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感想『スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』続3部作、堂々完結!見応え抜群!

どうもこんにちは!黒輔です!ブログではお久しぶりです!年の瀬ですがいかがお過ごしですか!?

 

今年も様々な映画が繰り出されましたが、年の瀬と言えばやはりスター・ウォーズ。2015年の末にワクワクしながら観に行ったのが懐かしいです。なにせ、SWを初めて見たのが2010年ぐらいだったので、まさか終わったはずのシリーズの新作が映画館で観れるなんて!とそれはもう楽しみにしていたもんです。

 

今回の『スカイウォーカーの夜明け』、正直言うとかなり微妙な気持ちだったんですよね。前作『最後のジェダイ』がイマイチだったのもあるんですが、予告編見てもそんなに面白そうじゃないし、「これで完結」と言っておきながらちゃっかり2022年以降にも新作を作ると発表してあるしで。ただまあ、なんだかんだで好きなシリーズ。様々な偶然も重なり、20日0時スタートの上映回へ足を運びました。

 

これが思いのほか・・・楽しめた!劇場をスタッフやファンが盛り上げて頂いており、ちょっとテンションが上がる。あれだけでも行ってよかったかもしれない(笑)映画のストーリーもSWらしくあり、旧作のオマージュを含みつつも続三部作をきっちり完結させていたと思います。ライトセーバー戦、地表のスピーダー戦、艦隊戦もホントかっこ良かったんですよ。一番のお気に入りはスピーダー戦ですかね。観に行ってよかった・・・

 

少しシリーズに暗雲が立ち込めていた感じもありましたが、それを覆すだけの良い完結編だったのではないでしょうか。

 

 

 

※※※ここからはネタバレ注意※※※

 

 

 

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け オリジナル・サウンドトラック(限定盤)

 

 

映画情報

題名 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

原題 Star Wars: The Rise Of Skywalker

監督 J・J・エイブラムス

脚本 J・J・エイブラムス、クリス・テリオ

音楽 ジョン・ウィリアムズ

出演  キャリー・フィッシャーマーク・ハミルアダム・ドライバーデイジー・リドリージョン・ボイエガオスカー・アイザックアンソニー・ダニエルズヨーナス・スオタモビリー・ディー・ウィリアムズ、イアン・マクダーミド、ほか多数

 

アクションシーン

良かったねアクションシーンが。冒頭からカイロ・レンのかっこいい剣戟があるんですが、ファースト・オーダーの最高指導者に就任してそれなりに強くなった感が出てました。まあ、ルークの弟子だもんね。かなり荒々しい戦い方なんですけど、フォースを駆使しながら敵を斬り倒していく様子はさながらベイダーのようでした。(カイロ・レンといえばレン騎士団やっと出てきたね)

 

作中で2回あるレンvsレイ。1回目は、8でもあったフォース交信を使った戦いでしたが、ところどころ片方を画面に映さない・・・というカメラワークによって、それを表現しているのが面白い。2回目はちょっち長かったかな?でも、レイの攻撃をセーバー起動すらせずに軽くかわすカイロ・レンとかはかっこいい。2人が互角であることをうまく魅せていたなぁと思います。(全然関係ないけどクウガvsダグバをちょっとだけ連想した)

 

個人的に好きなのは、序盤のほうのどっかの惑星での戦い。ストームトルーパーとおいかけっこのところ。敵側が乗ってるバイクみたいなやつがカッコよかったんですよね。さらにカタパルト発進機能もついてる(笑)まぁ、トルーパーなんでやられちゃうんですけど、ロープを巻き付けてぶつける倒し方とかも良かったです。でも、敵とはいえ、(敵だからこそ?)ちょっと可哀そうだよなぁとか思ってしまいました。岩肌にぶつかって爆死した人とか・・・。

 

