年の瀬にこんにちは、黒輔です。
今年も簡単にですが、2020年の映画を振り返っていきたいと思います。
去年の記事↓
今年はコロナ禍の影響で新作映画の公開が延期されたり、黒輔自身の正社員就職・単身住まいスタートといった環境の変化で、鑑賞した映画の本数は少なくなってしまいました。来年こそは映画観る時間つくるぞー。
2020年に観た映画
フォード vs フェラーリ
リチャード・ジュエル
スーパー戦隊MOVIEパーティー
1917 命をかけた伝令
野生の呼び声
劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス
劇場版 Fate/stay night [Heaven’s feel] III. spring song
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
TENET テネット
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
星の子
劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME & 劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本
劇場版 ポケットモンスター ココ
今年は例年以上にアニメの映画を見に行った率が高ですね。ポケモンの映画なんて小学生以来に見に行ったし。感想を書きそびれてしまった映画もたくさんあるので、反省。時間をうまく作れるように頑張ろう。
昨年ではランク分けして載せていましたが、今年は「上位映画に対してランク付け」できないなので... 各映画について一言ずつコメントしていこうという感じです。
- フォードvsフェラーリ
- リチャード・ジュエル
- スーパー戦隊MOVIEパーティー
- 1917 命をかけた伝令
- 野生の呼び声
- 劇場版 ウルトラマンタイガ
- 劇場版 Fate/stay night [Heaven’s feel] III. spring song
- 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- TENET テネット
- 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
- 星の子
- 劇場短編 仮面ライダーセイバー
- 劇場版 仮面ライダーゼロワン
- 劇場版 ポケットモンスター ココ
- 来年は...
フォードvsフェラーリ
感想『フォードvsフェラーリ』非クルマ好きに贈る情熱の物語 - 黒輔処理場
観た当時に書いた通りの感想なのですが、自分の好きなことに没頭することの尊さに共感できる映画だと思います。年の初め辺りに公開した映画ということもあり、存在を忘れかけていましたが... レースシーンも見応えあったし、僕が今年観た映画の中では案外万人にお勧めできる映画です。
リチャード・ジュエル
感想『リチャード・ジュエル』立ち向かうべきはテロか?それとも。【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場
今年観た映画の中ではちょっとマイナーでしょうか。暴走した正義感が悪より恐ろしい世の中ですが、リチャードの素朴な性格はその中で光るものがあるのではないでしょうか。
スーパー戦隊MOVIEパーティー
戦隊の良さを詰め込んだ映画と戦隊の良さを詰め込んだ映画が2本立てになっていてキャパオーバーする映画。ソフトは別々で出てるのかな?これを観た時点でキラメイジャーには期待大でしたが、それ以上をいってくれています。
1917 命をかけた伝令
ベスト戦争映画といってもよい傑作です。全編ワンカット(風)という映像面の面白さもありながら、「伝令を届ける」というたった一つの目的に向かって進軍する主人公の前に立ちはだかる様々な障害や、それを乗り越える姿がじっくり描かれている。一見地味なあらすじや絵面なんですが、見入ってしまう映画です。もうだめかと思われるシーンがあるんですが、そこで主人公が「あるもの」を観て再び使命を思い出すシーンが泣けましたね。もう一度観たい。
野生の呼び声
原作は有名な小説。ハリソン・フォード主演で6度めの映画化。とはいえ、バック(主人公の犬)とジョン(演:ハリソン・フォード)は映画の中でずっと一緒にいるわけではありません。しかし、後半にずっと一緒にいたかのような良き相棒となっていく姿は、観るだけで癒されます。また、バックの人生と関わり、そして離れていった者たちの「その後」は描かれません。それが、自然の厳しさと切なさを連想させました。
劇場版 ウルトラマンタイガ
感想『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』 - 黒輔処理場
クライマックスと銘打ってるだけあってニュージェネ総出演というてんこ盛りな映画でした。『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』のアーリートレギアを観た後だと、またちょっと違った感情をトレギアに抱くかもしれない。
劇場版 Fate/stay night [Heaven’s feel] III. spring song
