どうも、黒輔です。
ここ最近、COVID-19が再拡大の様相を呈していますが、みなさんお元気ですか？
感染症とはいえ、人とすれ違っただけで感染するようなモノではないので、一概に「外に出るな」と言うのもいかがなものかと考えている僕ですが、「換気が悪い場所に行く、マスクなしで一定時間人と接する」といったことには改めて気を付けた方がよいでしょうね。
さて今日はそんな情勢の中で広まったテレワーク、在宅勤務。今年から働いているわたくしもテレワークメインで仕事させてもらってます。（社長ではなく、もちろん平社員です）そちらについて、個人的にいろいろ思ったことを述べていきたいと思います。ざっくばらんに。ある程度ぼかして書くところもあるので、そこはご了承ください。
良いとこ
時間の節約・有効活用
まず思い浮かぶのはこれですね。通勤時間や朝の準備の時間が無くなる分、睡眠・家事・運動・趣味といったことに時間が費やせます。人によっては苦にならないのかもしれませんが、ま～僕にとってはめんどくさいったらありゃしないですね。
かつては利用する路線の本数が少なく、苦労していた思い出しかないので、（今は職場の近場に住んでいるとはいえ）通勤にかける時間がなくなるというのはとてもありがたいです。僕のような田舎者ではなく、満員電車に乗らなくてはいけない人・通勤で車を運転しなくてはならない人も実感しているメリットではないでしょうか。
最近は出勤時間ギリギリまで寝てしまってますが、それはそれで充分に睡眠時間が確保できていて良いのかなと思います。
人目を憚ることがない
オフィスに出勤すると、どうしても人目が気になります。職場の雰囲気にもよるのでしょうが、例えば「BGMをかけて仕事」なんかはしにくい所もまだまだ多いのではないでしょうか。
在宅勤務では周りに人がいないので、音楽を流すとか、おやつを摘まむとか、そういったことは格段にやりやすい。事実、疲れた時にナッツ類を食べたりしてますからね。あと、YouTubeでゆったりとしたBGMをかけるとか。
外に出なくて良い
これは根本的に僕の性格や体質の問題なのですが、やっぱり週に5日、外に出て帰ってくるのはそれだけで疲弊します。体力もそうですが、精神的にも億劫なんですよね。その機会がぐっと減るだけでだいぶ楽になれます。
あと、外に出ると買い食いや外食に誘われてしまい、ついつい負けてしまいがちなのですが、そもそも外に出なければ大丈夫。食費の無駄遣いは減りやすいです。家計全体の支出が減るかどうかはさておきですが、他には交際費や整髪料代なんかも減りますね。
良くないとこ
さて、僕のような人間を社会生活に適合させてくれる魔法のようなソリューションかと思われたテレワークですが、実際はそうはいかず、デメリットもままあります。
ワークとライフのスイッチ
今まで何年も社会人生活を送ってきていた方々ならばなおさらかと思うのですが、お仕事とそうでないときの切り替えはなかなか難しい時も結構あります。仕事のやる気スイッチが入らない！という場合もあるのですが、退勤しても心が休まらない...ということもありました。
その日はPCをシャットダウンし、手間のかからない夕食を食べ、皿などを片付け... その間ずっと精神の緊張の糸を張り続けている自分がいることに気づき、これはイカンと慌てて散歩に出たこともありました。外に出ないのが楽だとはいえ、その辺を歩くぐらいはした方が良いな...と実感した日でした。
人間関係を作れない
これはたぶん新入社員ならではのデメリットだと思います。あまりオフィスに行って仕事をする機会もなく、行っても人がいない。また話せるような相手もなかなか上手く作れない、仕事の質問などもしづらい。
オンライン会議ツールを用いた定例会はあるのですが、すでに出来上がっている職場の人間関係へ、いまいち入り込めないな...という居づらさを感じていました。周りの方も気を遣ってくれているので最近ようやくマシになってきましたが、テレワーク開始以来の大きな誤算でした。
ある友人が言っていたことですが、「オンラインベースでのコミュニケーションでは関係性を続けることはできるけど、新たに関係性を作る・深めていくことはやりづらい」です。そこまで仲の良くない相手をオンライン飲み会に誘うというのは中々ハードルが高い。やっぱり、同じ場で顔を合わせながら段々距離を詰めて、ご飯とか飲みとか行くのが筋なのかなと思うので。まあ、違う世界の人はむしろ飲みから入るものなのかもですが…。
人間は社会的動物である、という言葉があります。人と接する機会が減った世の中で、つくづくそれを実感するというのは皮肉なものです。人間関係がもっと器用になりたい。
その他、思うこと
テレワークを取り入れることにより、働くにあたって居住地の影響を受けにくくなっていますよね。例えば、地方在住のまま都心の企業の仕事をするとか。今まで企業側に労働者側が合わせていた勤務地ですが、必ずしもそうする必要がなくなっている。
実際にそういう事例がどれぐらいあるかはわかりませんが、どうせなら、ひとつの会社の中で好きな勤務先の支部や支店をある程度選べるようになると良いになーと。どこで働いてようが関係ないのであれば、わざわざ転勤で引っ越すようなことないですよね。
実際には、オフィスでなければできない性質の仕事などもあるでしょう。なので、すべてが理想的にはいかないかもしれません。ですが、世の中に「生き方の選択肢」が増えていくことは、希望が増えていくということだと思います。
最後に、現在のコロナウイルス禍が1日でも早く終息することを願ってやみません。
それではまた～。
