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感想『仮面ライダージオウ』電王編 前半/第39話【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。 

 

普段は2週間分まとめて書いている『ジオウ』感想エントリ。しかし来週6/16はゴルフイマジンにより放送休止ということで、電王編は1話ずつ記事をアップしてみようと思います。間空くと、いろいろ忘れそうですし。

 

というわけで今回は、安定と安心の電王だった『仮面ライダージオウ』第39話「2007 : デンライナー・クラッシュ!」でございます。

 

第1話「俺、参上!」

 

電王編前半・あらすじまとめ

  • 冒頭、ついにグランドジオウがお披露目。
  • デンライナーが「事故」を起こし、順一郎おじさんに修理が依頼される。
  • 死んだ姉の恋人を憎むタクヤがアナザー電王となり、デンライナーをジャックする。
  • オーマジオウとなるソウゴを排除するため桜井侑斗とデネブがやってくる。
  • モモタロスが電王ウォッチをポンとくれたので20ライダーのウォッチが揃い、グランドジオウライドウォッチが誕生する。

 

イマジンズという、実家のような安心感

番組開始早々に繰り広げられるイマジンズのコント。『電王』のBGMも相まってもはや番組をジャックしている。イマジンズによる軽快で微笑ましい掛け合いこそが『電王』という番組の明るい雰囲気を作り出していたのは言うまでもない事実ですが、TVではご無沙汰しておりました。

 

電王というと、放送終了後もたくさん映画が作られ、『キバ』『ディケイド』『W』を挟んで『オーズ』の頃になっても『オーズ・電王・オールライダー』なんてタイトルの映画が作られるくらいですから、それほど人気もありましたし、「『電王』はもうええわ」という気持ちも当時の自分の中ではありました。「電王だけ知ってるけどあとの仮面ライダーはシラネ」みたいな人への反発心も(笑)。(その頃は小中学生とかだったからね仕方ないね

 

そんな電王もここ数年はなんとなく収まりを見せていたように思います。せいぜい春映画にイマジンズの声優が出るくらい。もちろん、TV画面に出てくることはほとんどありません。(ディケイド以来か?)だいぶ期間を置くことで、自分の中でも「やっぱり電王っていい作品だったよなー」と落ち着くことができたので、今回の客演は、だいぶ穏やかな気持ちで見られたなあと。

 

 

やっぱり、映画館までわざわざ出かけていって見るのと「いつものおうち」で見る「毎週日曜のテレビ」に彼らがいるってのは、違うじゃないですか。あの頃の2007年とは、個人的に使ってるテレビも住んでる場所も仮面ライダーの放送時間も違うけど、やっぱり電王を毎週楽しみに見ていたあの頃に引き戻してくれたような感じがあって、なんか嬉しかったっすねぇ。

 

まー、「平ジェネFOであれだけフィーチャーしておいてテレビでもしっかり電王編やるんかい」とか「そもそも平ジェネとの繋がりはどうなってんねん」とも思ってますけど(笑)めちゃめちゃ雑な感じで終わったW周りのことを考えるとちょっとね...

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桜井侑斗

侑斗もだいぶ久々。『電王』の頃は『響鬼』に出てた京介と同じ役者さんなので子供ながら「かおがおなじだ・・・」とか思ってたかもしれない。電王の侑斗が演じる中村優一さんにとっても結構思い入れがあるみたいで、Twitterでも素晴らしいはしゃぎっぷり。中村さんは一度、療養の為俳優を休業していたことがあったのですが、今でも元気に俳優業をされているところを見るとなんだかこっちまで嬉しくなります。

 

さてやってくれました同じ役者ネタ。「あんた・・・桐矢京介!」「誰だ?それ」。まあやらなきゃウソだし『ジオウ』でもないと出来ないネタですよね。求めていたものをやってくれたという感じで、どうもご馳走様でした。デネブとのコンビも相変わらずだったしね。年月が経って流石に侑斗も落ち着いたのかプロレスはやらなかったけれど、「デェネェブゥゥ!」ぐらいはまた聞きたいなあ笑 まあ、電王当時の過去の侑斗が現在の桜井に追い付くぐらい時間が経ってるので、そりゃ多少は落ち着くよねーという感じ。12年か・・・

 

さて12年経ったという事ですが、過去の侑斗がそのまま野上愛理と婚約するわけではなく、彼は彼の人生を生きています。どうしてもタイムトラベル、タイムパラドックスを扱う物語ってフワっとしてて雰囲気で済ましちゃうところがありますが・・・本編後の若い侑斗は本来の時の流れからは独立した、ということで、今でもゼロライナーに住んでるんだろうか。(3号や4号ではどういう登場してきたんだっけな・・・)

 

ところでオーマジオウになるソウゴを止めにきた侑斗ですが、本来の時の運行を乱すことになるのでは・・・?それにゲイツらの時間干渉については特にお咎めなしなんすかね?オーマジオウ未来が余りにも酷いので特例だったりするのだろうか。ここら辺は全く触れられなさそうや・・・ 改めてオーマジオウへの道が開かれたまま、という事実をソウゴやゲイツに突きつけた侑斗なのでした。

 

その他

アナザー電王となるタクヤは「姉が死んでいる」「その恋人を憎んでいる」という点で電王の良太郎のアナザーとなりました。これは結構納得。「めっちゃ運が良い」とかだとギャグにしかならんしアナザーライダーになる理由がないからね・・・ 明るいノリに見せかけてほろ苦い話もやる電王らしさがあると思います。この人についての話はまた再来週。

 

ついに登場したグランドジオウ。来週がゴルフだからといって今週戦闘シーン先出しは力技すぎでは(笑)いくら販促の都合があるとはいってもねぇ・・・再来週は変身シーンが見られるんですかね~。変身音がもう笑っちゃうぐらいむちゃくちゃ長いけどどんな演出がなされるのやら。楽しみ。

 

余談・映画について

電王編のあとはドライブ編かな~と思ってたらまさかの映画にドライブ勢出演。

 

てっきり映画は純粋にジオウ単体でやるもんだと思ってたらドライブが絡むのか・・・一体どうなるんでしょうねぇ。なんか戦国時代に行くとかで、ワタクシちょっとトンチキ映画の雰囲気を感じております・・・!

 

次回は「2017: グランド・クライマックス!」オーマジオウも久々の登場なので楽しみ。

 

 

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仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

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感想『仮面ライダージオウ』カブト編/第37話・第38話 【ネタバレ注意】

どうも黒輔です。

 

仮面ライダージオウ』もカブトライドウォッチを継承し、残るウォッチはあと2つ。いよいよ終盤ですが、うーん。個人的には何となく肩透かしを食らったような回だったというか。イマイチ感が強いですわ。

 

特に後編では、消化しないといけないストーリーが多すぎて一つ一つのシーンがあっさり流されていくような感覚を受けてしまいました。登場人物の思惑がちょっとガバガバ感あるのは『カブト』らしいっちゃらしいとも言えますけども。うーん・・・

 

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カブト編まとめ

  • 隕石の落下が多発し、ワームが現れる。
  • ワームの1人は影山瞬に擬態していた。さらに、矢車想はアナザーカブトに。その2人を追って加賀美新も登場。
  • ツクヨミの前に門矢士が現れ、2058年の世界へ。洋館へ行くと幼いツクヨミとその兄がいた。そしてその兄はスウォルツだった。
  • 影山はワームの乗った巨大隕石を落とそうと計画しソウゴらと争うが、隕石はソウゴとウォズによって破壊される。
  • 何度倒されても諦めない加賀美の元にカブトゼクターが飛来し、加賀美はカブトに変身、アナザーカブトを打倒する。
  • カブトゼクターはカブトライドウォッチになりソウゴに継承される。

 

時空の歪み

カブト編前半では、「何でオリジナルのライダーとアナザーライダーが共存しているのか?」という問題について言及されました。さらに、加賀美の知っている歴史とソウゴたちの知っていや歴史が違うらしい、という事も。 ・・・某白い人の事なので、有耶無耶になるのかとも思ってましたがちゃんと言及するんですね・・・ 

 

まあ隕石で主要都市壊滅なんてのは歴史から消すには無理のある事象ですから、ここでジオウ世界の時空の歪み(士曰く)を描写するには持ってこいなのかも。

 

ただ、この問題は後半では驚くほどスルーされていました。カブト編の次が電王編なので、何かしら言及があるかな?時の運行を守る電王ですからね。それにしても時空の歪みとは便利な言葉やね・・・

 

あと士くんそろそろディケイドに変身して欲しいわよ。

 

ツクヨミの真実 その2

アギト編に続いてツクヨミの謎の話。『カブト』と言えば「兄と妹」も重要な要素でしたから、カブト編でツクヨミとスウォルツの兄妹関係を明かすのはわかる。

 

確かにこの関係は意外ではあるが、割とぽっと出の設定のようにも思える・・・ 「えー?」みたいな。アギト編辺りでウォズが何か勘付いたような描写をしていましたが、ウォズとスウォルツ家(仮)は何か関係があるのでしょうか?

 

ここら辺の関係はだいぶ最後の方まで引っ張るのでしょうね。「時空のゆがみ」と併せて、久々にジオウの縦軸が進んだ回でもありました。

 

カブト・アフターとして

カブトのOPが食い込んできた時はびっくりした。挿入歌だけでなく、イントロのみとはいえOPまで流してくれるのは純粋に嬉しかったですね。加賀美の顔が写ってデ!デデデ!だから、2006年当時に戻ったようでした。あの頃はまだレターボックス放送だった・・・料理とか、隕石とか、日食とか、ラーメンとか、「これカブトであったな~」なんてものをとにかく詰め込んであったのも懐かしい気分になれた。鯖の味噌煮が好きになったのはたぶん『カブト』のお陰だな。

 

地獄の兄弟

『ディケイド』に続いて復活を遂げた地獄兄弟。祝え!元は新聞用タイトルから生まれた通称の「地獄兄弟」、ついに公式設定に取り入れられた瞬間である。

 

影山太ってたのは笑うしかなかったんですが、これはこれで良かったのかも知れない。矢車兄貴、外見は良い意味で変わってないですが、中身のほうも変わってなかったですよね・・・こっちはどっちかってーと悪い意味で。10年以上もそのまま地獄を這いずり回っていたのかよ、と思うと悲しくもあり、どこかガッカリする思いもありました。それに対して、影山はかつての影山ではなく、ワームという偽者。そういう哀愁漂う関係を示唆しているようだなあと、文を書いてて思ったのでした。それはそうとして、東映はもうちょっと早くオファー出すべき

 

さて、原典の『カブト』では「既存の人間に擬態し、記憶すら引き継ぐ怪人・ワーム」という設定を利用して、様々なドラマが繰り広げられていました。クロックアップの演出が光っていた「加賀美の弟」のエピソードや、神代剣/仮面ライダーサソードのエピソードが印象深いです。

 

それだけに、例えワームであったとしても弟を守らんとする矢車を描いていたのは中々に『カブト』らしさがあったといえるかも。それにしてもあの最後はちょっと可哀想過ぎんか・・・「お前は俺の兄貴なんかじゃない」がどういう意図の発言だったのか。あえてワーム影山が矢車を突き放したのか、せめてそうであってほしい。

 

そんな矢車を見て自分を省みるゲイツ。ソウゴがグランドジオウとなることで、オーマジオウと同格の存在になるんでしょうけど、その時ゲイツは何を思うのか。短いながらもゲイツの心情描写が久々に?挿入されていたのはGOOD。

 

加賀美新という男

 十数年ぶりに登場した加賀美新。流石にちょっとは落ち着いたかな・・・?と思いきや、やっぱりあの頃と変わらない熱い男だった。ソウゴに「君は人が良すぎるッ!」なんて言っておきながら自分が捕まっちゃうような奴でもある。

 

それだけに、後半での描写はずっと「カブト」にコンプレックスを抱いていたように見えた。うーんお前そういう奴だったかー?加賀美と天道は在り方も往く道も違うけれど、それをお互いに認め合っている関係。カブトとガタック、カブトムシとクワガタムシ、赤と青、回し蹴りと飛び蹴り、という何処までも好対照なライダーがそんな2人の関係を象徴していたと思うんですけど・・・

 

まあ、1話のオマージュとか、加賀美だからこその戦い方をするカブトとか、そういうのが見られて嬉しくないわけではない。だけど、「俺はカブトになれなかったんだ...」的な自分語りはどうなのだろうか・・・と。もう少し違う流れならまだ受け入れられたのかもしれない。

 

「天道がパリからゼクターを寄越したよ説」とか「あのゼクターはライドウォッチがゼクターに変化したものだったよ説」もそれはそれで加賀美が可哀想だしなぁ。個人的には、ちょっともやもやが残る感じになってしまった。「加賀美カブトええやんけ!」派の意見もたくさん読んだけど・・・。製作側わざとやっとるのかこれ。

 

その他

・ソウゴの魔王ムーブには素直に関心。あの食えない奴感が良い。

・ウォズの「宇宙行くーーーー(低音)」は笑った

・ウォズギンガ惑星・太陽はこれ以降目立った出番がなさそうだなぁ・・・とか思ってしまった。あとフューチャリングクイズのことも思い出してあげてください

 

 

残るウォッチはあと2つ。電王編は話が動きそうですね。

 

 

仮面ライダージオウ DXカブトライドウォッチ

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仮面ライダージオウ DXグランドジオウライドウォッチ

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感想『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』第1話~第10話 北米のレンはイイ奴だった!

