゲイツの山盛りご飯

平気でリバイブつかってるゲイツ君、君本当に大丈夫なんですか。実は鍛えててリバイブの反動に耐えられるようになってるとかなのかな。山盛りご飯もトレーニングの一環なのか。ちゃんと食うことは大事だからな・・・それとも、じつは内出血しまくってるとか?

終盤で思い出したように反動が来るとかやめてくれよいろんな意味で。

 

NEXTレジェンド

キバ登場!そしてキバット役の杉田智和さん出演・・・かと思いきや仮面ライダーギンガ役!?

キバ要素とギンガ要素がどう絡んでいくのかまったく予想がつきません。

 

キバ編の次くらいでジオウの最終フォームも登場になるのかな。こちらも気になりますねー。

 

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仮面ライダージオウ DX響鬼ライドウォッチ

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仮面ライダー響鬼 Blu-ray BOX 1

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感想『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』【2019年5月鑑賞】

どうも、黒輔です。

 

YouTube東映特撮Officialでプレミア公開された『仮面ライダーW FOREVER A to Z / 運命のガイアメモリ』(2010年8月) 視聴者は1万人を軽く超えており、改めてW人気を実感しましたねー。新しい元号一発目の鑑賞に相応しい傑作でした。

 

5月の末まで公開されているようなので、観てない方は下のリンクからどうぞ。

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ[公式] (GW特別企画) - YouTube

 

私も久々に鑑賞しました。折角なので短めに感想をまとめておきます。ちょっと否定的部分もあるのでご了承くださいな。2010年の作品ですが、未見の方はネタバレに注意してください。

 

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ

 

坂本浩一監督のアクション

この映画のいいところは「アクションシーン」だなと率直に思いました。

 

『W』がライダー初参加となる坂本浩一監督と言えば生身アクションだったり連続フォームチェンジバトルだったりといった特徴が挙げられますが、この映画で既にそれが特徴付けられていますね。同じく坂本監督が担当した『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』(2009年12月)では、子供心ながら「明らかに今までのウルトラマンとは違う映像」を感じてワクワクしたのですが、この劇場版Wを観たことで坂本監督のファンになりました。

 

ラストのW vs エターナルでの連続9フォームチェンジは、当時劇場で圧倒されましたね。(しかも、3Dで観ていたので)・・・パソコンの小さい画面で見ると流石に当時のような感動は得られなくて寂しかったですが、それでも見ごたえがありますよねー。Wやアクセルはフォームチェンジが少ないほうなので、最近のビルドやらジオウやらに比べたらまだ扱いやすさがあったんだろうな。やっぱりさーいろんなアイテムを使ってくれると「総力戦」感も出るし、画面もにぎやかだし、自分の中の子供心が湧き立つんですよね。特撮ヒーローとして一番大事な要素のひとつだと思います。

 

生身アクション。ファイヤーガールの印象が強かったんですが久々に観てもやっぱり彼女が一番動いてるように思えた。あと坂本監督の性癖が垣間見えるよね(笑)照井もエンジンブレード頑張ってぶん回してましたね。メタル・ドーパントのマッチョメンも肉体披露も良かった(笑)さすがウルトラマンガイアの中の人・・・翔太郎の「ホワァー!」も笑えるんだけどアレ高岩さんのアドリブだったりすんのかな。

 

ただ、生身アクションの量はこれぐらいがちょうどいいよなーとも感じました。初代『平成ジェネレーションズ』(2016年12月)は「なかなか変身せんな・・・」と思ってしまったもので。ちょっとくどかったかな。

 

大道克己については描写不足?

エターナル克己大道とNEVERについては『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』でだいぶ詳しく過去が描写されているんですが、この映画だけ観ると大道の目的や行動理由がいまいちよく分からないなと。「あれ?この敵役セリフはかっこいいけど何しに来たんだっけ?」って観ながら思ってしまいましたもん。

 

大道がNEVERなんで、市民を俺らと同じ死人にしてやる!ってのはまだ分かる。しかし、この映画の情報だけでは「じゃあなんで風都でやるのか?」という理由が良く分からないので、結局製作側の都合でしかないように見えてしまう。一応「ガイアメモリに囚われた箱庭を開放する」=「風都はメモリの実験場にされているから」という理由は言ってますけどね。また、彼なりに感じていたフィリップへのシンパシーも理由のひとつとして想像できます。ただ「エターナル」観ないと理解しきれない部分ではあります。

 

