どうも、黒輔です。
現在放送中『仮面ライダージオウ』もあっという間に折り返しを過ぎました。
もう30話って・・・ウソだろ!?
先日放送の第30話にて「オーマの日」の歴史が書き変わり、ジオウとゲイツは共存の道を歩み始めました。
しかし、依然としてオーマジオウは未来で君臨しており、どうなるかは分かりません。
当ブログでは、白ウォズが登場してから退場するまで(第17話から第30話)を一つの区切りとし、プレイバック記事を書いてみたいと思います。
第1話~第8話、第9話~第16話の振り返りはこちら。
シノビ編/第17話・第18話
新年一発目の放送で、新しい章に突入するというこの段取りの良さ!
まずは白ウォズですね。注目したいのは、渡邉圭祐さんが頑張って演じ分けをしている点。さすがに怪しいシーンもありましたが、白ウォズのほうがちょっと声が高めですよね。
渡邉さんは演技初挑戦ということですが、ルックスもイケメンだし今後の活躍が見込まれますね~。
仮面ライダーシノビを見て思ったのは、主役扱いとしての忍者ライダーはいないよなぁということ。エグゼイドに風魔は出てきましたが、忍法を使うライダーとか見たいな・・・と思ってたらTTFCで配信が決まりました。
このシノビ編はどちらかというとウォズの顔見せと新章の始まりという印象が強く、シノビの物語は薄味だったので、配信が決まったのは良かったですねぇ。
第1部で「ソウゴを絶対倒す」から「ソウゴが最低最悪の魔王になったら倒す」と決意した矢先に、「自分がソウゴを倒した未来」から狂信者がやってくる、という状況に立たされたゲイツ。
うーん、ソウゴが一貫して「王様になる」ことを思い続けているのに対しゲイツはいろいろ悩んでます。ただ、ドラマとしては紆余曲折あったほうが面白いし、やっぱり仮面ライダージオウの主役はゲイツといって良いんじゃないかな我が救世主。
クイズ編/第19話・第20話
このクイズ編では一味変わって、未来に存在する仮面ライダークイズ本人が2019年にやってくるという展開でした。
それにしても「仮面ライダークイズ」って・・・仮面ライダーに関するクイズだと思いますよ普通。
でもどこか突飛なモチーフを繰り出してきた「平成ライダーらしさ」を感じますよね。2040年ってもう平成じゃなけど。
ライダーらしさといえば、白倉P曰く仮面ライダーは「親殺し」もしくは「親を超える」物語でもあるんですよね。
主水は父親に会い、ある問題を出して自分の中の父へのわだかまりを解くため2019年にやってきた。
結果、「正解だと信じる」と言い切って彼は未来へと戻っていきました。
人に問題を出して「事実ベースで正解/不正解」とジャッジしてきたクイズが、仮面ライダーの要素である「親を超える」ことを通して「自分にとっての正解は何か」を見つけられたという、短くも綺麗な構造のお話だったと思ってます。
でもタイムパラドクス周りの理屈は頭に「?」が浮かんでしまいました・・・でもまぁ時間モノって割と考えたら負けな部分あるよね。
リュウガ編・ジオウⅡ登場/21話・22話
『平成ジェネレーションズFOREVER』に出演し、ワンチャン本編出演有るか・・・?と目されていた城戸真司・須賀さん。
まさか編集長まで引っさげて登場するとは・・・!
ミラーワールドの環境音、真司の話題で笑顔になる編集長、変わらない真司の声。
僕は『龍騎』やってたころはまだ小さかったので、幼い頃のライダーということで感動もひとしおでした。
【ネタバレ注意】『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』第1話 「Advent Again」感想! - 黒輔処理場
肝心の内容なのですが、「裏の自分をも受け入れる」ことが「パワーアップフォームへと繋がる」話運び、良かったのではないでしょうか。
この手の話は最近たまに見ますが、「龍騎」という作品を通して、裏・もしくは反転した自分を「文字通り鏡の中の=反転した自分」として描くことで分かりやすくなっている。こういうやり方ができるのはジオウならではだと思います。
ジオウⅡについては、最初ガンダムみてぇな頭してるな・・・と思いましたがやはりかっこいい。頭は4本ヅノになり、時計のベルト状の部分は2本に。アクセントに金。
能力は未来予知ですし。かっこよくて強いし私は好きです。
さて、精神的にも能力的にも成長したソウゴは、皮肉として最低最悪のオーマジオウへとまた一歩。どうなってしまうんだジオ~。
キカイ編/23話・24話
舞台はなんと2121年。ゲイツリバイブが世界を救って発展した平和な未来・・・と思いきやめちゃくちゃディストピア。
さて、仮面ライダーキカイ。ヒューマノイズながら人間を守るために戦っている、という設定は、「ショッカーの改造人間ながら人間を守る」初代ライダーとダブります。
いわゆる、ライダー3原則のうち「同属同士の争い」ですね。ミライライダーズの共通項ですが、普通に単独番組としてみたいですよねー。シノビだけじゃなくてクイズやキカイも見たいわ。
さて「時間を戻せる能力」に加えて「未来を予知できる能力」があったジオウⅡですが・・・実は「未来を予知する」と見せかけて「思った通りの未来にする」能力だったとは。とんでもない能力ですね。
アナザーキカイにパスワードがあったのも、追試でヤマが当たったのも、もしかしたらソウゴにゲイツ・ツクヨミという友達(少なくともソウゴにとっては)ができたのも、ソウゴがそう思ったから・・・?
この能力がどのくらい自由に発動できるのかはわかりませんが、今までの前提がさまざまにひっくり返るなんでもあり設定。「どうせ時間戻せるからええやろ~」的なノリでツクヨミが爆発に巻きこまれるところをゲイツに見せるってのもなかなかクレイジー・・・
さて、ツクヨミが急激にジオウ打倒を目指すようになり、ゲイツは揺れながらもクジゴジ堂を出て行ってしまいました。「WILL BE THE BEST FRIEND FOREVER」の話とは裏腹に、独りになってしまったソウゴ・・・
前編はここまで。後編に続きます!
↓この記事が気に入った方、是非フォローよろしくお願いします!↓