 

『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』を皆さん視聴しているだろうか。

 

仮面ライダードラゴンナイトとは?

デデッデデッデデデデフヨーンテッテテレーwwwwwwwwwwレッツラーーーーーーイwwwwwwwwwwwwクァーメンライダードゥラゲンナイッwwwwwwwwトゥギャザーウィーキャンファイトゥーファイッwwwクァーメンライダードゥラゲンナイッwwwwwwwwトゥギャザーウィーキャンファイトゥーファイッwwwレッツラーーーーーーイwwwwwwwwwwwww

 

というOPが有名?な『仮面ライダー龍騎』の北米向けローカライズ版です。『パワーレンジャーシリーズ』のように長期シリーズ化が期待されたものの、視聴率や玩具売り上げが振るわなかったという曰くつきの作品。先日auビデオパスで配信された『RIDER TIME 龍騎』のヒットを受け、東映YouTubeチャンネルで毎週2話ずつ配信されています。

 

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実は今まで見たことがなかったので、この機会に視聴しなければと、頑張って追いかけているのですが・・・

 

いや、これ結構面白いのでは!?俺は好きだぞ!

 

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第10話までの配信が終わったこのタイミングで面白いポイントをね、書いていけたらなと。

 

北米のレンはいい奴

レン/仮面ライダーウイングナイトは、日本版の秋山蓮/仮面ライダーナイトに相当するキャラなのですが、ツンデレキャラで彼の正義の持ち味が分かりにくかった蓮とは違って普通にいい奴なんですよね。

最初こそ一般人を巻き込みたくない一心で主人公キット・テイラーを突き放したり、モンスターの謎を追う女性・マヤのカメラをぶっ壊したりするんで、「蓮と似たようなキャラかな・・・」という思うのですが、段々とレンのキャラが分かってきたり、キットとの関係が進展してくると、違いが際立ってきて面白いです。

吹き替え版の声優が秋山蓮を演じていた松田悟志さんなので、彼が全く言わなさそうなことを言ったりしてると笑うんですよね。「2人で一緒にゼイビアックスを倒そう。2人なら力も倍増だ!」とか秋山蓮なら絶対言わないでしょ。

 

北米のレンは生身でも強い

グラサンに革ジャンというかなりターミネーターっぽい姿で登場するレン。似てるのはたまたま・・・?ありがちな服装といえばそうかもしれない。ターミネーターは未来から転移してきた者、レンはベンタラという異世界からやってきた者なのでちょっとオマージュ入ってるのかもしれない。(別の場所からやってきた者同士?)

変身しなくても強そうなんですが、一人で鍛錬しているシーンが入っていたり、「パーティー会場をお探しか?ここだぜ」とか言って生身でギガゼールに戦いを仕掛けて撃退するという強さを発揮(第7話)。洋ドラっぽいスカしたセリフも相まってこいつはカッコイイ・・・お気に入りのキャラになった。

 

ストーリーはシンプルに

人間模様が複雑だった『龍騎』とは違って、異世界から侵略してくるゼイビアックス将軍から地球を守るため、また意識不明に陥っているキットの父を助けるカギを探すために戦うという中々シンプルなストーリー。

 

元ネタの龍騎の方が奥の深いドラマが展開されて好きだという人も多いと思うのですが、個人的にはこういうシンプルな話が心に染み渡るというか・・・これはこれで、面白いと思います。何よりキットとレンが基本良いコンビなのが見てて嬉しい。ただ、これは原典の龍騎を前提にした上での感想なので、ドラゴンナイトだけ見るとイマイチ面白くない、っていう意見もあるかもしれません。実際本国では不評だったようですし。

 

以下、登場したライダーについて一言二言

 

仮面ライダーインサイザー

原典のシザース。第2話後半~第4話で登場。原典通り、すぐ亡くなってしまった・・・・・・ただ北米版では3話にまたがって出てきますからね。「戦いに負けたライダーは死んでしまう」というのを見せつける役割はアメリカに渡っても変わらなかった模様。蟹さん不遇すぎるよ!

ドラゴンナイトでは「死亡した」とは表現されず(表現規制?)「ベントされた」と表現されてますが、復活は今後ありうるのか。

インサイザーの戦闘シーンはほぼ日本版の流用だったのがちょっと残念。

 

仮面ライダートルク

原典のゾルダですが、絶妙な立ち位置だった北岡さんとは違って今作では悪役。第6話ぐらいから本格登場。

キットを騙すことでドラゴンナイトとウイングナイトを仲間割れさせようとするのですが、吹き替え声優がウラタロスを演じていた遊佐さんってのが狙ってるんだか狙ってないんだか・・・言葉の裏には針千本、千の偽り万の嘘ってか。

 

この仲間割れ展開は3話ぐらいで終わるのかと思いきやもうちょっだけ引っ張ってましたね。ただ、トルクがブチ切れてボロを出すのが仲間割れ解消のキッカケってのはなんだかなと。もう少しカタルシスがあれば・・・ それでもキットに文句を言わないレンに涙。

 

仮面ライダーキャモ

原典のベルデ。第8話と第9話に登場。SPにしか出てこなかったライダーですが本編にしっかり登場は良いですね。新撮の戦闘シーンもあっただけに、割とアッサリ退場したのが残念。

 

仮面ライダートラスト

原典のガイですが、芝浦とは違って結構正々堂々とした人物なのが良き。完全にゼイビアックス将軍のとばっちりでレーサー人生を断たれているのでかわいそう・・・

説得できれば味方にできそう感もありますが、どう転ぶのでしょうね?

 

仮面ライダーストライク

原典の王蛇。表の顔はJTCという、凄腕のハッカーでマヤにモンスターにまつわる情報を提供してくれるのですが裏の顔はゼイビアックス将軍の部下。まあ声でバレバレなんですが・・・

いまいち真の目的が分からないのですが、浅倉とはまた違ったアプローチで物語を引っ掻き回してくれそうだと期待しております!

 

という訳で海外版龍騎、これからの配信も楽しみにしていきます。

 

figma 仮面ライダードラゴンナイト

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感想『仮面ライダージオウ』キバ編/第35話・第36話 【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。 

 

仮面ライダージオウ、キバ編も消化ということで。

 

いやほんと今回、何だったんだろう。これはキバ編だったのだろうか。というか仮面ライダージオウだったんだろうか。この回の一番のレジェンドキャストって、井上敏樹だったんじゃないのか。キャストじゃないけど。いや、もしかしたら結婚式の客とかに紛れ込んでたりするかも。

 

では、キバ編振り返りです。

 

 

運命・ウェイクアップ!

キバ編まとめ

  • 殺人罪で捕まっていたが、自らの冤罪を訴える北島裕子はアナザーキバとなり脱獄。事件の関係者に復讐を開始し、さらに世界の女王となり法を改正しようと目論む。
  • ソウゴは北島裕子が自分の初恋の人ではないかと確信する。
  • 突如仮面ライダーギンガが飛来し、ソウゴらとタイムジャッカーと共同戦線を張る。
  • ソウゴは共にギンガを打倒すること、裕子に復讐をやめるよう説得するが結局聞き入れられなかった。また、裕子は自分の嘘を本気で信じ込んでしまう人間だった。
  • ソウゴは次狼からキバライドウォッチを継承するが、アナザーキバに対して使用をためらってしまう。
  • ギンガを打倒し、ウォズはギンガミライドウォッチを入手、ウォズギンガファイナリーへ変身してアナザーキバを倒す。
  • 北島裕子はオーラに殺害される。ソウゴは悲しみに暮れ、通りすがりの女性に「初恋の人」の面影を重ねる。

 

これはキバ編だったのだろうか

話の雰囲気がキバっぽかったというのはありますが、ブレイド編・アギト編・響鬼編が「あれからX年経過した登場人物」を描いていたのに対し、このキバ編は渡のことも音也のことも全く触れられてない(強いて言えば次狼がそれっぽい台詞を言ってましたが)ですし、面白いっちゃ面白かったケド結局何だったんだろうこれは・・・という感想が残ってしまいました・・・全く何なのか分からんかった・・・

 

もちろん井上敏樹脚本の特徴がこれでもかってぐらい現れてるのですけど、それを以ってキバと出来るかどうかは人によって意見が分かれるのでは無いかなと。瀬戸康史くんが不在なのは仕方ないですが、せめて存在に触れるぐらいは・・・

 

というか、どっちかというと第1部の話の構成に近い感じだったかもね今回。

 

仮面ライダーギンガとは何だったのか

突然出てきて、普通に倒された仮面ライダーギンガ。「次狼の見た隕石の光景が、ギンガと見せかけて・・・」というミスリードの形で次回のカブト編とリンクするのかもしれませんが、仮面ライダーギンガ自体が何なのかってのは完全に投げっぱなしでしたね。清々しいまである。「純粋な力」ってそれは仮面ライダーなのだろうか。

 

ソウゴの現実改変能力で無意識の内に作り出した敵、っていう解釈が一番しっくり来ますけど、本当にキバ編にねじ込まれただけだったので何といったらいいのか・・・

 

 

北島裕子とマンホール

マンホールを武器に戦う女。マンホールの重さは40kgでキャプテン・アメリカの盾の約6.7倍の重さ。怪力すぎるわよ。これだけでもキタムランド以上にインパクトを残したゲストキャラになったんじゃないかなと思うのですが。

 

なぜマンホールが武器なのか?というのは、僕は絵面のインパクトに押されて何も分からなかったのですが、「自分の嘘を都合よく信じ込む、都合の悪いことは忘れる現実逃避」が転じて「臭い物に蓋をする」ことからきているのではないか、という解釈が1番腑に落ちたのでここに紹介しておきます。ただ、マンホールを投げるのは常人の発想ではないよね・・・

 

さて、この北島さんの「自分の嘘を都合よく信じ込む」という困った体質、ソウゴの現実改変能力と紙一重だと思うんですよね。自分にとっての現実を変えてるのは確かですから。「女王になる」という点でもソウゴと共通していますが、このような人物を描くことでソウゴのキャラを際立たせているのはうまいですね。

 

ソウゴはやっぱりクレイジー

 それなりに人間味を増してきた感のあったソウゴでしたが今回は怖かったですね。

 

やべーやつだもんだって。元々友達がいなかったから、優しく接してくれたお姉さんに憧れを抱いていた。初恋と言うのかどうか良く分からないが、これはまあいい。その人に「セーラさん」という呼び名をつけるのも分からなくもない。

 

しかし、アナザーキバとなった北島裕子を初恋の人だと思い込み、さらに彼女の死に際に呼んだ名前は「セーラさん」だ。結局、ソウゴは自分の中の「セーラさん」に恋していたのであって裕子のことは(究極的には)どうでもよかった。妙に美しくいい話風に描いているだけに、この関係の異常さが浮かび上がってくる。

 

最近はソウゴくんも序盤の浮世離れした感じからだんだん地に足ついてきた感がありましたが、ここに来て再びクレイジーというか、サイコっぷりが描かれるとは。東映公式には「王様になるため、またひとつ感情を噛み締めた」とありますが、こんなに独善的で自己完結的な恋愛感情もそうそうないですよ・・・

 

その他

・ジオウトリニティが登場してしばらく経ちましたが、ジオウⅡを活躍させてくれるのは嬉しいですね。トリニティは3人が1人なってしまうので、単純に以前のフォームを食わないところが演出上の強みなのかなと。

・当 て に な る の か ニ ャ ?

 

キバ編の次はカブト編ですね!

加賀美も矢車兄貴も殆ど変わってなかったですね!

 

えっ・・・影山・・・!?

