どうも、黒輔です。
仮面ライダージオウは第28話で一つの到達点を迎え、「もしかするともうレジェンドは出ないかな?」と思いきや・・・
予告編で剣崎、始、そして大人になった天音ちゃんが出演!
そして今後もレジェンドが出演しそうだと言うことが明らかになりました。
白ウォズが退場し、更にサブタイトルの形式も変わるという形で章の終わりと始まりを跨ぐこのブレイド編、振り返ってみましょう。
ブレイド編/29話30話あらすじまとめ
- ディエンド・海東が登場
- 海東はオーマジオウと繋がっており、白ウォズのノートを手に入れる
- 白ウォズにより天音ちゃんがアナザーブレイドになり、剣崎と始・2人のジョーカーを引き寄せバトルファイトを再開、世界の破滅を目論む
- 剣崎と始のジョーカーの力がアナザーブレイドに吸収される→人間に
- ジオウトリニティが誕生しオーマの日の歴史が書き換わる
- 白ウォズ=ゲイツが勝者となった未来が消滅、しかしオーマジオウへの道は依然開いたままである
仮面ライダー剣について
『仮面ライダー剣』、私にとっても思い出深い作品です。
・・・というのはやはりあのビターエンド。(人によってはバッドエンドだ!なんて言う人もいますが)
剣当時の私はようやく小学生に上がったぐらいで、龍騎や555の頃よりはお話を理解しながら見られるようになっていた(はず)
それだけに、剣崎が自らを犠牲にして行方をくらましてしまうラストはただただ衝撃的でした。あの頃何が起こったのか、私は完璧に理解していたのかよく分かりませんが、剣崎がいなくなってしまったことがショックで唖然としていましたね。
仮面ライダー剣は職業としての仮面ライダーを描こうとした作品でしたが、最後の最後で、仮面ライダーの持つ自己否定・自己犠牲の悲劇性が再現された、とでも言うのでしょうか。
ただ、今改めて考えてみると、剣崎の思いは一貫して「人々を守りたい」だったので、その想いが達成されたわけです。なので、悲しむのではなく、剣崎を送り出してあげたいと言うか・・・ そんな感じ。
剣の「その後」として
『たそがれ』、小説版、ドラマCD、ゴライダーは未見なので今回のジオウに関してだけ。
まずライトニングソニック、スピニングダンスといった技が見られたのは良かった。今のCGでやってくれると言うのは嬉しいものです。
後半での大爆発なんかも見応えありました。いろんなアングルで何回も写すもんだから笑っちゃいましたけど。
さて問題はストーリー面に関してです。総括すると、「あー、本当にそれやっちゃうんだ、ふーん」という思いを抱きました。否定も肯定もできないなあというか。
剣の最後における「運命と戦い続ける」剣崎の決断は、悲劇性を帯びていて、彼が可哀想といえばそうなんですが、彼の真意を考えると、それを阻んでしまってはならないような気がして・・・
まあ、この歳になって改めて見る剣の最後はとても胸が痛くなってしまうので、ジオウという外部要因による破壊というのはあっても良いのかもしれません。If展開ってやつですね。
剣の世界観だけの中では、どうやっても剣崎は運命をと戦い続けることになるでしょうし、「もし、仮に、剣崎が戦わなくて済むようになるとしたら?」という話をするならば、ジオウのような作品に組み込むしかないのでしょう。
なので、今回の「剣のその後」としてのストーリーとしては、個人的には「良いけど素直に喜ぶのは違う」の一言です。
少なくとも、「ウルトラマンメビウス」における「80」のエピソードのような、「これが真の最終回だ!」とはならないかなあ。
まあ、アンデッドの力を失った剣崎と始も内心ホッとしてるかもしれないし、これはこれでアリっちゃアリなんだろうなあと思います。キャラクター達に悲劇を押しつけたいワケでもないし。
でもなー色々複雑だなあ。「俺もやっと未来に進める」のセリフもなんか変だよねえ。まるで剣崎が自分の決意を後悔しているみたいな感じだし。うーん。
海東大樹
お前ほんと何しに来たんや。
ジオウトリニティ登場 第三の未来
色々複雑な思いを抱いた剣周りに対して、なかなか良かったのがジオウトリニティ周り。
なんかあれ・・・電王のクライマックスフォームみたいだよね。サイキョーギレードは4分の1デンカメンソードだし、今回は4分の3クライマックスフォーム。顔が移動するあたりとか似てるにも程があるわい。
さて話を戻します。ソウゴの王たる器のデカさは、敵対している白ウォズにすら発揮されました。まあ自暴自棄になった時点で白ウォズの敗北なのですが、結局ソウゴに感服するあたり根っこがウォズなんだなと(笑)
白ウォズ、絶対「嫌だああああ!死にたくない・・・死にたくない・・・!!」みたいな感じで退場すると思いきや穏やかに消滅しましたね。
「過去」にこだわり反目するゲイツと黒ウォズへのまとめ方も良かったですね。彼らにとっては過去でもソウゴにとっては未来の出来事。ならそれは変えられるんじゃないか。
前回、ゲイツの「友達宣言」があったことこら、「必ずしもジオウとゲイツは戦わなくても済むのでは?」という期待が持てました。
そういうストーリー運び、丁寧な積み重ねあったので、オーマジオウの未来でもなくゲイツリバイブの未来でもなく、第3の未来を象徴するジオウトリニティの登場には納得感がありました。そしてオーマの日の歴史が書き換わったと。この点に関しては良いプロットだと思います。
ウォズのグダグダな祝い文句の通り、これから彼らが進む道は本にも書いてない、未知なる未来なのでしょう。
そして「誰も人の未来を奪えない」というセリフを放った仮面ライダーアギトが来週カムバックします。
アギト的な要素がどう「ジオウ」のストーリーに絡むのか?久々の翔一くんの変身も含めて、楽しみにしたいですね〜。
そしてジオウの継承していないウォッチは響鬼・カブト・電王・キバ・ドライブ。
残りのレジェンド編もやりそうな雰囲気ですよね。噂によると、あの人の登場が決まっているとか・・・?ディケイドやディエンドの介入も気になります。
ぼちぼち終わりに向かいつつあるジオウ、最後まで見届けたい。
今回はここまで!
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