黒輔処理場

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退職と今後の展望

年度末ですね、黒輔です。

 

私事ですが、今月末で、新卒で入社したとあるIT企業を退職しました。せっかくなので、経緯や今の思い、これからの展望を書き残しておきたいと思います。この時こんなこと考えてたんだなぁって自分が振り返る用です。

 

入社から体調を崩すまでに至るまでの経緯

大学生活が後半に入ったころ、私は進路を考えあぐねていました。公務員を目指そうかと考えていた時期もありましたが、公務員試験と公務員試験講座の「重さ」に耐えられる気がせず、その進路は自ら閉ざしました。ただ、他にやりたいこともなく、どうするか焦っていました。

そんなとき、自分の趣味であるプラモデル作りから、なにかモノづくりに関わることでかつ自分でも入れる業界を探そうと思いました。それがIT業界でした。IT業界は文系出身でも入社後の教育で技術を身に着けられると聞き、業界自体の将来性もあって業界で就活を行いました。その後、一番目に内定をいただいた会社に入社することに決めました。

IT業界でSE見習いとして勉強し、業務を行っていて、最初の1年半ぐらいは正直言って面白かったです。プログラミングはなかなか楽しいし、自分のできることが増えていくのも楽しかったです。この時点では、自分が辞めることは想像していませんでした。

しかしながら、だんだん私は仕事や周りの環境に違和感を覚えていきます。まず、柔らかい表現ですが、IT業界内でのキャリアパスにどれもピンとこなかったこと。特に年次が上がるにつれて自分でプログラムを書かなくなっていくことに寂しさを覚えていました。2つ目は、先輩や上司の働き方を羨ましいと思えなかったこと。3つ目は、同期などのいう「こんなSEになりたい」というビジョンが私にはなかったことです。

そんな中、2021年の秋ごろ体調を崩しました。原因は私にとっていくつかの不幸な出来事が集中し、また仕事の負担増加もあって過度な心労がかかってしまったことです。このころから、精神科のお世話になりながら、なんとか仕事をし、休日は寝たきりという状態がしばらく続きました。

転職を決意

体調が回復してきたある時、偶然か何か、精神科医や精神科看護師を主人公とした漫画に出会い、自分の症状やその他さまざまな症状を抱えた人たちのことを学びました。体調が悪いと漫画も何も頭に入らないのですが、この分野の話は不思議と頭にするすると入ってきました。もし元気になったら、このような分野で働きたいとさえ思うようになりましたが、私が知っていた職業はどれもその職に就くまでのハードルも、就いた後のハードルも高く、この時点では悩んでいました。

そんなころ、精神保健福祉士という職業があるのを知り、また通信制の専門学校や大学で勉強することで私の経歴でもその国家資格を取得できると知りました。その時、私は「自分がやりたいこと、できることはこれかもしれない!」と強く直感しました。

それからしばらくは、ITの仕事を続けながら二足の草鞋を履き勉強するか、あるいは精神保健福祉分野に転職して経験を積みながら勉強するかで迷っていました。しかし、最終的に、友人や上司の後押し、家族の理解を得て、入社した企業を退職することを決意しました。通信制大学の勉強が始まるのが23年4月だったため、時期は23年3月としました。

 

これからの展望

私は今も抗うつ剤を服用し続けており体調は完全に回復したとは言えませんので、1か月~数か月は社会人を休みます。また、体力の著しい衰えを感じているので、体力の増強に努めようと考えています。とりあえず、10kmぐらい連続で走れるようになりたい。それが体調の回復につながるかどうかは分かりませんが・・・笑

そのあとはバイトなり正社員なりで精神保健福祉分野に就職し、経験を積んでいきたいです。具体的には、就労移行支援を行っている事業所や会社なんかを見つけようかなと思っています。また、それらと並行して通信制大学の勉強もやっていくという計画です。

もっと先の話ですが、将来的には社会保険労務士との「二刀流」で活動していきたいと思っています。これは社会保険、具体的には障害年金の申請といった面でも役に立ちたいからです。ここら辺はまだフワっとしてるのですが、経験を積む中でどのように自分が活動していきたいかを詰めていきたいと考えています。

 

私にとって新たな挑戦の年となる2023年。もう3か月が終わろうとしていますが、2023年度は明日からがスタート。人生をやり直す... というと語弊がありますが、それぐらいの心意気で頑張ろうという決意です。

 

それでは!