 

 

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仮面ライダージオウ DXキバライドウォッチ

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変身ベルトは、『CSMブレイバックル』でついに完成を見た【変身ベルト史】

どうも、黒輔(@KuRoSuKe404)です。

 

色褪せない変身ベルト

仮面ライダーの象徴たる変身ベルト。もちろん、玩具展開においても主力商品となります。ここ10年くらいでは変身ベルトに付随する「アイテム」も、同じく主力商品となりました。コレクション性を強調し、「劇中と同じものが欲しい」「集めたい!」という心をいい感じに刺激してくれます。

 

思えば変身ベルトは、いかに「劇中のギミックを再現するか」という点に苦心し、そして進化の一途を辿ってきました。そして、放送終了から10年、15年経って、当時の技術では不可能だったギミックが再現されたベルトが発売されることも。その事実が、「『変身』は色褪せない」ということを感じさせてくれます。

 

今回メインで取り上げたいのは、2004年放送の『仮面ライダー剣』の変身ベルトであるブレイバックル。15年経った今年、大人向けシリーズ「コンプリートセレクション・モデフィケーション(CSM)」で発売されました(受注終了・7月発送)。

p-bandai.jp

 

仮面ライダーブレイド DX変身ベルト ブレイバックル

仮面ライダーブレイド DX変身ベルト ブレイバックル

 

 

 

これ以前にも数多くのCSMが発売されファンを驚かせていますが、僕はこの「CSMブレイバックル」の発売をもってようやくブレイバックルは完成したといえる、と思っています。さらに言えば、『変身ベルト』それ自体がこのCSMブレイバックルを以って完成したとも言えるでしょう。

 

変身ベルトの進化の歴史を軽く振り返りながら、CSMブレイバックルという商品の意義についてお話しできればと思います。

 

↓忙しい方はブレイバックルの話まで目次から飛んでくださいな

 

※2019.5.10 加筆修正済み

変身ベルト史・昭和ライダー

先ほども書いたとおり、玩具としての「変身ベルト」の歴史は、「いかにしてTVを再現するか」という戦いの歴史でした。

 

最初の方に出た変身ベルトの玩具は、光らない回らないでなんともお粗末なものだったんだそうです。そこで、ポピーという玩具会社の社長が「光る・回る」仕様に改造したところ、近所の子供の間で大評判に。このエピソードが、「光る!回る!変身ベルト」の発売につながったんだとか。これが380万個も売れたというのだから驚きです。

 

これ以降、変身ベルトにギミックを付加し、TV番組でかっこよく演出。(Xライダーのライドル、ストロンガーのコイルアームなど)それを再現したおもちゃを売り出す、というビジネスモデルが発展していきました。

 

しかし、玩具である以上、絶対に何かしらのスイッチを押さなければ変身音を鳴らせません。変身ポーズをとってその後に何かのボタンを押すのはなんとも興ざめ

 

その問題の解決手段として提示されたのが・・・「テレビパワー」でした。

 

テレビパワーDX変身ベルト

変身ベルト史の中でも特筆性があるのがこの『仮面ライダーBLACK』のベルト。

 

なんと、TVで南光太郎(演:倉田てつを)が変身するシーンの「光」に反応して自動で変身音が鳴るという画期的な代物でした。もちろん、自分でスイッチを押すことでの起動も可能です。最近の玩具でもあまり見ない、テレビそのものとの連動。南光太郎と一緒に変身できる。当時の子供たちはワクワクしたんじゃないでしょうか。

 

ただ、毎回テレビパワーでは飽きられるとバンダイが考えたのか、次回作『仮面ライダーBLACK RX』にも引き継がれていません。代わりに、ブレスレット型アイテムとベルト本体を電波で連動させるということをやってのけています。「DXドライブドライバー」や「CSMファイズギア」にも通じる発想です。

 

変身ベルト史 クウガ・アギトと龍騎ファイズ

2000年になって登場した「平成ライダー」。もちろん変身ベルトも復活です。

 

クウガ・アギトは中心部が「光る・回る」ので、まだ「元祖変身ベルト」の原型を残しています。・・・大きな転換は、「変身シークエンスの中にスイッチ操作が織り込まれている」ことでしょうか。

 

COMPLETE SELECTION MODIFICATION HENSHIN BELT ARCLE(CSM 変身ベルト アークル)仮面ライダークウガ

クウガの変身ポーズにはご存知の通り、ベルト側面上部の「黒い部分」を押す動作が入ります。もちろんあからさまに押してる感じではなく、あくまで「変身ポーズ」に取り入れています。

とはいえ、改めてみると「おもちゃのスイッチ感」があって「アレ?」ってなるかもしれません。バックル部にある、赤・青・緑・紫のフォームチェンジボタンも、玩具では事前に押す必要があります(TVでは主人公の意思で自在にフォームチェンジするので、操作はしません)

 

ちなみに、ベルトに取り付ける追加アイテムもクウガが元祖で、のちのライダーに引き継がれています。

 

トリプルフラッシュ DX変身ベルト 仮面ライダーアギト

アギトの「トリプルフラッシュDX変身ベルト」(オルタリング)はベルト側面全体がボタンになっており、デザインとしてはより自然になっています。カラーリングもよりヒロイックでカッコイイです。

 

ただ変身ポーズの「最後に腰を叩く」というのはちょっと玩具的な都合が見え隠れしているとも言えます。(その直前までの動作はかっこいいだけに・・・)

 

仮面ライダー龍騎 COMPLETE SELECTION MODIFICATION V BUCKLE & DRAGVISOR(CSM Vバックル&ドラグバイザー)

さらなる転換点はこの「Vバックル」と「アドベントカード」。従来の「光る・回る」から脱却して、カードデッキをベルトに差し込めば変身完了です。ベルトこそ鏡から出現せず、自分で巻く必要はありますが、「劇中でのギミック・動作」はかなり「玩具で再現可能」になっています。

 

ドラグバイザーはDXもCSMも持っていましたが、「カードを引き抜いて読み込ませる」→「必殺技の発動」という具体的な操作を再現できるので、なりきり玩具としての楽しさはここで格段にアップしたんじゃないでしょうか。カードの絵柄もカッコイイし、デッキも集めたくなります。

仮面ライダー555 COMPLETE SELECTION MODIFICATION FAIZGEAR CSMファイズギア

 

ファイズドライバー」が大ヒットしたのは言わずもがな。変身や必殺技の発動シーンはカット割りが細かく、購買意欲や再現意欲を刺激します。

 

DXブレイバックルの欠点

 

COMPLETE SELECTION MODIFICATION BLAYBUCKLE & ROUSEABSORBER 『CSMブレイバックル&ラウズアブゾーバー』 仮面ライダー剣

 

 さてようやくブレイバックルの話ができます。この玩具の欠点、というか『剣』という番組の演出上の問題点でもあるのですが、僕が感じら問題点は、「劇中の変身シークエンスを最後まで再現できない」ことかなと。(ブレイバックルに思い入れが深い方はごめんなさい)

 

人によって意見が分かれるとは思うのですが、僕はブレイドの変身って、畳(オリハルコンエレメント)を走り抜けるところまでが変身ポーズだと思ってます。かなり印象深いですよね。ただもちろん、畳はCGで描写されてるので、玩具では再現できません。ここが、555までと少し違うポイントなのかなと。

 

あの変身シークエンスはかっこいいし大好きなのですが、同時におもちゃがショボくみえてしまう一因になっているのではないでしょうか。

 

余談ではありますが、「DXブレイバックル」は「取り合えずレバー引けば『ターンアップ』が鳴る」という今見るとちょっと微妙な仕様ってのもありますね。(子供の頃遊んだときは、それでも十分楽しめたものですが・・・)カード入れなくても、変身後の状態からレバーを引いても、とにかくレバー引けば「ターンアップ」が鳴ります(笑)

 

「ベルトを締めた時点で待機音が鳴り始める」っていうのは良いポイントなんですけどね。数字としての結果も、あまり芳しくなかったようです。

 

変身ベルトの完成

 


CSMブレイバックル スペシャルムービー

 

変身ベルトが追いかけてきた「劇中再現」という命題は、この「CSMブレイバックル」でひとつの到達点となったのではないでしょうか。

外付けアイテムという形ではありますが、CGだったオリハルコンエレメントを現実世界で再現できるようになったのですから。さすがに、空中への投射はできませんが、ひも暖簾にでも投射すれば走り抜けられるし、入手もしやすいです。

 

 変身シークエンスを最後まで表現できるようになったことで、ブレイバックルは15年越しに完成したんじゃないかな、と。もっと言えば、本当の変身ベルトがここにようやく登場したとも言えます。

 

さらに変身ベルトは、劇中セリフやBGMを入れることで、「ギミック再現」どころか「世界観の再演」という新たなステージに、既に到達しています。これは非常に興味深い変遷です。仮面ライダーの象徴たるベルトにこのような意味を持たせるとは、最初に考えたバンダイ社員さんは偉大ですね。BGMが有るだけでテンション爆上がりです!

 

これから玩具に使われる技術もどんどん高度化していくのでしょうか。今はCSMに湧き立ってますけど、これがショボく思えるくらいに進化していって欲しいですね。

 

今回はここまで。また次回!

 

 

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感想『仮面ライダージオウ』響鬼編/第33話・第34話 ~細川氏不在ゆえの存在感【ネタバレ注意】

どうも黒輔です。

 

仮面ライダージオウ』も響鬼編が終了となりました。残りは1クールとちょっとですか・・・早い・・早くない・・・?

 

元号が変わるタイミングで「どうしても世代継承のテーマを扱いたかった」という製作側。うまいことスケジュール合いましたね。平成ライダーってつくづく偶然に助けられてるコンテンツだなと思います(笑)

 

細川茂樹さんは出演とはなりませんでしたが、弟子の桐矢京介役・中村優一さんが久々に出演し、「継承」に相応しい話となっていました。

 

前回のアギト編の記事はこちら↓

【感想】『仮面ライダージオウ』アギト編/第31話・第32話【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場

 

一之巻「響く鬼」

響鬼編まとめ

  • アナザー響鬼が出現。正体はソウゴの級友で、響鬼の弟子だった鼓屋ツトム。
  • 響鬼と名乗るのは、自身もヒビキの弟子だった桐矢京介だった。
  • しかし、トドロキは京介を「響鬼になれなかったただの鬼」と痛烈に咎める。
  • 京介は鬼の掟に反してツトムを庇う。
  • ウォズは誕生日を迎えたソウゴの祝い方に悩み、さらにツクヨミに「あなたは自分が楽しんでるだけ」と指摘されて本気で落ち込む。
  • トドロキに一時的に弟子入りしたウォズは師匠との会話の中で吹っ切れる。
  • ソウゴとツトムの関係を知った京介は、自分のヒビキの背中に追いつけない苦しみを打ち明けるが、同時にツトムの思いを知る。
  • 京介の思いに呼応し響鬼ライドウォッチが生成され、京介は響鬼に変身。
  • ツトムは再び京介に弟子入りし、トドロキもまたそれを見守る。
  • ソウゴの誕生日パーティー。そして次のレジェンドはキバ。

 

仮面ライダー響鬼について

ブレイド、アギトに続いて響鬼編ときました。響鬼のオリキャスがライダーにカムバックするのは、ディケイド以来でしょうか?私も響鬼は楽しく見ていたので、懐かしいです。ただ、放送当時から見直せておらず、あまり記憶にない・・・

 

ひとつ覚えてるのは、やはり幼いながらに後半の路線変更を感じていたということ。響鬼、「なんかデザインも全然違う!変身前の名前も普通の苗字・名前じゃないしデカい敵と戦ってる!今までのライダーとは違うぞッ!」と感じていたのですが、敵が普通の人型怪人が多くなったのが残念に感じたんですよね。それだけ覚えてる。

 

 

ウォズ、悩むの巻

ジオウ側のストーリーでは、ウォズが主役でした。自分のアイデンティティの危機に直面しているわけなので本人的にはメッチャ深刻。とはいえ、「主の誕生日をお祝いしたい」という所から出発しているので、神の視点から見ると微笑ましい。お前乙女かよ・・・

 

あとウォズに痛烈な指摘をしたツクヨミが他人事のように「ウォズ悩んでて面白かったわよ」とあっけらかんとした態度なのもクスッときました。君そういうところだよ。めっちゃツクヨミらしさがあるけど。

 

この時期のサブライダーはネタキャラ化しやすいみたいな話がありますが、ウォズは1話から面白キャラなところがあるので・・・あんまり違和感なかったですね。

 

「あなたが側にいる事こそが最大の祝いだ」という着地点は、どことなく響鬼っぽさもあって良かったのではないでしょうか。特に、今まで交友関係の少なかったソウゴだからこそ、何気ない日常が尊いでしょうね。トドロキからザンキさんへの言及があったのも嬉しかった。

 

京介の継承

なぜ京介は響鬼を継承できなかったのか。それは彼自身が「ヒビキさんに追いつけない」と苦悩していたから。彼自身のこだわり、葛藤の問題だったんですね。

正式に継いでもいない「響鬼」を名乗ったのは、その心の裏返しでもあるのでしょう。

 

ただ、ツトムにとっては、京介は立派な師匠だった。京介もツトムに救われていたことが分かった。弟子を持つことで師匠も成長できる。そして京介は京介なりに「一人前の鬼」になっていたんだと。京介はやっと自分を認めてあげられたんですね。

 

鬼とは生き様のこと。それが君の響きだよと言わんばかりに後光が差し、「輝」が流れる。ライドウォッチの力で一時的に響鬼になった京介は、弟子のツトムと共にこれからも修行を続けていくのでしょう。京介、良かったなあ。ヒビキ役細川茂樹さんは出演とはなりませんでしたが、十分に存在感を感じさせるストーリーでした。

 

今まで師匠が偉大すぎて弟子を取らなかったトドロキも、京介を見てその気が変わりつつあるみたいだし、色々自分を見直すきっかけになったのかもしれません。トドロキさんならきっといい師匠になれるよ~。日菜佳さんがご存命なのも泣けます。(演じた方は『響鬼』終了から数年で鬼籍に入られてしまっているので...)トドロキ周りのセリフは丁寧でした。

 

10年以上経ったからこそできる「響鬼」のアフターストーリーだったのではないかと思います。

 

ゲイツの山盛りご飯

平気でリバイブつかってるゲイツ君、君本当に大丈夫なんですか。実は鍛えててリバイブの反動に耐えられるようになってるとかなのかな。山盛りご飯もトレーニングの一環なのか。ちゃんと食うことは大事だからな・・・それとも、じつは内出血しまくってるとか?