そうなると、最後の「街のみんなの声援を受けてゴールドエクストリームに進化する」「街を救ってきた仮面ライダーWが街に救われる」というシーンも弱く見えてしまうなと。せっかく良いシーンで、風が吹きW-B-Xが流れるという確定演出もあるのにもったいない。これあんまり気付きたくなかったな笑 鑑賞当時はひたすら興奮してましたよもちろん。

 

たぶん今作ではフィリップとマリアの話を主軸に置きたかったから、ここら辺は端折ったのかもしれません・・・もちろん『エターナル』観ればよいのですが・・・あと一言二言、説明が多ければなーと思わなくもなかった。NEVERたちも含めて、すごくキャラが立ってて良い悪役なんですけどね。松岡充さんの主題歌もめっちゃ泣ける良い曲なんだ・・・

 

切札の記憶

もうとっくに語りつくされたであろう名シーン。

「どうやら切札は常に俺のところに来るようだぜ・・・変身。」

 

う~~~~~んカッコイイな。翔太郎のキザな言動はここぞという点で活きる。「ガイアメモリと使用者は惹かれ合う」というのはこのシーンの直前でもきっちり示してますし(羽原レイカとヒートメモリ)、Wが使用するメモリで変身するドーパントと悪の「仮面ライダー」が立ちふさがるってのも「ヒーローが乗り越える試練の壁」として十分なんですが(いつだって乗り越えるのが難しいのは自分自身です)、さらにT1ガイアメモリを封じられてしまったという絶望的な状況を打開する、文字通り「最後のジョーカー」となる。いやカッコイイな。

 

使用者の身体能力や潜在能力を極限まで引き出す、というジョーカーメモリ。『風都探偵』では「使用者の感情が放つエネルギーにより性能の上限を超えた力が発揮できる」という特性が明かされました。道を切り開くのは、翔太郎の熱い心という・・・まさに翔太郎自身が切札であるような設定がすばらしく強い。「情を捨てられないハーフボイルド」な彼にぴったりなメモリなんでしょう。

 

まとめ

もうすこし色々書けそうなことはあるんですが、キリが無さそうなのでここら辺にしておきます。

落ち着いて鑑賞したことで見えてくる「アラ」のような点も思わず指摘してしまいまいましたが、僕はとてもこの映画好きですよ。「平成ライダー劇場版でおすすめといえば?」という問いには、今作を挙げる方も多いと思います。

平成2期の夏映画は各シリーズの終盤の時期ということもあり、各々の作品の魅力を凝縮した良作揃いです。その流れを作った、平成ライダーの歴史に残る作品だったのではないでしょうか。

 

 

 

 

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【感想】『仮面ライダージオウ』アギト編/第31話・第32話【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。

 

仮面ライダージオウのアギト編、無事終了しましたね。

 

 

どうしたスタッフ!?!?なんか悪いもんでも食ったんか!?!?!?!?

 

・・・ってくらい今までのレジェンド編と違った雰囲気でした・・・ 

BELIEVE YOURSELF が流れ出した時は本当に耳を疑ったと言うか、幻聴かと思いましたもの。「あれ、これホントにテレビから流れてる?」みたいな。

なんなら今でも集団幻聴だったんじゃないかと思ってます。(そんなのあるのか?)

 

しかもこのタイミングで(2019年4月21日)津上翔一役・賀集利樹さんの結婚発表ですからね。出来過ぎですよ。本当におめでとうございます。

 

前回の記事はコチラ

【感想】『仮面ライダージオウ』ブレイド編/第29話・第30話【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場

 

では、ジオウ・アギト編振り返りです。

 

アギト編まとめ

  • アナザーアギトが発生し、尾室率いるG3ユニットを襲う。
  • これを受けフランスで料理修行していた翔一が帰国。しかしスウォルツの罠だった。
  • 翔一のレストランAGITΩは存続しており、真魚もそこで働いているようだ。
  • ツクヨミに記憶が無いこと、ツクヨミとは仮の名前であること、ツクヨミに時を止める力があることが分かる。
  • タイムジャッカーの中で「本来、時を止める力を与えられている」のはスウォルツのみ・・・誰に?
  • アナザーアギトの増殖をWトリニティで阻止。アギトの力はソウゴが継承する。
  • ツクヨミは自分の出自について苦悩するが、同じく記憶喪失だった翔一からのアドバイスを受け、未来に進むことを決める。
  • ウォズはツクヨミの正体について何か勘付くが、詳細は不明。(オーマジオウの血縁者か?)