最後、ファイナル・オーダーの艦隊に攻撃を仕掛けるところ。あれもなかなかだった。スター・デストロイヤーの甲板で破壊工作をしつつ裏で戦闘機が戦ってるというシチュエーション。良い!さらに別な場所ではレイも戦ってるし、SWの伝統ですね。山場の「ある演出」は本当に感動できた。ただ、フィンを救出する役割はポーに与えても良かったのではないかと・・・ファルコンが救うのでもいいんだけどさ?他にも、もう少しポーの活躍が観たかった感はありますね。

 

無難?なストーリーと血統主義

ストーリーはなんというかこう・・・つまんないと感じる人もいるかもしれない。良く言えば手堅く作った。悪く言えば無難。具体的に言ってしまうと、「ファースト・オーダーはパルパティーンダース・シディアス)が糸を引いていた」「スノークパルパティーンの幻影、操り人形」「レイはパルパティーンの血統」「カイロ・レンの改心」「レイアは死亡、レイがスカイウォーカーを名乗り受け継ぐ」と言ったところでしょうか。正直、それ8でやっとけや!っていう話もちょいちょいある(笑)EP8でやったことを覆しかねない話もたくさんあるし。

 

でも、レイが最後にスカイウォーカーを名乗るとき(場所はなんと惑星タトゥイーン!)、誇らしげだったのにはもう素直にレイ良かったな・・・と安堵しました。レイアとルークに支えられたんだから、もう血筋とか関係なく、魂を受け継ぐことができたんですよね。タトゥイーンの二重太陽と相まって、「夜明け」というタイトルは結構合っていたのかもしれません。

 

この映画が血統主義を肯定しているのか?否定しているのか?というのは難しい問題です。レイの両親は確かに名も無き人でしたが、おじいちゃんはパルパティーンという大物でしたからね。あの強さにも納得ですよ。(ライトニング出したときは露骨~!と思っちゃった程)しかしながら、最後に「スカイウォーカー」を名乗るわけですから、血筋の否定ともとれる。どう捉えたらいいんだろうなこれは。極端に触れることなく、落ち着くとこに落ち着いたともとれるのかな。

 

結局ルークとレイアに稽古をつけてもらわなければレイの才能が開花することもなかったし、周りの支えがなければダークサイドに堕ちていたかもしれないし、「悪の血筋でも善になれる」という意味では王道かつ血統主義の否定かもしれない。まあ、レイはほんとに何者でもなかったほうが綺麗かもしれないけど、SW世界観での強さの説明がつかんからなー。「そこはレイ・パルパティーンでありながらジェダイを名乗る方が良いのでは?」という意見も分かるけど、続三部作はたぶんレイが家族を手に入れる物語でもあるから、スカイウォーカーの方にしたんじゃないかなと。

 

カイロ・レンの改心について、もうちょっと葛藤を見せてほしかった感はある。なんか映画1.5本分ぐらいのストーリー詰め込んでて良くも悪くもジェットコースタームービーなんですよね。でもさぁ~ハリソン・フォード再登場はウルっとくるでしょ。殺されても息子を信じているハン・ソロ・・・。7で刺し殺した時の構図とか、セーバーの握り方とか被せてくるのもズルい・・・!あれ、過去の映像の使いまわしとかでなく、新規で撮ってますよね?

 

カイロ・レンについては、強いて言うならレイと皇帝を倒して欲しかった感もありますね。レイを救う役割を与えるために一旦落っことされたのは分かるんですが、最後の最後で蚊帳の外感というか・・・しかしながら、ベン・ソロに戻ってくれて嬉しかったです。

 

かわいそうなチューバッカ

これちょっと言わせて。作品を非難するわけではなく、単にキャラへの同情心なんですが・・・。7でハンを失い、8でルークを失い、9でレイアを失ったチューバッカが何とも可哀そうで・・・報せを聞いて「ウォォォン」と崩れ落ち哭くチューイがほんと・・・ まぁ、キャラが死ぬのは仕方ないと言えば仕方ないんでそこを叩くつもりは毛頭なくて、単にチューイ可哀そうって話です。ウーキー族って寿命長いんだっけ。せめてレイ、フィン、ポーと仲良く過ごしてほしいんだよな・・・

