どうも、黒輔です。
仮面ライダージオウのアギト編、無事終了しましたね。
どうしたスタッフ!?!?なんか悪いもんでも食ったんか!?!?!?!?
・・・ってくらい今までのレジェンド編と違った雰囲気でした・・・
BELIEVE YOURSELF が流れ出した時は本当に耳を疑ったと言うか、幻聴かと思いましたもの。「あれ、これホントにテレビから流れてる?」みたいな。
なんなら今でも集団幻聴だったんじゃないかと思ってます。(そんなのあるのか?)
しかもこのタイミングで(2019年4月21日)津上翔一役・賀集利樹さんの結婚発表ですからね。出来過ぎですよ。本当におめでとうございます。
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【感想】『仮面ライダージオウ』ブレイド編/第29話・第30話【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場
では、ジオウ・アギト編振り返りです。
アギト編まとめ
- アナザーアギトが発生し、尾室率いるG3ユニットを襲う。
- これを受けフランスで料理修行していた翔一が帰国。しかしスウォルツの罠だった。
- 翔一のレストランAGITΩは存続しており、真魚もそこで働いているようだ。
- ツクヨミに記憶が無いこと、ツクヨミとは仮の名前であること、ツクヨミに時を止める力があることが分かる。
- タイムジャッカーの中で「本来、時を止める力を与えられている」のはスウォルツのみ・・・誰に?
- アナザーアギトの増殖をWトリニティで阻止。アギトの力はソウゴが継承する。
- ツクヨミは自分の出自について苦悩するが、同じく記憶喪失だった翔一からのアドバイスを受け、未来に進むことを決める。
- ウォズはツクヨミの正体について何か勘付くが、詳細は不明。(オーマジオウの血縁者か?)
アギト・アフターとして
放送終了から17年経ったアギトの世界を可能な限りで完璧に描いていた、というのがもっぱらの評判ですが、私もその通りだと思います。
冒頭のG3ユニット演習から凄かった。アギトの1話冒頭ではG3を着た氷川が鉄球を撃ち落とす訓練をしてるところから始まるんですが、それに被せてくるとは。しかも字幕表示まで・・・
翔一・真魚・尾室といった面々、かなり時間が経っていてもお顔はそれほど変わらず、声も全く変わってないんじゃないでしょうか?「真魚ちゃん!」「翔一クン!」の声、あれホント当時のまんまで・・・
レストランAGITΩもしっかり登場し(後半でちゃんと飯を振る舞う)、2話の変身の再現もするという。これだけでもアギトリスペクトを感じられて良いですね。『ゴーカイジャー』『ウルトラマンメビウス』の丁寧なレジェンド回みたいな印象を受けました。描写が丁寧かつスピーディーで可能な限りネタを拾ってる。まさか沢木哲也の名前まで出るとは。
正直なところ、今までのジオウに対してはやっぱり寂しさ・不満もあって、それを何とか理屈をつけて納得させてきた面もあるのですが、実際に今回のアギト編を見せられると「もっとこういうのやって」と感じてしまいますねぇ。
私はアギトも結構お気に入り作品で、CSMオルタリングが出たら買いたいぐらいなのですが、その理由の1つが「ラストの爽やかさ」なんですよね。
平成初期5作品って結構ビターエンド多いんですが、アギトはその中で一番大団円に近いんじゃ無いかなと。もちろんどれも希望を残すエンドなんですが、決戦の後そのまま旅に出た五代の心情を考えるとしんどいし、真司の戦いは無かったことになっちゃうし、巧は余命短いし、剣崎は言わずもがな・・・
アギトはシェフになった翔一の笑顔で締めですからね。ジオウのスタッフも無難なアフターを作りやすかったんじゃ無いかなと思います。これでレストランアギトが潰れてて、翔一が路頭に迷ってる元料理人とかになってたらヤバイですけど。
総じて、アギトの正当な続編を見せてくれたようでとても良かったです。
できればタイムスクープハンター要潤にも出て、タイムジャッカーと闘って欲しかったですけどね笑。まあ翔一が代わりに?G3を着てくれたので良しとしよ・・・「ただの人間」がそれでも戦う武器としてのG3いいよね・・・
ツクヨミの正体とタイムジャッカー
今回もしっかりジオウ側のストーリーが進みました。
ゲイツには苗字があるのになぜツクヨミには無いのか?と散々言われてきましたが、ツクヨミとは仮の名前であることが分かった今回。(もう少し前から言及してくれていたら・・・と思わなくも無い)
そして時間を止める能力。ツクヨミとは何なのか、タイムジャッカーとは何なのか。
いや、ほんとタイムジャッカーって何なんだ。もしかして、28話あたりの「スウォルツと少年ソウゴのシーン」って「力を分けた」んじゃなくて「ソウゴから力を抜き取った」んですかね。
それで、ウールとオーラという2人を適当に拾ってきて従えたみたいな。もしくは、スウォルツが実はオーマジオウと深い関係にあるのかも(そうなると今まで何でアナザーライダー作ってたん?って疑問が生まれますが)
そうなると、ツクヨミのオーマジオウ血縁者説にも信憑性が生まれてくるかと。でも、それだと「せっかく友達が出来た」ソウゴがちょっと可哀想ですねー。器のでかいソウゴならけろっとしてそうですが、内心何を思うのか・・・。
杉原監督のアクション
『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』でよく監督を担当していた杉原輝昭さんは今回ライダー初監督だったそうですが、アクションシーンの画がめちゃくちゃ凄かったですね!?
31話冒頭のガラスに叩きつけられるG3とかツクヨミの生身戦闘もアングルめっちゃこだわってたし、ガードチェイサーをぶった切るシーン、ゲイツリバイブ疾風&フューチャリングシノビの連携も映画かな?ってぐらい力が入ってた。光弾より早く移動できるとかドンだけ早いんだい疾風。
トリニティフォームの攻撃エフェクトも現代ならでは・・・。
極めつけはジオウトリニティ&アギトトリニティFのダブルキック。先輩後輩ライダーの共演としてこれ以上のド定番カットはないですよね。MOVIE大戦の必殺カットかよ・・・ってぐらいの並び立ちでした。特にアギトのトリニティフォームは2回しか出てこなかったですからね。(その後のオールライダー系で一回ぐらい出た気もしなく無くないですがどうなんでしょうね?)
NEXTレジェンド is ...
「アギト」のジオウへの組み込み方と本編リスペクト、そして戦闘シーン、どれもが高水準だったアギト編。確変かな?ってほどでした。
次回以降もこの感じでやってほしいですね。アギト編の次は響鬼編。まさかの桐矢京介が登場!?
そしてとある噂だと某ヤクザがジオウに脚本参加するとか... 楽しみですねぇ...
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