 

アギト・アフターとして

放送終了から17年経ったアギトの世界を可能な限りで完璧に描いていた、というのがもっぱらの評判ですが、私もその通りだと思います。

 

冒頭のG3ユニット演習から凄かった。アギトの1話冒頭ではG3を着た氷川が鉄球を撃ち落とす訓練をしてるところから始まるんですが、それに被せてくるとは。しかも字幕表示まで・・・

 

翔一・真魚・尾室といった面々、かなり時間が経っていてもお顔はそれほど変わらず、声も全く変わってないんじゃないでしょうか?「真魚ちゃん!」「翔一クン!」の声、あれホント当時のまんまで・・・

 

レストランAGITΩもしっかり登場し(後半でちゃんと飯を振る舞う)、2話の変身の再現もするという。これだけでもアギトリスペクトを感じられて良いですね。『ゴーカイジャー』『ウルトラマンメビウス』の丁寧なレジェンド回みたいな印象を受けました。描写が丁寧かつスピーディーで可能な限りネタを拾ってる。まさか沢木哲也の名前まで出るとは。

 

正直なところ、今までのジオウに対してはやっぱり寂しさ・不満もあって、それを何とか理屈をつけて納得させてきた面もあるのですが、実際に今回のアギト編を見せられると「もっとこういうのやって」と感じてしまいますねぇ。

 

私はアギトも結構お気に入り作品で、CSMオルタリングが出たら買いたいぐらいなのですが、その理由の1つが「ラストの爽やかさ」なんですよね。

 

平成初期5作品って結構ビターエンド多いんですが、アギトはその中で一番大団円に近いんじゃ無いかなと。もちろんどれも希望を残すエンドなんですが、決戦の後そのまま旅に出た五代の心情を考えるとしんどいし、真司の戦いは無かったことになっちゃうし、巧は余命短いし、剣崎は言わずもがな・・・

 

アギトはシェフになった翔一の笑顔で締めですからね。ジオウのスタッフも無難なアフターを作りやすかったんじゃ無いかなと思います。これでレストランアギトが潰れてて、翔一が路頭に迷ってる元料理人とかになってたらヤバイですけど。

 

総じて、アギトの正当な続編を見せてくれたようでとても良かったです。

 

できればタイムスクープハンター要潤にも出て、タイムジャッカーと闘って欲しかったですけどね笑。まあ翔一が代わりに?G3を着てくれたので良しとしよ・・・「ただの人間」がそれでも戦う武器としてのG3いいよね・・・

 

仮面ライダーアギト 第1話

ツクヨミの正体とタイムジャッカー

今回もしっかりジオウ側のストーリーが進みました。

 

ゲイツには苗字があるのになぜツクヨミには無いのか?と散々言われてきましたが、ツクヨミとは仮の名前であることが分かった今回。(もう少し前から言及してくれていたら・・・と思わなくも無い)

そして時間を止める能力。ツクヨミとは何なのか、タイムジャッカーとは何なのか。

 

いや、ほんとタイムジャッカーって何なんだ。もしかして、28話あたりの「スウォルツと少年ソウゴのシーン」って「力を分けた」んじゃなくて「ソウゴから力を抜き取った」んですかね。

それで、ウールとオーラという2人を適当に拾ってきて従えたみたいな。もしくは、スウォルツが実はオーマジオウと深い関係にあるのかも(そうなると今まで何でアナザーライダー作ってたん?って疑問が生まれますが)

 

そうなると、ツクヨミのオーマジオウ血縁者説にも信憑性が生まれてくるかと。でも、それだと「せっかく友達が出来た」ソウゴがちょっと可哀想ですねー。器のでかいソウゴならけろっとしてそうですが、内心何を思うのか・・・。

 

杉原監督のアクション

『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』でよく監督を担当していた杉原輝昭さんは今回ライダー初監督だったそうですが、アクションシーンの画がめちゃくちゃ凄かったですね!?

 

31話冒頭のガラスに叩きつけられるG3とかツクヨミの生身戦闘もアングルめっちゃこだわってたし、ガードチェイサーをぶった切るシーン、ゲイツリバイブ疾風&フューチャリングシノビの連携も映画かな?ってぐらい力が入ってた。光弾より早く移動できるとかドンだけ早いんだい疾風。

トリニティフォームの攻撃エフェクトも現代ならでは・・・。

極めつけはジオウトリニティ&アギトトリニティFのダブルキック。先輩後輩ライダーの共演としてこれ以上のド定番カットはないですよね。MOVIE大戦の必殺カットかよ・・・ってぐらいの並び立ちでした。特にアギトのトリニティフォームは2回しか出てこなかったですからね。(その後のオールライダー系で一回ぐらい出た気もしなく無くないですがどうなんでしょうね?)