 

あ、ここからはちょっと文句なんですが・・・チューバッカが捕まって、レイが死なせてしまったと勘違いし、「チューイのために」と奮起するけど船は2つあったッ!ってところ、ちょっと滑稽じゃなかった?SW特有のちょいガバ感といえばまあそうかもしれなんですけど。でも、「チューイの為にも」と誓いを立てる直前に、チューバッカは実は普通に生きてることが観客は分かっているわけで。いや、流石に死んでないでしょうと思ってたけど?流れが悪かったと思うんですが・・・ (どっちにしろ茶番臭いだろ!と言われたらそれで終りですが)

 

C-3POが記憶をいったん消される辺りも、理屈は分かるけどすこし忙しく感じたかなあ。「目に焼き付けておく」の台詞はほろりときたけど、レイたちはあんまり悲しんでなさそうに見えたし、後半R2のおかげで普通にメモリー戻ったっぽい?からね。

 

『最後のジェダイ』の否定?

Twitterとかで感想漁ると、やっぱり『最後のジェダイ』を無かったことにしたとか、尻拭いをやってのけたというコメントがやっぱり多い。まあ、確かに感じたよ、「JJエイブラムス、マジでおつかれ」って。7で撒いた要素を8はあまりにも雑に片付けすぎていたし、スター・ウォーズの神話を破壊してしまった。そこから軌道修正しようという努力の跡がとにかく見られたと思う。

 

レイは結局はパルパティーンの孫娘だったし、ルークは8で明かされた過去の行動を反省しつつレイを諭すし(セーバーには敬意を払え、なんて言うんだぜ、自分だって投げ捨てたでしょ!)、雑に死んだスノークパルパティーンの入れものだったと判明し、一部から槍玉にあげられてしまったローズもかなり出番がカットされていて、フィンは彼と同じく元トルーパーの女性と親交を深める・・・。表面的に見れば8は黒歴史になりかねない。

 

8の最大の賛否両論ポイントって、ローズが云々とかハイパードライブ特攻が云々なんかじゃなくて、「英雄の神話」を「誰でもない人々の物語」にしようとした点だと思うんですよね。確かに、シリーズで描いてきた価値観を覆したり、或いは「誰かだけが特別」「選ばれしもの」といったものを否定する話は最近流行ってますが、旧作ファンからは大きな反発を喰らうわけです(最近だとトイ・ストーリーがそんな感じだったと聞く)

 

しかしながら、最後、星の数ほどの民間船がレジスタンスの援軍に来るシーン。あれ!あそこ!EP8の文脈だと俺は思った!レジスタンスという立ち上がった者だけでなく、様々な人たちが助けに来てファイナル・オーダーを倒すんだから、あれこそいい塩梅だったんじゃないかなって思うんですよね。みんなで戦うっていう。メインテーマが鳴り響く演出も良かったし・・・まあ、どういう意図でやったのかは知らんけど、あそこで前作への猜疑心も少し溶けて、救われた気分になりました。良かったことです。

 

続三部作の完結

皆さん様々な意見がおありでしょうが、観て楽しめた『スカイウォーカーの夜明け』であり、続3部作でした。9部作の完結というコピーについてはどうでしょう?ただ、レイに共助してくれたジェダイたちとか、Xウイングを引き揚げるとか、過去作オマージュにも富んでいました。惜しいな~って思うところもままあるけどね・・・

 

真夜中の初回上映には初参加だったんですが、ああいうのも良いですね。他にもライトセーバー持ってきてる人とかもいて、気分を盛り上げて頂いて・・・本当にありがとうございました。(ディズニーランドに来たみたい~なんて言ってるおばちゃんがいて面白かった)そういう点でも思い出に残る映画だったと思います。

 

これ以降はあるんかな。レイが主人公の話の続き作れなくなさそうだけど、スピンオフの方が観たいな。俺もセーバーもってこうかな・・・。

 

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