感想『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s feel] 第3章 spring song』【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場
8月に公開することになりましたが、とにかく無事公開されてよかった!自分が『Fate』に入門したのはufotable制作によるUBWだったので、ついにHFが完結となると感慨深いです。今後もufoと型月は関わっていってほしい。
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
こちらも、二度の延期を乗り越えての公開となりました。もうね、TVシリーズを観ていると開始数分でウルっときてしまう。壮大な音楽と美麗な作画でも観客の心を揺さぶってくるし、自分の武器をよくわかっている者の所業ですよ。くそー、ずるいなあ。そして、本編でちょっとイヤなヤツ感があったディートフリートがいぶし銀な立ち回りをしてくれる良キャラになっていて良きだった。反対に、ギルベルトはなっかなかヴァイオレットのことを受け入れなくて、すごくもどかしかった(笑)今度またTVシリーズ観よう。
TENET テネット
数少ない今年公開のハリウッド大作。そして「浴びる」タイプの映画でした...。初見で理解できたことは、今作に出演しているエリザベス・デビッキ(身長が191cmある)の脚がむちゃくちゃ長いことだけでした(ウソ)。で、解説を読むと「ああそういうことだったのね」とわかるのですが、「名もなき男」とニールのことを思うと心に深く刺さりますね。
余談ですが、今作で悪役だったケネス・ブラナーがむちゃくちゃ悪そうなメンヘラDV旦那を演じてたんですけど、『オリエント急行殺人事件(2017年)』で温厚そうな名探偵ポアロを演じていたときと雰囲気がバリバリ違ってて「役者ってスゲー」ってなりました。
劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
感想『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』【ネタバレ注意】 - 黒輔処理場
煉獄さん300億達成&国内興行収入1位おめでとう。タイミングの良さとかもあると思うけれど、記録は破るためにあるものですから、新しいコンテンツが古いコンテンツを追い抜くという事態はとても喜ばしいことだと思います。(昨年はアベンジャーズ特に、鬼滅は子供にも流行っている。もし、鬼滅に触れた子供たちの中から次世代のマンガ・アニメ業界の担い手が出てくるのであれば、まさに『鬼滅の刃』のテーマが体現するところであるでしょう。それにしても、深夜アニメとしては異次元の記録過ぎて、縁壱さながらになってしまったのは面白いな...
星の子
久しぶりに、一般実写邦画を観に行きました。特殊な環境に身を置く主人公の子ですが、観客の心を過剰に煽るような演出はなく、淡々と見せてくるというか、ちょっと不思議な感じの映画でしたね。最後のシーン(パッケージにもなっている)では、同じタイミングで流れ星を観ようとするも、結局両親と子で観るタイミングは違う...という展開で。その後どうなったのか?という疑問を誰しも抱くと思いますが、やっぱり子供は両親のもとからは離れていくんじゃないかなと思いました。
劇場短編 仮面ライダーセイバー
起承転結の結のみを見せられた映画って感じ。そうなんですが、セイバーたちの全員同時変身といった豪華な映像は劇場ならでは。また、すべてを虚無に還さんとするファルシオンに各々反対する剣士たちの言葉もキャラクターを反映したものになっていてよかった。敵役の仮面ライダーファルシオンですが、デザインもいいし「無銘剣虚無」っていう剣の名前もかっこいいし、今回限りなのはもったいないなあ。
劇場版 仮面ライダーゼロワン
TV本編は色々と不満点や不完全燃焼感が残って終わってしまったゼロワンですが、今回の劇場版はなかなか面白く観ることができました。仮面ライダーゼロツーも最初と最後に大活躍してくれたし、その上メタルクラスタホッパーも格を落とさず、劇場限定フォームのヘルライジングホッパーの演出はこれでもかってぐらいおどろおどろしかったし、最終回限定のリアライジングホッパーまで活用してくれるという、サービスっぷり。
「人間とヒューマギア」が話の軸だったゼロワンですが、最後にヒューマギア・イズが変身したゼロツーと共闘して敵を撃破するのはいい落としどころだったのでは?余談ですが、ゼロツーの首を軽く傾げたり、手を腰に添えたりといった仕草や動きがとても可愛らしくて、新しい性癖の扉を開きそうになりました...。
劇場版 ポケットモンスター ココ
ポケモンの映画を小学生時代以来に観に行きました。映画の予告に長らく出てきて気になっていたんですが、行ってみたら予想以上でした。もしかしたら、今年鑑賞した映画で一番の傑作かもしれません。「ポケモンに育てられた人間」ココを主人公として、「わたしは誰なのか」「親子とは」「自然との調和」というテーマをしっかり描いていたし、「これはポケモンの映画なんだ」っていうことをあまり意識せず観ることのできる作品だったんじゃないか?と思います。
来年は...
やっぱりどうしても鑑賞するジャンルって偏っちゃいますね。目下の課題はもう少し一般邦画を観る事なんですが、なんかお勧めあったら教えてほしいものです。
来年こそは、映画の公開が延期されることなく、気兼ねなく身にける環境になってほしいものです。
いい映画との出会いを願って...
最後までお読みいただき、ありがとうございました!