 

NEXTレジェンド is ...

「アギト」のジオウへの組み込み方と本編リスペクト、そして戦闘シーン、どれもが高水準だったアギト編。確変かな?ってほどでした。

次回以降もこの感じでやってほしいですね。アギト編の次は響鬼編。まさかの桐矢京介が登場!?

 

そしてとある噂だと某ヤクザがジオウに脚本参加するとか... 楽しみですねぇ...

 

 

仮面ライダージオウ DXアギトライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXアギトライドウォッチ

 

 

 

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石ノ森萬画館『平成仮面ライダー20展』『クウガ握手・撮影会』行ってきた!

どうも、宮城県民の黒輔です。

 

今日は行ってきました「石ノ森萬画館」!!

f:id:kurosuke303:20190421101719j:image

 

目的はもちろん、「平成仮面ライダー20展」と「クウガ握手・撮影会」です!!

私(と友人1名)は10時半ごろに萬画館へ到着しましたが、既にたくさんの人で賑わっていました。「えー!めっちゃ人おるやん!」と目を丸くしてしまいました(笑)

ただ、入場者ではなくクウガ撮影会の待機列だったので、普段の日はスムーズに入れると思います。

 

というわけで、ネタバレを抑えつつのレポートです... どうぞ!

 

平成ライダー振り返り展示

クウガ』から『ジオウ』まで、作品のあらすじ・名場面 & 名ゼリフパネル・各ライダーの変身ベルト・アイテム展示・平成ライダーに関するクイズがなされていました。

 

内容はシンプルなのですが、一人ひとりのライダーのパネルを放送順に眺めていると、懐かしさ・思い出がこみ上げてしみじみと感慨深い気分になります。

 

僕はずーっと平成ライダーをダラダラ見続けているからか、「その年放送してたライダー」「その年の自分のライフイベント」「その年の世間の出来事」がどしても自分の中で繋がって記憶されてしまうんですよね。

 

これ僕だけかな???

 

例えば、「このライダーがやってた年、小学校入ったんだよな~」みたいな。

特にクウガからディケイドまでは、ちょうど年初めの1月始まりでしたからね。

年ごとの出来事と結びつきやすかったんですよね。

 

目を引く展示としては、「アギトのイコン画&解説文」やエグゼイドのバイクでもある「仮面ライダーレーザー Lv.2」などでしょうか。

さらに普段見れないであろう展示物として、「各平成ライダーのデザイン画」が・・・!

 

こうやって「製作の裏側」の前である「企画段階の資料」が見られるのは、とても心躍りますね〜。

 

常設展示には、昭和ライダー含めた全ライダーのマスクが飾ってあります!

とても精巧に出来ていて、ずっと眺めていたいくらいでした!!

 

(ブレイドのマスクは黄ばんでいませんでした笑)

 

もちろん『サイボーグ009』や『キカイダー』の展示もあるので、常設展示にもしっかり足を運んでくださいね。

 

トライドロンとコンティニュー土管

さて、石ノ森萬画館の外側には仮面ライダードライブの「トライドロン」と仮面ライダーゲンムの「コンティニュー土管」が飾ってあります(笑)

 

まずはトライドロンから

f:id:kurosuke303:20190421102428j:image 

やべーカッコいい。

真っ赤なボディに白い目でラインがヒーロー然としてて熱い進ノ介の姿とベルトさんのイケボが脳内に浮かぶようです・・・

 

座席にはきちんとベルトさんやシフトカー達も飾ってありました。

僕は平成2期だと結構ドライブ好きな方なので嬉しかったですね。

ところでこのトライドロンは動くのかな・・・?