終盤で思い出したように反動が来るとかやめてくれよいろんな意味で。

 

NEXTレジェンド

キバ登場!そしてキバット役の杉田智和さん出演・・・かと思いきや仮面ライダーギンガ役!?

キバ要素とギンガ要素がどう絡んでいくのかまったく予想がつきません。

 

キバ編の次くらいでジオウの最終フォームも登場になるのかな。こちらも気になりますねー。

 

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仮面ライダージオウ DX響鬼ライドウォッチ

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仮面ライダー響鬼 Blu-ray BOX 1

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感想『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』【2019年5月鑑賞】

どうも、黒輔です。

 

YouTube東映特撮Officialでプレミア公開された『仮面ライダーW FOREVER A to Z / 運命のガイアメモリ』(2010年8月) 視聴者は1万人を軽く超えており、改めてW人気を実感しましたねー。新しい元号一発目の鑑賞に相応しい傑作でした。

 

5月の末まで公開されているようなので、観てない方は下のリンクからどうぞ。

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ[公式] (GW特別企画) - YouTube

 

私も久々に鑑賞しました。折角なので短めに感想をまとめておきます。ちょっと否定的部分もあるのでご了承くださいな。2010年の作品ですが、未見の方はネタバレに注意してください。

 

仮面ライダーW(ダブル) FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ

 

坂本浩一監督のアクション

この映画のいいところは「アクションシーン」だなと率直に思いました。

 

『W』がライダー初参加となる坂本浩一監督と言えば生身アクションだったり連続フォームチェンジバトルだったりといった特徴が挙げられますが、この映画で既にそれが特徴付けられていますね。同じく坂本監督が担当した『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』(2009年12月)では、子供心ながら「明らかに今までのウルトラマンとは違う映像」を感じてワクワクしたのですが、この劇場版Wを観たことで坂本監督のファンになりました。

 

ラストのW vs エターナルでの連続9フォームチェンジは、当時劇場で圧倒されましたね。(しかも、3Dで観ていたので)・・・パソコンの小さい画面で見ると流石に当時のような感動は得られなくて寂しかったですが、それでも見ごたえがありますよねー。Wやアクセルはフォームチェンジが少ないほうなので、最近のビルドやらジオウやらに比べたらまだ扱いやすさがあったんだろうな。やっぱりさーいろんなアイテムを使ってくれると「総力戦」感も出るし、画面もにぎやかだし、自分の中の子供心が湧き立つんですよね。特撮ヒーローとして一番大事な要素のひとつだと思います。

 

生身アクション。ファイヤーガールの印象が強かったんですが久々に観てもやっぱり彼女が一番動いてるように思えた。あと坂本監督の性癖が垣間見えるよね(笑)照井もエンジンブレード頑張ってぶん回してましたね。メタル・ドーパントのマッチョメンも肉体披露も良かった(笑)さすがウルトラマンガイアの中の人・・・翔太郎の「ホワァー!」も笑えるんだけどアレ高岩さんのアドリブだったりすんのかな。

 

ただ、生身アクションの量はこれぐらいがちょうどいいよなーとも感じました。初代『平成ジェネレーションズ』(2016年12月)は「なかなか変身せんな・・・」と思ってしまったもので。ちょっとくどかったかな。

 

大道克己については描写不足?

エターナル克己大道とNEVERについては『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーエターナル』でだいぶ詳しく過去が描写されているんですが、この映画だけ観ると大道の目的や行動理由がいまいちよく分からないなと。「あれ?この敵役セリフはかっこいいけど何しに来たんだっけ?」って観ながら思ってしまいましたもん。

 

大道がNEVERなんで、市民を俺らと同じ死人にしてやる!ってのはまだ分かる。しかし、この映画の情報だけでは「じゃあなんで風都でやるのか?」という理由が良く分からないので、結局製作側の都合でしかないように見えてしまう。一応「ガイアメモリに囚われた箱庭を開放する」=「風都はメモリの実験場にされているから」という理由は言ってますけどね。また、彼なりに感じていたフィリップへのシンパシーも理由のひとつとして想像できます。ただ「エターナル」観ないと理解しきれない部分ではあります。

 

そうなると、最後の「街のみんなの声援を受けてゴールドエクストリームに進化する」「街を救ってきた仮面ライダーWが街に救われる」というシーンも弱く見えてしまうなと。せっかく良いシーンで、風が吹きW-B-Xが流れるという確定演出もあるのにもったいない。これあんまり気付きたくなかったな笑 鑑賞当時はひたすら興奮してましたよもちろん。

 

たぶん今作ではフィリップとマリアの話を主軸に置きたかったから、ここら辺は端折ったのかもしれません・・・もちろん『エターナル』観ればよいのですが・・・あと一言二言、説明が多ければなーと思わなくもなかった。NEVERたちも含めて、すごくキャラが立ってて良い悪役なんですけどね。松岡充さんの主題歌もめっちゃ泣ける良い曲なんだ・・・

 

切札の記憶

もうとっくに語りつくされたであろう名シーン。

「どうやら切札は常に俺のところに来るようだぜ・・・変身。」

 

う~~~~~んカッコイイな。翔太郎のキザな言動はここぞという点で活きる。「ガイアメモリと使用者は惹かれ合う」というのはこのシーンの直前でもきっちり示してますし(羽原レイカとヒートメモリ)、Wが使用するメモリで変身するドーパントと悪の「仮面ライダー」が立ちふさがるってのも「ヒーローが乗り越える試練の壁」として十分なんですが(いつだって乗り越えるのが難しいのは自分自身です)、さらにT1ガイアメモリを封じられてしまったという絶望的な状況を打開する、文字通り「最後のジョーカー」となる。いやカッコイイな。

 

使用者の身体能力や潜在能力を極限まで引き出す、というジョーカーメモリ。『風都探偵』では「使用者の感情が放つエネルギーにより性能の上限を超えた力が発揮できる」という特性が明かされました。道を切り開くのは、翔太郎の熱い心という・・・まさに翔太郎自身が切札であるような設定がすばらしく強い。「情を捨てられないハーフボイルド」な彼にぴったりなメモリなんでしょう。

 

まとめ

もうすこし色々書けそうなことはあるんですが、キリが無さそうなのでここら辺にしておきます。

落ち着いて鑑賞したことで見えてくる「アラ」のような点も思わず指摘してしまいまいましたが、僕はとてもこの映画好きですよ。「平成ライダー劇場版でおすすめといえば?」という問いには、今作を挙げる方も多いと思います。

平成2期の夏映画は各シリーズの終盤の時期ということもあり、各々の作品の魅力を凝縮した良作揃いです。その流れを作った、平成ライダーの歴史に残る作品だったのではないでしょうか。

 

 

 

 

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【感想】『仮面ライダージオウ』アギト編/第31話・第32話【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。

 

仮面ライダージオウのアギト編、無事終了しましたね。

 

 

どうしたスタッフ!?!?なんか悪いもんでも食ったんか!?!?!?!?

 

・・・ってくらい今までのレジェンド編と違った雰囲気でした・・・ 

BELIEVE YOURSELF が流れ出した時は本当に耳を疑ったと言うか、幻聴かと思いましたもの。「あれ、これホントにテレビから流れてる?」みたいな。

なんなら今でも集団幻聴だったんじゃないかと思ってます。(そんなのあるのか?)

 

しかもこのタイミングで(2019年4月21日)津上翔一役・賀集利樹さんの結婚発表ですからね。出来過ぎですよ。本当におめでとうございます。

 

前回の記事はコチラ

【感想】『仮面ライダージオウ』ブレイド編/第29話・第30話【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場

 

では、ジオウ・アギト編振り返りです。

 

アギト編まとめ

  • アナザーアギトが発生し、尾室率いるG3ユニットを襲う。
  • これを受けフランスで料理修行していた翔一が帰国。しかしスウォルツの罠だった。
  • 翔一のレストランAGITΩは存続しており、真魚もそこで働いているようだ。
  • ツクヨミに記憶が無いこと、ツクヨミとは仮の名前であること、ツクヨミに時を止める力があることが分かる。
  • タイムジャッカーの中で「本来、時を止める力を与えられている」のはスウォルツのみ・・・誰に?
  • アナザーアギトの増殖をWトリニティで阻止。アギトの力はソウゴが継承する。
  • ツクヨミは自分の出自について苦悩するが、同じく記憶喪失だった翔一からのアドバイスを受け、未来に進むことを決める。
  • ウォズはツクヨミの正体について何か勘付くが、詳細は不明。(オーマジオウの血縁者か?)

 

アギト・アフターとして

放送終了から17年経ったアギトの世界を可能な限りで完璧に描いていた、というのがもっぱらの評判ですが、私もその通りだと思います。

 

冒頭のG3ユニット演習から凄かった。アギトの1話冒頭ではG3を着た氷川が鉄球を撃ち落とす訓練をしてるところから始まるんですが、それに被せてくるとは。しかも字幕表示まで・・・

 

翔一・真魚・尾室といった面々、かなり時間が経っていてもお顔はそれほど変わらず、声も全く変わってないんじゃないでしょうか?「真魚ちゃん!」「翔一クン!」の声、あれホント当時のまんまで・・・

 

レストランAGITΩもしっかり登場し(後半でちゃんと飯を振る舞う)、2話の変身の再現もするという。これだけでもアギトリスペクトを感じられて良いですね。『ゴーカイジャー』『ウルトラマンメビウス』の丁寧なレジェンド回みたいな印象を受けました。描写が丁寧かつスピーディーで可能な限りネタを拾ってる。まさか沢木哲也の名前まで出るとは。

 

正直なところ、今までのジオウに対してはやっぱり寂しさ・不満もあって、それを何とか理屈をつけて納得させてきた面もあるのですが、実際に今回のアギト編を見せられると「もっとこういうのやって」と感じてしまいますねぇ。

 

私はアギトも結構お気に入り作品で、CSMオルタリングが出たら買いたいぐらいなのですが、その理由の1つが「ラストの爽やかさ」なんですよね。

 

平成初期5作品って結構ビターエンド多いんですが、アギトはその中で一番大団円に近いんじゃ無いかなと。もちろんどれも希望を残すエンドなんですが、決戦の後そのまま旅に出た五代の心情を考えるとしんどいし、真司の戦いは無かったことになっちゃうし、巧は余命短いし、剣崎は言わずもがな・・・

 

アギトはシェフになった翔一の笑顔で締めですからね。ジオウのスタッフも無難なアフターを作りやすかったんじゃ無いかなと思います。これでレストランアギトが潰れてて、翔一が路頭に迷ってる元料理人とかになってたらヤバイですけど。

 

総じて、アギトの正当な続編を見せてくれたようでとても良かったです。

 

できればタイムスクープハンター要潤にも出て、タイムジャッカーと闘って欲しかったですけどね笑。まあ翔一が代わりに?G3を着てくれたので良しとしよ・・・「ただの人間」がそれでも戦う武器としてのG3いいよね・・・

 

仮面ライダーアギト 第1話

ツクヨミの正体とタイムジャッカー

今回もしっかりジオウ側のストーリーが進みました。

 

ゲイツには苗字があるのになぜツクヨミには無いのか?と散々言われてきましたが、ツクヨミとは仮の名前であることが分かった今回。(もう少し前から言及してくれていたら・・・と思わなくも無い)

そして時間を止める能力。ツクヨミとは何なのか、タイムジャッカーとは何なのか。

 

いや、ほんとタイムジャッカーって何なんだ。もしかして、28話あたりの「スウォルツと少年ソウゴのシーン」って「力を分けた」んじゃなくて「ソウゴから力を抜き取った」んですかね。

それで、ウールとオーラという2人を適当に拾ってきて従えたみたいな。もしくは、スウォルツが実はオーマジオウと深い関係にあるのかも(そうなると今まで何でアナザーライダー作ってたん?って疑問が生まれますが)

 

そうなると、ツクヨミのオーマジオウ血縁者説にも信憑性が生まれてくるかと。でも、それだと「せっかく友達が出来た」ソウゴがちょっと可哀想ですねー。器のでかいソウゴならけろっとしてそうですが、内心何を思うのか・・・。

 

杉原監督のアクション

『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』でよく監督を担当していた杉原輝昭さんは今回ライダー初監督だったそうですが、アクションシーンの画がめちゃくちゃ凄かったですね!?