 

そしてコンティニュー土管(笑)

 

沢山の子供と大人が新檀黎斗ごっこしてました。

 

・・・もちろん私もやりました。

この土管、結構色んなところを移動してるみたいで、私が撮った所とは違うところにあるかもしれません。探してみてください〜。 

 

クウガ握手・撮影会

大盛況だったクウガ握手会。 

まず驚いたのはその人気ぶり。

 

私が到着したからには1度目の撮影会が行われていたのですが、その長蛇の列に白目剥きました・・・

 

整理券配布では、1階から2階までの結構長〜いスロープが人で埋めるほどに並んでいて再び白目剥きました。

 

私(と友人)は何とか整理券を貰えましたが、来た頃には配布終了してた・・・みたいな方もいたかもしれないですね。 

 

初めは整理券配布場所を勘違いしてて、貰い損ねかけたもので・・・今後のイベントでも配布があると思うので、事前にしっかり確認を・・・

 

さて次に興味深かったのは客層の広さ。

実に幅広かった。クウガライドウォッチを持った子供、CSMアークル持参の若者、実はお父さんの趣味?みたいな家族連れ、クウガ縫いぐるみを持った女性の方々・・・

 

中にはディケイドライバー持参の方もいらっしゃいましたね(笑)

 

本当にたくさんの人にクウガは愛されてるんだなぁと感じ入ってました。

Togetterでまとめを作ったので是非どうぞ。(追記:編集部イチオシに選ばれました!)

2019.4.20 仮面ライダークウガ握手会 at.石ノ森萬画館 - Togetter

 

私も無事会えました。

緊張ってなんだよって話なんですが、並んでるうちになんかドキドキしてきてしまい・・・

テレビで見てるクウガが目の前で動いてるなぁとか思ったり、先に握手してる人たちがめっちゃ嬉しそうにしてたりしてるの見ながら、芸能人とかアイドルの握手会に並んで「推しが尊い😭」などと言ってる人の気持ちが少し分かりました笑笑

 

クウガ、カッコ良かったです(語彙力低下)

足がなげぇし、ボディのメタリックレッドの光沢、、複眼とベルトのクリアパーツの反射が美しいこと・・・

 

ファンサービスにあふれたクウガでした。MCや整理券のスタッフさんもホントお疲れ様でした・・・

 

石巻について

スタンプラリーでは、館内のほかに周辺施設を回ることになります。

 

言われるまでもなく、石巻は海沿いの街ですので、東日本大震災とそれに伴う津波では大きな被害を受けました。 

 

周辺施設にはその震災時の記録や復興の経過を伝える展示が多いのですが、軽くでも良いのでその展示を見て頂けたらなと思います。

 特に連休中には、遠方から来られる方も多いと思いますので、しっかりと記憶に残して頂けたらと思います。

 

まあ、沢山震災の展示があることについては、いつまでも辛い記憶に囚われているようにも見えて思う所はあるのですが、忘れ去って良いことでもないからね。   

 

私自身は震災でそこまで大きな被害は受けていませんが、同じ県民としてお願いします

m(_ _)m

【もう7年半】東日本大震災回顧録 - 黒輔処理場

 

石ノ森萬画館の中にもレストランがあるのですが、バカみたいに混んでたので友人と相談し、外に出て飯屋を探すことに。(コラボメニューは大人気で売り切れ御免って感じでした)

f:id:kurosuke303:20190421112000j:image 

こちらは石ノ森萬画館近くにある、「石巻元気いちば」でのランチです。

魚介系のラーメンで、あっさりとした感じの味でした。(700円)

牡蠣のカレーなんかもあるので、観光ついでに周辺施設でランチを食べてみては。

 

写真は忘れてしまいましたが、近くのカフェでソフトクリームも頂きました。

twitterによると、オダギリジョー氏がモデルになってる広告が貼られてる店があるとか・・・

 

 

駅から萬画館までは、15分かからないくらいです。

 

 

というわけで、石ノ森萬画館&石巻についてのレポートでした。6月の頭まで開催してるので、ぜひ宮城旅行に来て下さいね。

 

 

平成仮面ライダーシリーズ・レジェンド&オリキャス出演状況まとめ!

どうも、黒輔です。

 

平成の時代も、平成仮面ライダーももうすぐ「終わり」を迎えますね。

 

クウガ』から『ジオウ』まで。

約20年という、ずいぶん長い歴史を積み上げてきた平成ライダー

そんな中で、最近は新規参入される方や、クウガ以降に誕生した若いファンの方を結構お見かけします。

そういう「後からシリーズを追っている」方にとって「誰がどの作品にレジェンド出演しているか」という情報は結構わかりにくく、まとまってないのかなと感じます。

 

平成2期になってからMOVIE大戦や平成ジェネレーションズのように、なにかとコラボやオリジナルキャスト(オリキャス)のゲスト出演が多く「作品単体で見づらくなってしまった」平成ライダーシリーズ。

逆に言うと、シリーズ全体を包括して追いかける楽しみがあるとも言えます。

 

この記事はそんな方の一助になればいいなと思って書いていきたいと思います。

平成仮面ライダー20作品記念ベスト(CD3枚組)