 

31話冒頭のガラスに叩きつけられるG3とかツクヨミの生身戦闘もアングルめっちゃこだわってたし、ガードチェイサーをぶった切るシーン、ゲイツリバイブ疾風&フューチャリングシノビの連携も映画かな?ってぐらい力が入ってた。光弾より早く移動できるとかドンだけ早いんだい疾風。

トリニティフォームの攻撃エフェクトも現代ならでは・・・。

極めつけはジオウトリニティ&アギトトリニティFのダブルキック。先輩後輩ライダーの共演としてこれ以上のド定番カットはないですよね。MOVIE大戦の必殺カットかよ・・・ってぐらいの並び立ちでした。特にアギトのトリニティフォームは2回しか出てこなかったですからね。(その後のオールライダー系で一回ぐらい出た気もしなく無くないですがどうなんでしょうね?)

 

NEXTレジェンド is ...

「アギト」のジオウへの組み込み方と本編リスペクト、そして戦闘シーン、どれもが高水準だったアギト編。確変かな?ってほどでした。

次回以降もこの感じでやってほしいですね。アギト編の次は響鬼編。まさかの桐矢京介が登場!?

 

そしてとある噂だと某ヤクザがジオウに脚本参加するとか... 楽しみですねぇ...

 

 

仮面ライダージオウ DXアギトライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXアギトライドウォッチ

 

 

 

前回の記事

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次回の記事

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石ノ森萬画館『平成仮面ライダー20展』『クウガ握手・撮影会』行ってきた!

どうも、宮城県民の黒輔です。

 

今日は行ってきました「石ノ森萬画館」!!

f:id:kurosuke303:20190421101719j:image

 

目的はもちろん、「平成仮面ライダー20展」と「クウガ握手・撮影会」です!!

私(と友人1名)は10時半ごろに萬画館へ到着しましたが、既にたくさんの人で賑わっていました。「えー!めっちゃ人おるやん!」と目を丸くしてしまいました(笑)

ただ、入場者ではなくクウガ撮影会の待機列だったので、普段の日はスムーズに入れると思います。

 

というわけで、ネタバレを抑えつつのレポートです... どうぞ!

 

平成ライダー振り返り展示

クウガ』から『ジオウ』まで、作品のあらすじ・名場面 & 名ゼリフパネル・各ライダーの変身ベルト・アイテム展示・平成ライダーに関するクイズがなされていました。

 

内容はシンプルなのですが、一人ひとりのライダーのパネルを放送順に眺めていると、懐かしさ・思い出がこみ上げてしみじみと感慨深い気分になります。

 

僕はずーっと平成ライダーをダラダラ見続けているからか、「その年放送してたライダー」「その年の自分のライフイベント」「その年の世間の出来事」がどしても自分の中で繋がって記憶されてしまうんですよね。

 

これ僕だけかな???

 

例えば、「このライダーがやってた年、小学校入ったんだよな~」みたいな。

特にクウガからディケイドまでは、ちょうど年初めの1月始まりでしたからね。

年ごとの出来事と結びつきやすかったんですよね。

 

目を引く展示としては、「アギトのイコン画&解説文」やエグゼイドのバイクでもある「仮面ライダーレーザー Lv.2」などでしょうか。

さらに普段見れないであろう展示物として、「各平成ライダーのデザイン画」が・・・!

 

こうやって「製作の裏側」の前である「企画段階の資料」が見られるのは、とても心躍りますね〜。

 

常設展示には、昭和ライダー含めた全ライダーのマスクが飾ってあります!

とても精巧に出来ていて、ずっと眺めていたいくらいでした!!

 

(ブレイドのマスクは黄ばんでいませんでした笑)

 

もちろん『サイボーグ009』や『キカイダー』の展示もあるので、常設展示にもしっかり足を運んでくださいね。

 

トライドロンとコンティニュー土管

さて、石ノ森萬画館の外側には仮面ライダードライブの「トライドロン」と仮面ライダーゲンムの「コンティニュー土管」が飾ってあります(笑)

 

まずはトライドロンから

f:id:kurosuke303:20190421102428j:image 

やべーカッコいい。

真っ赤なボディに白い目でラインがヒーロー然としてて熱い進ノ介の姿とベルトさんのイケボが脳内に浮かぶようです・・・

 

座席にはきちんとベルトさんやシフトカー達も飾ってありました。

僕は平成2期だと結構ドライブ好きな方なので嬉しかったですね。

ところでこのトライドロンは動くのかな・・・?

 

そしてコンティニュー土管(笑)

 

沢山の子供と大人が新檀黎斗ごっこしてました。

 

・・・もちろん私もやりました。

この土管、結構色んなところを移動してるみたいで、私が撮った所とは違うところにあるかもしれません。探してみてください〜。 

 

クウガ握手・撮影会

大盛況だったクウガ握手会。 

まず驚いたのはその人気ぶり。

 

私が到着したからには1度目の撮影会が行われていたのですが、その長蛇の列に白目剥きました・・・

 

整理券配布では、1階から2階までの結構長〜いスロープが人で埋めるほどに並んでいて再び白目剥きました。

 

私(と友人)は何とか整理券を貰えましたが、来た頃には配布終了してた・・・みたいな方もいたかもしれないですね。 

 

初めは整理券配布場所を勘違いしてて、貰い損ねかけたもので・・・今後のイベントでも配布があると思うので、事前にしっかり確認を・・・

 

さて次に興味深かったのは客層の広さ。

実に幅広かった。クウガライドウォッチを持った子供、CSMアークル持参の若者、実はお父さんの趣味?みたいな家族連れ、クウガ縫いぐるみを持った女性の方々・・・

 

中にはディケイドライバー持参の方もいらっしゃいましたね(笑)

 

本当にたくさんの人にクウガは愛されてるんだなぁと感じ入ってました。

Togetterでまとめを作ったので是非どうぞ。(追記:編集部イチオシに選ばれました!)

2019.4.20 仮面ライダークウガ握手会 at.石ノ森萬画館 - Togetter

 

私も無事会えました。

緊張ってなんだよって話なんですが、並んでるうちになんかドキドキしてきてしまい・・・

テレビで見てるクウガが目の前で動いてるなぁとか思ったり、先に握手してる人たちがめっちゃ嬉しそうにしてたりしてるの見ながら、芸能人とかアイドルの握手会に並んで「推しが尊い😭」などと言ってる人の気持ちが少し分かりました笑笑

 

クウガ、カッコ良かったです(語彙力低下)

足がなげぇし、ボディのメタリックレッドの光沢、、複眼とベルトのクリアパーツの反射が美しいこと・・・

 

ファンサービスにあふれたクウガでした。MCや整理券のスタッフさんもホントお疲れ様でした・・・

 

石巻について

スタンプラリーでは、館内のほかに周辺施設を回ることになります。

 

言われるまでもなく、石巻は海沿いの街ですので、東日本大震災とそれに伴う津波では大きな被害を受けました。 

 

周辺施設にはその震災時の記録や復興の経過を伝える展示が多いのですが、軽くでも良いのでその展示を見て頂けたらなと思います。

 特に連休中には、遠方から来られる方も多いと思いますので、しっかりと記憶に残して頂けたらと思います。

 

まあ、沢山震災の展示があることについては、いつまでも辛い記憶に囚われているようにも見えて思う所はあるのですが、忘れ去って良いことでもないからね。   

 

私自身は震災でそこまで大きな被害は受けていませんが、同じ県民としてお願いします

m(_ _)m

【もう7年半】東日本大震災回顧録 - 黒輔処理場

 

石ノ森萬画館の中にもレストランがあるのですが、バカみたいに混んでたので友人と相談し、外に出て飯屋を探すことに。(コラボメニューは大人気で売り切れ御免って感じでした)

f:id:kurosuke303:20190421112000j:image 

こちらは石ノ森萬画館近くにある、「石巻元気いちば」でのランチです。

魚介系のラーメンで、あっさりとした感じの味でした。(700円)

牡蠣のカレーなんかもあるので、観光ついでに周辺施設でランチを食べてみては。

 

写真は忘れてしまいましたが、近くのカフェでソフトクリームも頂きました。

twitterによると、オダギリジョー氏がモデルになってる広告が貼られてる店があるとか・・・

 

 

駅から萬画館までは、15分かからないくらいです。

 

 

というわけで、石ノ森萬画館&石巻についてのレポートでした。6月の頭まで開催してるので、ぜひ宮城旅行に来て下さいね。

 

 

平成仮面ライダーシリーズ・レジェンド&オリキャス出演状況まとめ!

どうも、黒輔です。

 

平成の時代も、平成仮面ライダーももうすぐ「終わり」を迎えますね。

 

クウガ』から『ジオウ』まで。

約20年という、ずいぶん長い歴史を積み上げてきた平成ライダー

そんな中で、最近は新規参入される方や、クウガ以降に誕生した若いファンの方を結構お見かけします。

そういう「後からシリーズを追っている」方にとって「誰がどの作品にレジェンド出演しているか」という情報は結構わかりにくく、まとまってないのかなと感じます。

 

平成2期になってからMOVIE大戦や平成ジェネレーションズのように、なにかとコラボやオリジナルキャスト(オリキャス)のゲスト出演が多く「作品単体で見づらくなってしまった」平成ライダーシリーズ。

逆に言うと、シリーズ全体を包括して追いかける楽しみがあるとも言えます。

 

この記事はそんな方の一助になればいいなと思って書いていきたいと思います。

平成仮面ライダー20作品記念ベスト(CD3枚組)

 

<注意事項>

・原則として、「タイトルに冠されていないライダーの出演」のみとします。

・基本は映像作品のみとし、俳優としてのインタビュー等は基本、除外します。

・違う役での出演も除外します。(ザンキと次狼、音也と一海など)

・声のみのオリキャス出演の場合は変身後のライダー名のみ記載します。

・変身しない場合は、変身前の役の名前のみ記載します。

カメオ出演などは、原典での役名で記載します。

・現行ライダー時の春映画なども除外します。

・ライブラリ出演も除外します。

・『ジオウ』のオリキャス出演は確定次第追記していきます。

 

 

仮面ライダークウガ

仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 2 [Blu-ray]

 

レジェンド出演なし。

 

番外編ですが...

未だに「黒歴史説」が一部で根強いオダギリジョー氏(五代雄介)については、

・Bru-ray BOX 2収録「検証 ~ドキュメント・オブ・クウガ~」

・高寺成紀Pの怪獣ラジオ(2015年10月・11月)出演

にてクウガの思い出を語っているので気になる方はチェックしてみてください。

 

 

仮面ライダーアギト

【メーカー特典あり】仮面ライダーアギト Blu-ray BOX1(オリジナルB2布ポスター付き)

 

劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL (2002)

津上翔一、氷川誠、葦原涼、風谷真魚、小沢澄子、尾室隆弘、北條透

(それぞれカメオ出演。探してみてね!)

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009)

津上翔一 / 仮面ライダーアギト

仮面戦隊ゴライダー (2017)

木野薫 / 仮面ライダーアナザーアギト

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダーアギト(声のみ)

仮面ライダージオウ 第30話・第31話

津上翔一 / 仮面ライダーアギト、風谷真魚、尾室隆弘

 

仮面ライダー龍騎

仮面ライダー龍騎 Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト (2003)

神崎沙奈子、大久保大介(カメオ出演

仮面ライダーディケイド 第19話 (2009)

仮面ライダー王蛇 (声のみ)

仮面ライダーブレイブ〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜 (2017)

浅倉威 / 仮面ライダー王蛇

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦 (2017)

北岡秀一 / 仮面ライダーゾル

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダー龍騎(声のみ)

仮面ライダージオウ 第21話・第22話 (2019)

城戸真司、大久保大介編集長

RIDER TIME 仮面ライダー龍騎 (2019)

城戸真司 / 仮面ライダー龍騎、秋山蓮 / 仮面ライダーナイト、浅倉威 / 仮面ライダー王蛇、由良吾郎 / 仮面ライダーゾルダ、手塚海之 / 仮面ライダーライア、芝浦淳 / 仮面ライダーガイ

 

仮面ライダー555

仮面ライダー555(ファイズ) Blu-ray BOX1

劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE (2004)

村上峡児(面接官、木場勇治(面接官)、海堂直也(警備員)

それぞれカメオ出演

仮面ライダーディケイド 第4話・第5話 (2009)

仮面ライダーカイザ(声のみ)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

乾巧 / 仮面ライダーファイズ草加雅人 / 仮面ライダーカイザ

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 (2015)

乾巧 / 仮面ライダーファイズ

dビデオスペシャ仮面ライダー4号 (2015)

乾巧 / 仮面ライダーファイズ、海堂直也 / スネークオルフェノク

仮面ライダージオウ 第5話・第6話(2019)

乾巧/仮面ライダーファイズ草加雅人

 

「平成対昭和」および「4号」は、それぞれ違った形で「本編終了後の乾巧」を描いているのでファンは要チェックです。

 

仮面ライダー剣

仮面ライダー剣 Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第22話・第23話 (2009)

海東純一(志村純一) / 仮面ライダーグレイブ、禍木慎 / 仮面ライダーランス、三輪春香(三輪夏美) / 仮面ライダーラルク

仮面ライダーディケイド 第30話・第31話 (2009)

剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド キングフォーム

ネット版 仮面ライダーフォーゼ みんなで授業キターッ! (2012)

仮面ライダーギャレン(声)

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 (2015)

仮面ライダーブレイド(声)、橘朔也 / 仮面ライダーギャレン仮面ライダーカリス(声)、 仮面ライダーレンゲル(声)

仮面戦隊ゴライダー  (2017)

剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド

仮面ライダージオウ 第29話・第30話 (2019)

剣崎一真 / 仮面ライダーブレイド、相川始 / 仮面ライダーカリス、栗原天音

 

 

仮面ライダー響鬼

仮面ライダー響鬼 Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第18話、第19話 (2009)

イブキ / 仮面ライダー威吹鬼ザンキ / 仮面ライダー斬鬼、アキラ(天美あきら) / 仮面ライダー天鬼、トドロキ / 仮面ライダー轟鬼

仮面ライダージオウ 第33話、第34話 (2019)

桐矢京介、トドロキ / 仮面ライダー轟鬼

 

仮面ライダーカブト

仮面ライダーカブト Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray]

仮面ライダーディケイド 第2話・第3話 (2009)

仮面ライダーキックホッパー(声)、仮面ライダーパンチホッパー(声)

仮面ライダージオウ 第37話・第38話 (2019)

加賀美新 / 仮面ライダーガタック矢車想 / 仮面ライダーキックホッパー影山瞬 / 仮面ライダーパンチホッパー

 

仮面ライダー電王

仮面ライダー電王 Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第14話・第15話 (2009)

モモタロス、ウラタロス、キンタロスリュウタロス、ジーク、コハナ、オーナー、野上良太郎(小太郎・15話のみ)、野上幸太郎(15話のみ)

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー (2009)

モモタロス / 仮面ライダー電王 ソードF

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010 (2009)

仮面ライダー電王 ソードF、超クライマックスF(モモタロスの声)

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 (2012)

モモタロス / 仮面ライダー電王 ソードF

仮面ライダーウィザード 特別編 第52話・第53話 (2013)

仮面ライダー電王 ソードF(モモタロスの声)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

仮面ライダー電王 ソードF(モモタロスの声)

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 (2015)

桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス、デネブ

dビデオスペシャ仮面ライダー4号 (2015)

桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス、デネブ

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦 (2017)

モモタロス、ウラタロス / 仮面ライダー電王キンタロス

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

野上良太郎(U良太郎)、モモタロスキンタロスリュウタロス、オーナー

仮面ライダージオウ 第39話・第40話 (2019)

桜井侑斗 / 仮面ライダーゼロノス、デネブ、モモタロス、ウラタロス、キンタロスリュウタロス

 

仮面ライダーキバ

仮面ライダーキバ Blu-ray BOX 1

仮面ライダーディケイド 第1話、第31話(2009)

紅渡 / 仮面ライダーキバ エンペラーF(変身は第31話のみ)

仮面ライダーディケイド 第20話・第21話 (2009)

紅音也 / 仮面ライダーダークキバ

W&ディケイド MOVIE大戦2010 (2009)

紅渡

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

名護啓介 (キバ軍武将として)

仮面ライダージオウ 第35話・第36話 (2019)

次狼 / ガルル、麻生ゆり(通りすがりの女性として)

※原典でキバット役だった杉田智和氏は仮面ライダーギンガの声として出演

 

仮面ライダーディケイド

仮面ライダーディケイド Blu-ray BOX

超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ (2010)

海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦 (2012)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド、海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

仮面ライダーウィザード 特別編 第52話・第53話 (2013)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド 

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド 

仮面ライダージオウ 第13話~第16話 (2018)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダーディケイド(声)

仮面ライダージオウ 第27話・第28話 (2019)

門矢士

仮面ライダージオウ 第28話・第29話・第30話 (2019)

海東大樹 / 仮面ライダーディエンド 

仮面ライダージオウ 第37話・第38話 (2019)

門矢士

仮面ライダージオウ 第41話・第42話・第43話 (2019)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド、海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

※ディケイドへの変身、海東の登場は42話から 

仮面ライダージオウ 第44話・第45話 (2019)

門矢士

仮面ライダージオウ 第47話・第48話・第49話 (2019)

門矢士 / 仮面ライダーディケイド、海東大樹 / 仮面ライダーディエンド

 

仮面ライダーW

仮面ライダーW(ダブル) Blu-rayBOX 1

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー (2009)

仮面ライダーW (声のみ・先行登場)

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー (2011)

左翔太郎&フィリップ / 仮面ライダーW

フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX (2011)

左翔太郎&フィリップ / 仮面ライダーW、左翔太郎 / 仮面ライダージョーカー

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

照井竜(ヒデヨシとして)、鳴海亜樹子(チャチャとして)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

左翔太郎 / 仮面ライダージョーカー、仮面ライダーW

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

テラー・ドーパント(声のみ)

ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー (2016)

照井竜 / 仮面ライダーアクセル

仮面ライダージオウ 第45話・第46話 (2019)

大道克己 / 仮面ライダーエターナル

 

仮面ライダーオーズ

仮面ライダーOOO(オーズ) VOL.1 [Blu-ray]

劇場版 仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ (2010)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ(先行登場)

ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタイム (2012)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

伊達明(ノブナガとして)

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

恐竜グリード(声のみ)

平成ジェネレーションズFINAL (2017)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ、アンク

仮面ライダージオウ 第9話・第10話 (2018)

火野映司 / 仮面ライダーオーズ、泉比奈

仮面ライダージオウ 第44話・第45話・第46話 (2019)

湊ミハル / 仮面ライダーアクア (MOVIE大戦MEGAMAXより出演)

 

仮面ライダーフォーゼ

仮面ライダーフォーゼ VOL.1【Blu-ray】

劇場版 仮面ライダーオーズWONDERFULL 将軍と21のコアメダル(2011)

如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ、城島ユウキ(先行登場)

仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z (2013)

仮面ライダーフォーゼ(声のみ)

鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦 (2013)

歌星賢吾(フォーゼ軍武将として)

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

サジタリウス・ノヴァ(声のみ)

ビルド&エグゼイド 平成ジェネレーションズFINAL (2017)

如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ、JK、大杉忠太

仮面ライダージオウ 第5話・第6話 (2018)

大杉忠太

 

仮面ライダーウィザード

仮面ライダーウィザード VOL.1 [DVD]

劇場版 仮面ライダーフォーゼ (2012)

仮面ライダーウィザード(声のみ・先行登場)

仮面ライダーフォーゼ 第48話 (2012)

操真晴人(先行登場)

平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 (2014)

操真晴人 / 仮面ライダーウィザード

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

白い魔法使い(声のみ)

エグゼイド&ゴースト 平成ジェネレーションズ (2016)

操真晴人 / 仮面ライダーウィザード

仮面ライダージオウ 第7話・第8話 (2018)

 仁藤攻介 / 仮面ライダービースト

 

仮面ライダー鎧武

仮面ライダー鎧武/ガイム 第一巻 [Blu-ray]

仮面ライダーウィザード 特別編 第52話・第53話 (2013)

葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武(先行登場)

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

ロード・バロン(声のみ)

平成ジェネレーションズFINAL (2017)

葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武

仮面ライダージオウ 第9話・第10話 (2018)

始まりの男 / 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武、駆紋戒斗

 

仮面ライダードライブ

仮面ライダードライブ Blu-ray COLLECTION 1

仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂! (2016)

ハート・ロイミュード(声のみ)

エグゼイド&ゴースト 平成ジェネレーションズ (2016)

泊進ノ介 / 仮面ライダードライブ

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer (2019)

詩島剛 / 仮面ライダーマッハ、クリム・スタインベルト

仮面ライダージオウ 第47話・第48話 (2019)

チェイス / 魔進チェイサー

 

仮面ライダーゴースト

仮面ライダーゴースト Blu‐ray COLLECTION 1 [Blu-ray]

劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー (2015)

仮面ライダーゴースト (声のみ・先行登場)

仮面ライダードライブ 第47話・第48話(特別編・ゴーストの事件)(2016)

天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、ユルセン(48話のみ)(先行登場)

ビルド&エグゼイド 平成ジェネレーションズFINAL (2017)

天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、御成

仮面ライダージオウ 第13話・第14話 (2018)

天空寺タケル / 仮面ライダーゴースト、深海マコト / 仮面ライダースペクター、シブヤ、ナリタ

平成ジェネレーションズFOREVER (2018)

仮面ライダーゴースト(声のみ)

 

仮面ライダーエグゼイド

仮面ライダーエグゼイド Blu-ray COLLECTION 1

劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間 (2016)

仮面ライダーエグゼイド(声のみ・先行登場)

仮面ライダーゴースト 第49話 (2016)

仮面ライダーゲンム(セリフなし)

仮面ライダーゴースト 第50話 (2016)

仮面ライダーエグゼイド(声のみ・先行登場)

仮面ライダージオウ 第3話・第4話 (2018)

 宝条永夢 / 仮面ライダーエグゼイド、鏡飛彩

仮面ライダージオウ 第9話・第10話 (2018)

檀黎斗

 

仮面ライダービルド

仮面ライダービルド Blu-ray COLLECTION 1

仮面ライダーエグゼイド 第44話 (2017)

仮面ライダービルド(葛城巧・声のみ)

劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング (2017)

仮面ライダービルド(葛城巧・声のみ)

仮面ライダージオウ 第1話・第2話 (2018)

桐生戦兎 / 仮面ライダービルド、万丈龍我 / 仮面ライダークローズ

 

○エグゼイドとビルドの関係について

エグゼイド本編→エグゼイド劇場版→(ビルド第13話まで)→平ジェネFINAL

の順番で見るとOK。

 

この記事が参考になれば幸いです。

ヌケ・モレ等あったら教えてください m(_  _)m

【ネタバレ注意】『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』第3話(最終話) 「Alive A life」感想!

どうも、黒輔です。

 

auビデオパスにて配信中・『仮面ライダージオウ』スピンオフ『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』も早いもので最終回を迎えました。

 

思ったのが、「とことん井上敏樹の作風だなぁ」ということです。

ここまでライブ感というか、勢いと「ファンに訴えかける画・状況作り」で押し切られねじ伏せられると「よくもまぁ・・・やってくれました」と感服するしかない(笑)

製作陣「オラッ!これが見たかったやつやろ!」

ぼく「ははぁ~」

みたいな感じ。

 

2019年の現在、あれから17年も経って、また真司と蓮の友情が見られた。

久々に昔の友人で集まって、みんな根っこは変わってなくて・・・それでワイワイ盛り上がれたような、そういう喜びと安心感がありましたね。

龍騎』の旨味ってたくさんあると思うんですけど、全3話と尺が無い中でこの点にフォーカスしたのはなかなか英断だったと思います。

 

 

第4話

 

さらばベルデ木村

何故かTwitterで人気急上昇?のベルデ木村。

原典のベルデがまぁ良い奴じゃなかったのもあって、普通に良い奴だった木村くんはそれだけで人気になっちゃうという美味しさ。

自分たちを裏切った手塚を真司のもとに連れてきてくれたり、「城戸・・・また一緒にビール飲もうぜ・・・」のセリフの通り、本当にベルデの中の人?ってくらい好青年だったのに。。。

 

都合よく出てきたモンスターに食われてあっさり逝ってしまった・・・

 

なんでこのライダーバトルに巻き込まれてしまったのか。不憫でならない。

 

浅倉と吾郎の戦い

結局記憶を持っていた吾郎。というか記憶の有無とか、戻るタイミングとかって結局よくわからなかったのですが・・・。

今回、北岡さんは(おそらくスケジュール都合で)出演なしでしたが、うまいこと利用したなと。

浅倉VS吾郎という、終盤での対戦カードを再演したわけですが、結局勝ててないのがなんとも悲しい。

 

というかナイトのファイナルベントを喰らっても立ち上がり、シュートベントもしのぐ浅倉の耐久力ヤバすぎる。

 

蓮が言っていた、「浅倉が死にたがっている」とはどういうことか。

「イライラする」という理由だけで人を殺しまくっていた浅倉ですが、結局それは自殺願望の裏返しだった、それを他人にぶつけていたということなんでしょうかね。

本編を見ててそう感じたことは無く、真性のサイコパスとして描かれていたと思うのですが、「あえて何か理由をつけるとしたら・・・」という新解釈なのでしょうか。

 

それにしても最後乱入してくるあたり、本当に浅倉らしい。彼は神崎士郎によってバトルを進めるため投入された、物語的にもメタ的にも「舞台装置」のような役割を果たしていたと思うのですが、今回もしっかりその役割を果たして散ったなぁ・・・という感じです。

 

本編と鏡写しになった真司と蓮

リュウガに憑依されるの何度目なのよ!とツッコミたくもなりましたが、裏真司から真司を呼び起こすことを通じて真司と蓮の絆を描く、こういう展開をやるためかー。

 

まずリュウガvsナイトの戦い、短いながらも見ごたえがありました。

第1ラウンドのトリックベントは懐かしかったですし、ソードベント同士の鍔迫り合い、ダークバイザーとの二刀流、ガードベントやストライクベント・・・最後のファイナルベントの打ち合いまで。