 

<注意事項>

・原則として、「タイトルに冠されていないライダーの出演」のみとします。

・基本は映像作品のみとし、俳優としてのインタビュー等は基本、除外します。

・違う役での出演も除外します。(ザンキと次狼、音也と一海など)

・声のみのオリキャス出演の場合は変身後のライダー名のみ記載します。

・変身しない場合は、変身前の役の名前のみ記載します。

カメオ出演などは、原典での役名で記載します。

・現行ライダー時の春映画なども除外します。

・ライブラリ出演も除外します。

・『ジオウ』のオリキャス出演は確定次第追記していきます。

 

 

仮面ライダークウガ

仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 2 [Blu-ray]

 

レジェンド出演なし。

 

番外編ですが...

未だに「黒歴史説」が一部で根強いオダギリジョー氏(五代雄介)については、

・Bru-ray BOX 2収録「検証 ~ドキュメント・オブ・クウガ~」

・高寺成紀Pの怪獣ラジオ(2015年10月・11月)出演

にてクウガの思い出を語っているので気になる方はチェックしてみてください。

 

 

仮面ライダーアギト

【メーカー特典あり】仮面ライダーアギト Blu-ray BOX1(オリジナルB2布ポスター付き)

 

劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL (2002)

津上翔一、氷川誠、葦原涼、風谷真魚、小沢澄子、尾室隆弘、北條透

(それぞれカメオ出演。探してみてね!)

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009)

津上翔一 / 仮面ライダーアギト

仮面戦隊ゴライダー (2017)

木野薫 / 仮面ライダーアナザーアギト

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダーアギト(声のみ)

仮面ライダージオウ 第30話・第31話

津上翔一 / 仮面ライダーアギト、風谷真魚、尾室隆弘

 

仮面ライダー龍騎

仮面ライダー龍騎 Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト (2003)

神崎沙奈子、大久保大介(カメオ出演

仮面ライダーディケイド 第19話 (2009)

仮面ライダー王蛇 (声のみ)

仮面ライダーブレイブ〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜 (2017)

浅倉威 / 仮面ライダー王蛇

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦 (2017)

北岡秀一 / 仮面ライダーゾル

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダー龍騎(声のみ)

仮面ライダージオウ 第21話・第22話 (2019)

城戸真司、大久保大介編集長

RIDER TIME 仮面ライダー龍騎 (2019)

城戸真司 / 仮面ライダー龍騎、秋山蓮 / 仮面ライダーナイト、浅倉威 / 仮面ライダー王蛇、由良吾郎 / 仮面ライダーゾルダ、手塚海之 / 仮面ライダーライア、芝浦淳 / 仮面ライダーガイ

 

仮面ライダー555

仮面ライダー555(ファイズ) Blu-ray BOX1

劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE (2004)

村上峡児(面接官、木場勇治(面接官)、海堂直也(警備員)

それぞれカメオ出演

仮面ライダーディケイド 第4話・第5話 (2009)

仮面ライダーカイザ(声のみ)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

乾巧 / 仮面ライダーファイズ草加雅人 / 仮面ライダーカイザ

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 (2015)

乾巧 / 仮面ライダーファイズ

dビデオスペシャ仮面ライダー4号 (2015)

乾巧 / 仮面ライダーファイズ、海堂直也 / スネークオルフェノク

仮面ライダージオウ 第5話・第6話(2019)

乾巧/仮面ライダーファイズ草加雅人

 

「平成対昭和」および「4号」は、それぞれ違った形で「本編終了後の乾巧」を描いているのでファンは要チェックです。

 

仮面ライダー剣

仮面ライダー剣 Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第22話・第23話 (2009)

海東純一(志村純一) / 仮面ライダーグレイブ、禍木慎 / 仮面ライダーランス、三輪春香(三輪夏美) / 仮面ライダーラルク

仮面ライダーディケイド 第30話・第31話 (2009)

剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド キングフォーム

ネット版 仮面ライダーフォーゼ みんなで授業キターッ! (2012)

仮面ライダーギャレン(声)

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 (2015)

仮面ライダーブレイド(声)、橘朔也 / 仮面ライダーギャレン仮面ライダーカリス(声)、 仮面ライダーレンゲル(声)

仮面戦隊ゴライダー  (2017)

剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド

仮面ライダージオウ 第29話・第30話 (2019)

剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド、相川始 / 仮面ライダーカリス、栗原天音

 

 

仮面ライダー響鬼

仮面ライダー響鬼 Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第18話、第19話 (2009)

イブキ / 仮面ライダー威吹鬼ザンキ / 仮面ライダー斬鬼、アキラ(天美あきら) / 仮面ライダー天鬼、トドロキ / 仮面ライダー轟鬼

仮面ライダージオウ 第33話、第34話 (2019)

桐矢京介、トドロキ / 仮面ライダー轟鬼

 

仮面ライダーカブト

仮面ライダーカブト Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

仮面ライダーディケイド 第2話・第3話 (2009)

仮面ライダーキックホッパー(声)、仮面ライダーパンチホッパー(声)

仮面ライダージオウ 第37話・第38話 (2019)

加賀美新 / 仮面ライダーガタック矢車想 / 仮面ライダーキックホッパー影山瞬 / 仮面ライダーパンチホッパー

 

仮面ライダー電王

仮面ライダー電王 Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第14話・第15話 (2009)

モモタロス、ウラタロス、キンタロスリュウタロス、ジーク、コハナ、オーナー、野上良太郎(小太郎・15話のみ)、野上幸太郎(15話のみ)

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー (2009)

モモタロス / 仮面ライダー電王 ソードF

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 (2009)

仮面ライダー電王 ソードF、超クライマックスF(モモタロスの声)

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 (2012)

モモタロス / 仮面ライダー電王 ソードF

仮面ライダーウィザード 特別編 第52話・第53話 (2013)

仮面ライダー電王 ソードF(モモタロスの声)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

仮面ライダー電王 ソードF(モモタロスの声)

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 (2015)

桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス、デネブ

dビデオスペシャ仮面ライダー4号 (2015)

桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス、デネブ

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モモタロス、ウラタロス / 仮面ライダー電王キンタロス

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

野上良太郎(U良太郎)、モモタロスキンタロスリュウタロス、オーナー

仮面ライダージオウ 第39話・第40話 (2019)

桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス、デネブ、モモタロス、ウラタロス、キンタロスリュウタロス

 

仮面ライダーキバ

仮面ライダーキバ Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第1話、第31話(2009)

紅渡 / 仮面ライダーキバ エンペラーF(変身は第31話のみ)

仮面ライダーディケイド 第20話・第21話 (2009)

紅音也 / 仮面ライダーダークキバ

W&ディケイド MOVIE大戦2010 (2009)

紅渡

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

名護啓介 (キバ軍武将として)

仮面ライダージオウ 第35話・第36話 (2019)

次狼 / ガルル、麻生ゆり(通りすがりの女性として)

※原典でキバット役だった杉田智和氏は仮面ライダーギンガの声として出演

 

仮面ライダーディケイド

仮面ライダーディケイド Blu-ray BOX

超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ (2010)

海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 (2012)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド、海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

仮面ライダーウィザード 特別編 第52話・第53話 (2013)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド 

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド 

仮面ライダージオウ 第13話~第16話 (2018)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダーディケイド(声)

仮面ライダージオウ 第27話・第28話 (2019)

門矢士

仮面ライダージオウ 第28話・第29話・第30話 (2019)

海東大樹 / 仮面ライダーディエンド 

仮面ライダージオウ 第37話・第38話 (2019)

門矢士

仮面ライダージオウ 第41話・第42話・第43話 (2019)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド、海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

※ディケイドへの変身、海東の登場は42話から 

仮面ライダージオウ 第44話・第45話 (2019)

門矢士

仮面ライダージオウ 第47話・第48話・第49話 (2019)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド、海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

 

仮面ライダーW

仮面ライダーW(ダブル) Blu-rayBOX 1

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー (2009)

仮面ライダーW (声のみ・先行登場)

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー (2011)

左翔太郎&フィリップ / 仮面ライダーW

フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX (2011)

左翔太郎&フィリップ / 仮面ライダーW、左翔太郎 / 仮面ライダージョーカー

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

照井竜(ヒデヨシとして)、鳴海亜樹子(チャチャとして)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

左翔太郎 / 仮面ライダージョーカー、仮面ライダーW

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

テラー・ドーパント(声のみ)

ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー (2016)

照井竜 / 仮面ライダーアクセル

仮面ライダージオウ 第45話・第46話 (2019)

大道克己 / 仮面ライダーエターナル

 

仮面ライダーオーズ

仮面ライダーOOO(オーズ) VOL.1 [Blu-ray]

劇場版 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ (2010)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ(先行登場)

ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタイム (2012)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