彼らのカードを余すところ無く存分に使った素晴らしいバトルでした。RT龍騎の戦闘では随一のシーンだったと思います。

 

そして、蓮が真司をかばって死亡・・・。

原典では真司は蓮をかばったわけではありませんが、どちらも刃を突き刺されてしまうという点がなんとも辛い。こういうしっかり被せてくるところがにくいなぁ。

 

あまり蓮は言葉に出して真司との友情を語らなかったと思うのですが、年をとって丸くなったのか(いや、そもそもこの真司たちがどの時間軸から連れて来られてるのかわからんのですが)しっかり言葉で絆を語ってくれたのが良かったですね。

出会ってからたびたびケンカしながら、友情を育んでいた2人。「またケンカしようぜ、くだらないケンカをな」の言葉が泣ける。本編での借金のやり取りとか・・・今作の「真司にビールをかける蓮」とかもっとそういうのがミタカッタ・・・

 

第29話

 

アナザー龍騎との決着、そして結末へ

アナザー龍騎龍騎の戦いは良かったと思います。

「恋人を生き返らせたい」「そのためなら他人を犠牲にもする」というアナザー龍騎の願いはまるでかつての蓮のようです。

それを、新たな命をサラと蓮からもらった真司が止めるために戦い、さらにジオウとゲイツへ託す。「新たな龍騎の物語」と「ジオウのスピンオフ」を両立させる良い塩梅かつ美しい構造だったのではないでしょうか。

 

最後は、ひとり街をゆく真司のカットで終了。

実を言うと、オーディンに変身してたのは結局誰?とか、ジオウのリュウガ編とはどういう整合性?なのかとかはよく分からなかった(たぶん考えてないのかな)。

ソウゴは真司を知っていたので、ジオウのリュウガ編が終わった後にアナザー龍騎が発生したのかな?と思うんですけど、矛盾点が邪魔をして一本にならない。

なので、もやもやした部分は正直残ります。仮面ライダーにはありがちなことといえばそうだけど。

まあ、ライドウォッチの介入による最終回後のイフルートみたいな感じに捉えてけば良いのかな。最後アドベントカードが消えたということは、本編とはまた違った形で戦いのループが閉じられたのかもしれません。

 

余談ですが、真司がゲイツに「蓮?」と呼びかけるとこは笑いました。秋山蓮ポイントシリーズの最大景品じゃないですかねこれ(笑)

作中での共演こそなかったですが、ジオウ開始当初から「似てるネタ」やってほしいな~と思い描いていたことをあらかたやってくれたので、満足でした。

ジオウとゲイツ龍騎サバイブとナイトサバイブの幻が被さる画もまさに望みどおりだったと思います。サバイブまで見せてくれるとは余念が無いですねー。

 

auビデオパス限定配信ということで、見られない方も多いのかもしれませんが・・・

・「龍騎の雰囲気を味わいたい人」

・「真司と蓮というコンビが好きだった人」

これに当てはまる方は是非視聴してみて欲しいと思います。

初回30日間は無料なので、クレジットカード持ちor携帯がauの方は「驚いたな、まだビデオパスと契約していないのか」といわれてしまう前に登録しよう!(笑)

 

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色々ありましたが、17年前とは違った形で真司と蓮の物語が見られて、感涙でした。

3/31の配信から2週間ほど。毎話楽しみだったので、寂しくなりますね。

僕はもう少しauビデオパスの無料期間が残っているので、龍騎を見直そうと思います。

 

ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。

 

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【感想】『仮面ライダージオウ』ブレイド編/第29話・第30話【ネタバレ注意】

どうも、黒輔です。

 

仮面ライダージオウは第28話で一つの到達点を迎え、「もしかするともうレジェンドは出ないかな?」と思いきや・・・

予告編で剣崎、始、そして大人になった天音ちゃんが出演!

そして今後もレジェンドが出演しそうだと言うことが明らかになりました。

 

白ウォズが退場し、更にサブタイトルの形式も変わるという形で章の終わりと始まりを跨ぐこのブレイド編、振り返ってみましょう。

 

第1話

 

ブレイド編/29話30話あらすじまとめ

  • ディエンド・海東が登場
  • 海東はオーマジオウと繋がっており、白ウォズのノートを手に入れる
  • 白ウォズにより天音ちゃんがアナザーブレイドになり、剣崎と始・2人のジョーカーを引き寄せバトルファイトを再開、世界の破滅を目論む
  • 剣崎と始のジョーカーの力がアナザーブレイドに吸収される→人間に
  • ジオウトリニティが誕生しオーマの日の歴史が書き換わる
  • 白ウォズ=ゲイツが勝者となった未来が消滅、しかしオーマジオウへの道は依然開いたままである

 

仮面ライダー剣について

仮面ライダー剣』、私にとっても思い出深い作品です。

 

・・・というのはやはりあのビターエンド。(人によってはバッドエンドだ!なんて言う人もいますが)

剣当時の私はようやく小学生に上がったぐらいで、龍騎や555の頃よりはお話を理解しながら見られるようになっていた(はず)

 

それだけに、剣崎が自らを犠牲にして行方をくらましてしまうラストはただただ衝撃的でした。あの頃何が起こったのか、私は完璧に理解していたのかよく分かりませんが、剣崎がいなくなってしまったことがショックで唖然としていましたね。

 

仮面ライダー剣は職業としての仮面ライダーを描こうとした作品でしたが、最後の最後で、仮面ライダーの持つ自己否定・自己犠牲の悲劇性が再現された、とでも言うのでしょうか。

 

ただ、今改めて考えてみると、剣崎の思いは一貫して「人々を守りたい」だったので、その想いが達成されたわけです。なので、悲しむのではなく、剣崎を送り出してあげたいと言うか・・・ そんな感じ。

仮面ライダー剣 Blu-ray BOX 1

仮面ライダー剣 Blu-ray BOX 1

 

 

剣の「その後」として

『たそがれ』、小説版、ドラマCD、ゴライダーは未見なので今回のジオウに関してだけ。

 

まずライトニングソニック、スピニングダンスといった技が見られたのは良かった。今のCGでやってくれると言うのは嬉しいものです。

 

後半での大爆発なんかも見応えありました。いろんなアングルで何回も写すもんだから笑っちゃいましたけど。

 

さて問題はストーリー面に関してです。総括すると、「あー、本当にそれやっちゃうんだ、ふーん」という思いを抱きました。否定も肯定もできないなあというか。

 

剣の最後における「運命と戦い続ける」剣崎の決断は、悲劇性を帯びていて、彼が可哀想といえばそうなんですが、彼の真意を考えると、それを阻んでしまってはならないような気がして・・・

 

まあ、この歳になって改めて見る剣の最後はとても胸が痛くなってしまうので、ジオウという外部要因による破壊というのはあっても良いのかもしれません。If展開ってやつですね。

 

剣の世界観だけの中では、どうやっても剣崎は運命をと戦い続けることになるでしょうし、「もし、仮に、剣崎が戦わなくて済むようになるとしたら?」という話をするならば、ジオウのような作品に組み込むしかないのでしょう。

 

なので、今回の「剣のその後」としてのストーリーとしては、個人的には「良いけど素直に喜ぶのは違う」の一言です。

少なくとも、「ウルトラマンメビウス」における「80」のエピソードのような、「これが真の最終回だ!」とはならないかなあ。

 

まあ、アンデッドの力を失った剣崎と始も内心ホッとしてるかもしれないし、これはこれでアリっちゃアリなんだろうなあと思います。キャラクター達に悲劇を押しつけたいワケでもないし。

 

でもなー色々複雑だなあ。「俺もやっと未来に進める」のセリフもなんか変だよねえ。まるで剣崎が自分の決意を後悔しているみたいな感じだし。うーん。

 

仮面ライダージオウ DXブレイドライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXブレイドライドウォッチ

 

 

海東大樹

お前ほんと何しに来たんや。

 

ジオウトリニティ登場 第三の未来

色々複雑な思いを抱いた剣周りに対して、なかなか良かったのがジオウトリニティ周り。

 

なんかあれ・・・電王のクライマックスフォームみたいだよね。サイキョーギレードは4分の1デンカメンソードだし、今回は4分の3クライマックスフォーム。顔が移動するあたりとか似てるにも程があるわい。

 

さて話を戻します。ソウゴの王たる器のデカさは、敵対している白ウォズにすら発揮されました。まあ自暴自棄になった時点で白ウォズの敗北なのですが、結局ソウゴに感服するあたり根っこがウォズなんだなと(笑) 

 

白ウォズ、絶対「嫌だああああ!死にたくない・・・死にたくない・・・!!」みたいな感じで退場すると思いきや穏やかに消滅しましたね。

 

「過去」にこだわり反目するゲイツと黒ウォズへのまとめ方も良かったですね。彼らにとっては過去でもソウゴにとっては未来の出来事。ならそれは変えられるんじゃないか。

 

前回、ゲイツの「友達宣言」があったことこら、「必ずしもジオウとゲイツは戦わなくても済むのでは?」という期待が持てました。

 

そういうストーリー運び、丁寧な積み重ねあったので、オーマジオウの未来でもなくゲイツリバイブの未来でもなく、第3の未来を象徴するジオウトリニティの登場には納得感がありました。そしてオーマの日の歴史が書き換わったと。この点に関しては良いプロットだと思います。

 

ウォズのグダグダな祝い文句の通り、これから彼らが進む道は本にも書いてない、未知なる未来なのでしょう。

 

そして「誰も人の未来を奪えない」というセリフを放った仮面ライダーアギトが来週カムバックします。

 

アギト的な要素がどう「ジオウ」のストーリーに絡むのか?久々の翔一くんの変身も含めて、楽しみにしたいですね〜。

 

そしてジオウの継承していないウォッチは響鬼・カブト・電王・キバ・ドライブ。 

残りのレジェンド編もやりそうな雰囲気ですよね。噂によると、あの人の登場が決まっているとか・・・?ディケイドやディエンドの介入も気になります。

 

ぼちぼち終わりに向かいつつあるジオウ、最後まで見届けたい。

 

仮面ライダージオウ DXジオウトリニティライドウォッチ

仮面ライダージオウ DXジオウトリニティライドウォッチ

 

 

 

今回はここまで!

 

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【感想】『仮面ライダージオウ』第2部・未来編プレイバック!【後編・第25話〜第28話】

どうも、黒輔です。

仮面ライダージオウ Blu-ray COLLECTION 2

 

現在放送中『仮面ライダージオウ』も早いもので30話までが放送終了。

年明けの17話から場を引っ掻き回した白ウォズも退場し、新たな局面を迎えていくものと思われます。

 

公式では第28話までを「未来編」としています。サブタイトルの付け方が変わるのが30話から、白ウォズの登場は30話まで。

 

ん~どこで区切ればよいものか・・・と思いましたが、ここは東映公式に従って28話までを第2部・未来編といたしましょう。

 

それではアナザージオウ編・25話~28話のプレイバックです。

 

前編・第17話~第24話はこちら↓

【感想】『仮面ライダージオウ』第2部プレイバック!【前編・第17話~第24話】 - 黒輔処理場

 

 

アナザージオウ・ゲイツリバイブ登場編/第25・26・27・28話

アナザージオウ・加古川飛流

半年の歴史が積み重なったジオウ、なんと「アナザージオウ」が登場。

もっと終盤で出すようなカードではないかと思ったのですが、ここで出してくるとは!

出し惜しみのないジオウの展開には感服します。

「なんでアナザージオウが出たのにジオウが消えないんだろう?」という疑問は当然湧きますが、あんまり深く考えない方が良さそうです(一応、現在進行形のライダーなので、という回答がなされていますが)

カラーリングは不気味な白ということで、ジオウの反転であることが分かりやすい。予知能力のぶつかり合いバトルも見ごたえがあってよかったです。

ただ、、、加古川くんの動機を冷静に見ると只の八つ当たりにしか見えないのが・・・

やり場のない彼の気持ちを考えると可哀想ではあるのですが・・・このタイミングで襲ってくる理屈としては弱いかなと。

ただこの加古川くん、再び登場しそうなので、何をやらかしてくれるのか楽しみにしたいと思います。

 

ゲイツリバイブ登場!

さて最近黒星の多かったゲイツ君、ようやくパワーアップ! 

砂時計とは命を削る象徴なので色々と不安。鼻からだけじゃなくて、目とかからも血が出ているし・・・ ジオウⅡは身体へのデメリットがないので、ちょっと不公平ですよね。

ゲイツリバイブは「救世主」なので、自らを犠牲にしなくてはいけないという事なのでしょうか。

 

ゲイツリバイブは2フォームをうまく使い分けていてカッコいい。瞬時に剛烈にチェンジしてアナザージオウの攻撃を防ぐシーンにはシビれました。

また、未来予知に対抗するのはシンプルに相手の動きのスピードを上回ればよい。最高っす!