伊達明(ノブナガとして)

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

恐竜グリード(声のみ)

平成ジェネレーションズFINAL (2017)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ、アンク

仮面ライダージオウ 第9話・第10話 (2018)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ、泉比奈

仮面ライダージオウ 第44話・第45話・第46話 (2019)

湊ミハル / 仮面ライダーアクア (MOVIE大戦MEGAMAXより出演)

 

仮面ライダーフォーゼ

仮面ライダーフォーゼ VOL.1【Blu-ray】

劇場版 仮面ライダーオーズWONDERFULL 将軍と21のコアメダル(2011)

如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ、城島ユウキ(先行登場)

仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z (2013)

仮面ライダーフォーゼ(声のみ)

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

歌星賢吾(フォーゼ軍武将として)

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

サジタリウス・ノヴァ(声のみ)

ビルド&エグゼイド 平成ジェネレーションズFINAL (2017)

如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ、JK、大杉忠太

仮面ライダージオウ 第5話・第6話 (2018)

大杉忠太

 

仮面ライダーウィザード

仮面ライダーウィザード VOL.1 [DVD]

劇場版 仮面ライダーフォーゼ (2012)

仮面ライダーウィザード(声のみ・先行登場)

仮面ライダーフォーゼ 第48話 (2012)

操真晴人(先行登場)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

操真晴人 / 仮面ライダーウィザード

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

白い魔法使い(声のみ)

エグゼイド&ゴースト 平成ジェネレーションズ (2016)

操真晴人 / 仮面ライダーウィザード

仮面ライダージオウ 第7話・第8話 (2018)

 仁藤攻介 / 仮面ライダービースト

 

仮面ライダー鎧武

仮面ライダー鎧武/ガイム 第一巻 [Blu-ray]

仮面ライダーウィザード 特別編 第52話・第53話 (2013)

葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武(先行登場)

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

ロード・バロン(声のみ)

平成ジェネレーションズFINAL (2017)

葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武

仮面ライダージオウ 第9話・第10話 (2018)

始まりの男 / 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武、駆紋戒斗

 

仮面ライダードライブ

仮面ライダードライブ Blu-ray COLLECTION 1

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

ハート・ロイミュード(声のみ)

エグゼイド&ゴースト 平成ジェネレーションズ (2016)

泊進ノ介 / 仮面ライダードライブ

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer (2019)

詩島剛 / 仮面ライダーマッハ、クリム・スタインベルト

仮面ライダージオウ 第47話・第48話 (2019)

チェイス / 魔進チェイサー

 

仮面ライダーゴースト

仮面ライダーゴースト Blu‐ray COLLECTION 1 [Blu-ray]

劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー (2015)

仮面ライダーゴースト (声のみ・先行登場)

仮面ライダードライブ 第47話・第48話(特別編・ゴーストの事件)(2016)

天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、ユルセン(48話のみ)(先行登場)

ビルド&エグゼイド 平成ジェネレーションズFINAL (2017)

天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、御成

仮面ライダージオウ 第13話・第14話 (2018)

天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、深海マコト / 仮面ライダースペクター、シブヤ、ナリタ

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダーゴースト(声のみ)

 

仮面ライダーエグゼイド

仮面ライダーエグゼイド Blu-ray COLLECTION 1

劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間 (2016)

仮面ライダーエグゼイド(声のみ・先行登場)

仮面ライダーゴースト 第49話 (2016)

仮面ライダーゲンム(セリフなし)

仮面ライダーゴースト 第50話 (2016)

仮面ライダーエグゼイド(声のみ・先行登場)

仮面ライダージオウ 第3話・第4話 (2018)

 宝条永夢 / 仮面ライダーエグゼイド、鏡飛彩

仮面ライダージオウ 第9話・第10話 (2018)

檀黎斗

 

仮面ライダービルド

仮面ライダービルド Blu-ray COLLECTION 1

仮面ライダーエグゼイド 第44話 (2017)

仮面ライダービルド(葛城巧・声のみ)

劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング (2017)

仮面ライダービルド(葛城巧・声のみ)

仮面ライダージオウ 第1話・第2話 (2018)

桐生戦兎 / 仮面ライダービルド、万丈龍我 / 仮面ライダークローズ

 

○エグゼイドとビルドの関係について

エグゼイド本編→エグゼイド劇場版→(ビルド第13話まで)→平ジェネFINAL

の順番で見るとOK。

 

この記事が参考になれば幸いです。

ヌケ・モレ等あったら教えてください m(_  _)m