それにしてもジオウⅡも先月でたばかりなのにゲイツリバイブに圧倒され、30話ではジオウトリニティが出てくるわけですからね。商品ペース早すぎて頭おいつかねぇわ。

もっとゲイツリバイブの活躍が見たい!でもゲイツリバイブに変身したらゲイツが死んでしまう・・・。

こういう命を削る要素は好物だったのですが、最近はもうアレですね、胸が痛い。

 

そんなゲイツを動かした最大の要因が「ツクヨミを事故に巻き込んでしまった」という自責の念なのが彼らしい。キャラが立ってるな。

 

 

 

すべてのはじまり

さて「ツクヨミがやらかした!?」みたいな描写をされたバス事故でしたが、流石にミスリードでした。

銃を撃つ腕の角度が、座席の子供を打つ角度じゃないもんね。

 

さてこの事故にはまずスウォルツが絡んでいました。

スウォルツお前・・・「いちご狩りツアー」ウキウキで企画してたんか・・・?

ちらしのデザイナー雇って「お前の意見は求めん」とか「なる早でいい感じで」とか言ってたんか!

普通に考えて、スウォルツが何かしらの形で介入したんでしょうけども。なんでわざわざバスツアーを・・・ 密室という状況を作りたかったから?

 

結局ソウゴのコエカタマリンみたいに「アブナイ」と声が文字になって出てくる能力が「王の資質」らしいんですが。

ジオウの顔や武器には文字が描いてありますが「文字を操る→文字を掌握すれば政治・経済・歴史を掌握できる→王の資質がある」ということ?

歴史上にも、王や皇帝が文字を作ったり、歴史書を作らせたり・・・という例は存在します。

文字については、中国の始皇帝による漢字書体の統一、世宗大王が作らせたハングルが有名ですね。

なので、仮にそういうアプローチだとしたらちょっと嬉しい。当たるかなこの予想。たぶん白倉Pここまで考えてないな。

 

ただ一応あった過去の出来事の説明でもしょーじき「そもそもなんでソウゴに王の資質があったの?」ってのは良く分かりません。軽く流されそうな気がするけどなー。

30話で消えた白ウォズ曰く「スウォルツ氏には気をつけろ」とのことなので、今後の展開を待つしかないですね。

 

そしてちょろっと出てきたディケイド・士。

彼はジオウの中における「クウガ~ビルドまでの歴史」とは別の世界線から干渉してきている雰囲気です。

とりあえず、『ディケイド』放送当時の、9つの世界を巡っていた士ではなさそうですね。「とりあえず右、次左」ってバスの運転の事だったんだね

 

 

 

おじさんの後悔、はじめての叱責

東映公式でも指摘されてる通りソウゴって器がデカすぎるというか、達観しすぎててちょっと怖い、人間味がないところがありますよね。

そんな我々の心配は、誰よりもソウゴを見守ってきた順一郎おじさんももちろん感じていました。

せっかくできた友達がいなくなってもどこ吹く風という態度を見せているソウゴに、親代わりとして正面からぶつかっていくおじさんの姿はこのエピソードである意味一番のヒーローだったのではないでしょうか。

叱るのってすごくエネルギーのいる行為だと思うんですよね。相手の気分を害するかもしれないんだから、言い方を考えないといけないし、指摘するよりこっちが我慢するなり無視するなり、もしくはカバーするなりしたほうが楽なんです。(まぁ、容赦なくズバズバ言える人もいますが・・・)

そこを敢えて「叱る」のはそれだけの理由がある。

それに、「王様になるなんてバカなこと言うのをやめろ」とも言わず、「そんなんで王様になれるか」とも言わず、「人の気持ちが分からない王様になっちゃうぞ」ですからね。ソウゴの気持ちを最大限尊重している。

 

おじさんの愛ある叱り、ジオウで初めて涙しました。

心を動かされた人も多いのでは。

 

オレたちのゴール2019

さてジオウⅡ、アナザージオウ&アナザーライダーズ、ゲイツリバイブの戦いは「一種の最終回」「一つの到達点」らしく、とても見応えがありました。

特にアーマータイム(フォームチェンジ)のラッシュは劇場版っぽくて、レアですからね。

もうみんな分かっていると思うので、多くは語りませんが・・・

お互いボロボロになっても会いに行くあたりお前らお互い友情を感じてるんだよー!

そしてソウゴもゲイツもはっきりと「友達」と口にしてくれました。

 

ここでジオウとゲイツの再合流を描いた後、次のブレイド編で「ジオウトリニティ」の誕生へと繋げるわけですので、やり方が丁寧ですよね。

 

白倉Pの手法

今回改めて思ったんですが、白倉Pってたぶん「描きたい話・画のために設定を作る」寄りの人ですよね。

 龍騎なんかだとそれが顕著で「絶対的な正義がある」という神話を破壊するために「13人のライダーを出した」ってのは有名な話だし、555なんかもどちらかというと物語性ベースで作ってるっぽい。

なので時には設定が良く分からくなったり、「スーパーヒーロー大戦」みたいな勢いしかない(それすらあるか怪しくなってくる)映画ができたりするんですけど(笑)

 

28話がひとつの最終回と自ら書いてるとおり、ソウゴとゲイツの関係性も逆算して作っていったんでしょう。

www.kamen-rider-official.com

 

ちなみにFateシリーズの奈須きのこ氏も「設定・世界観を先に作るタイプ」と見せかけて実は話のために設定を作るタイプでして、故によく設定が覆ったり、「それでええんか・・・」という新設定が出てきたりします。

 

ブレイド編/第29話・第30話に続く

白ウォズ編の終わりでもあり新章の始まりでもあるブレイド編。

ここまで長くなったので、ブレイド編は独立した記事で書いてみようと思います。

色々と思うところもなくはないのでね。記憶が新しいので、いろいろと切り込んで書けるかと思います。

 

それでは!

 

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【感想】『仮面ライダージオウ』第2部・未来編プレイバック!【前編・第17話~第24話】

どうも、黒輔です。

仮面ライダージオウ VOL.5 [DVD]

 

現在放送中『仮面ライダージオウ』もあっという間に折り返しを過ぎました。

もう30話って・・・ウソだろ!?

 

先日放送の第30話にて「オーマの日」の歴史が書き変わり、ジオウとゲイツは共存の道を歩み始めました。

しかし、依然としてオーマジオウは未来で君臨しており、どうなるかは分かりません。

 

当ブログでは、白ウォズが登場してから退場するまで(第17話から第30話)を一つの区切りとし、プレイバック記事を書いてみたいと思います。

第1話~第8話、第9話~第16話の振り返りはこちら。

kurosuke303.hatenablog.com

kurosuke303.hatenablog.com

 

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【ネタバレ注意】『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』第2話 「Another Alternative」感想!

どうも、黒輔です。

 

auビデオパスにて配信中、仮面ライダージオウスピンオフ『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』。

EPISODE2 「Another Alternative」が4月7日から配信されました。

 

 

いやぁ・・・

なんだかんだで「あの頃のライダー」の空気感。

 

とくに電王以降の平成ライダーって明るめの作風にシフトしていきましたが、初期の暗くシリアスな雰囲気も重厚感があって好きなんですよね。(日曜朝の番組としてふさわしいかは置いておき)

良いところもそうなんですが、ちょっとガバガバ感というか、ライブ感ってのも含めてあの頃のライダー・・・というか井上敏樹のカラーが強く出ている第2話「Another Alternative」だったのではないかと。

 

 第13話

 

第1話「Advent Again」の記事はコチラ↓

【ネタバレ注意】『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』第1話 「Advent Again」感想! - 黒輔処理場

第3話「Alive A life」の記事はコチラ↓

【ネタバレ注意】『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』第3話 「Alive A life」感想! - 黒輔処理場

 

―ここからはネタバレ―

 

 

 

 

 

 

 

真司と蓮

「初めて」会った真司と蓮。

まさか「ロン」のネタをぶち込んでくるとは・・・ 井上さんが龍騎を見直して書いてるのは本当のようですね。

(追記)真司役・須賀さんのアドリブだったそうです!!どっちにしろ嬉しい!

natalie.mu

 

かつての真司のように「この戦いを止めたい」蓮。「自分の中で声がする」と言ってますが、真司の夢に蓮が出てきてるように蓮の夢にも真司が出てきてるんですかね・・・。

戦いが無かったことになった本編最終回で、「蓮は戦いをうっすら覚えている」ようにも取れる描写になってるという話があります。今回のスピンオフで、蓮は知らないふりしてて実は分かってましたー、みたいなのがちょっとだけありそうで怖い。

真司を助けたくせに、泡立てた酒をかけたりするあたり「秋山蓮」らしさが出てますよね。人間の性格ってこういう細かい動作に出る。

 

対する真司はイマイチ「冴えないアラフォー」感が出ててあんまりカッコよくない(もちろん意図的なんでしょうが)

過去の真司はバカなりの熱さがあったと思うんですが、真司の良さがいまいち出てないかなぁ。若いうちはバカでも良いんだけど、ともすればおっさんがヘラヘラしてるように見えてしまうのがきつい。

さてEPISODE FINAL、ジオウ・リュウガ編に続いてまたまた鏡の真司と一体化してしまい、リュウガに変身して早速一人ライダーを屠った真司くん。

次回以降、どう行動を取るのか・・・に期待したいですね。かっこいい真司が見たいわ。

 

まさかの手塚と芝浦が・・・

井上特有の食事シーンがきたと思ったらグサー。

怖いって。マジで。何がって、そのまま平然と、血の付いたナイフで飯を食い続ける。しかも肉だぜ。クレイジーだ。

しかもそのままベッドシーン。

 

・・・なんで!?

 

この2人、カップリングさせる必要あるかよ!

ユナイトベント要員だけど、この2人がユナイトする必要は無いよ!!!!

そして経緯が描かれること無く、手塚も芝浦も退場してしまいました。本当になんだったんだろう。。。

「殺し合い=愛情表現」ってのはどういうことか。芝浦はかつて人間の心理を分析し、「ハマッたら殺し合いをするゲーム」を創っていましたが、人間の心情が昂ぶる→最高の昂ぶりとは即ち愛である→愛情表現とは殺し合いである というロジックってことでいいのでしょうか。

もしそうだとしたら結構怖い。

もともとネジの取れかかってたみたいなヤツでしたが・・・

 

ちなみに、ここで出てきたタロットカード「塔」のテーマは「破綻」。

正位置の意味

破壊、破滅、崩壊、災害、悲劇、悲惨、惨事、惨劇、凄惨、戦意喪失、記憶喪失、被害妄想、トラウマ、踏んだり蹴ったり、自己破壊、洗脳、メンタルの破綻、風前の灯、意識過剰、過剰な反応。

逆位置の意味

緊迫、突然のアクシデント、必要悪、誤解、不幸、無念、屈辱、天変地異。

塔 (タロット) - Wikipedia

手塚と芝浦は結局殺し愛をした後、手塚はかつて真司と戦いを止めようとしていた記憶を取り戻し、真司にデッキを返却して死亡。

手塚が死んだとは知らない芝浦は、手塚に止めを刺すためさ迷っていたところをリュウガに倒されて死亡。(Ζガンダムの終盤並みのスピードでキャラが死んでいく)

結局この2人は何だったのか・・・

 

アナザー龍騎とサラ

アナザー龍騎はサラを救うため、人々を襲っていること。ここは分かります。

「私がこのゲームを始めた」とは?サラがミラーワールドを開いて真司たちを集めたと?なぜそんなことが出来るんだろうって話ですが・・・

サラが都合良いタイミングで出てきて全部説明してるあたりやっぱり尺が足りないんだなぁと思いました。

かつての神崎士郎や蓮と似たような動機みたいですが、ここにはどういうアンサーが出されるのでしょうか・・・

 

浅倉・吾郎・北岡

「北岡は嫌いじゃなかった」と語る浅倉はちょっと意外でした。「憎しみを向ける奴は(ある意味)信用できる」とのこと。

自分に真っ向から挑んでくれるから・・・ ってことですね。狂ってるね!

でも、本編だと浅倉と北岡は幾度も激突していたので、こういう真意があったとはちょっと意外でした。北岡さん、今回の出演こそは叶いませんでしたがストーリーにおいて存在感を出してきてますね。

そして、ふんぞり返って吾郎の飯を食ってるところはちょっと面白い(笑)

 

対する吾郎は、予告を見る限りではやはり浅倉に復讐する模様。

浅倉は気付いてるのかなぁ・・・

 

最終話「Alive A life」

サブタイトルで「Aから始まる単語」の2連続だったのはこのためだったのかー。

 

最終話で生き残っているのは

龍騎リュウガ、ナイト、ゾルダ、王蛇、ベルデ です。

・・・ベルデ!?たまたま生き残ってるけどリュウガが王蛇あたりにサクっとやられちゃいそう・・・もしくはモンスターにやられるとか。

 

真司が「死ぬなよ・・・!」と声を掛けてるのは誰か。(たぶん蓮なんでしょうが)

吾郎ちゃんははじめから復讐のつもりで浅倉に近づいた?

龍騎ライドウォッチはどうやってジオウが継承する?

どうやって龍騎としての締めをつける?

 

といった辺りが気になりますが・・・果たして来週、まとまるのか!?

 

auビデオパスですが、登録から30日間は無料ですので、未登録の方は是非。

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