どうも黒輔です。
先程、『ジオウ』に次ぐ最新作『仮面ライダーゼロワン』が発表されました。これについて、色々と思ったことを今日はお話しします。
最近あんまり時間が取れなくて、サクッと書けるような時事ネタ記事ばっかりでアレなのですが。まあ新ライダー発表は一大イベントですからね。とにかくHonest Trailer じゃあないですが、Honest Reactionと言うことで、今の僕の正直な感想を語っていこうと。
【ツイート01】
— 仮面ライダーゼロワン (@toei_zero_one) 2019年7月17日
ゼロワンの公式Twitterです。
令和の01号ライダー、ゼロワン。
企業のナンバー01社長ライダー、ゼロワン。
0と1のデジタル世界を駆け抜ける
仮面ライダー、ゼロワン。
ゼロワンから令和仮面ライダー元年が始まる!!
一緒に時代を始めましょう!#仮面ライダーゼロワン#ゼロワン pic.twitter.com/grFLcI1tsm
一言でいうと面白そう!そこはかとなくエグゼイド感!?・・・
という感じかなと。期待が8割、ちょっと不安だな?が2割ぐらい。個人の感想なので、人によって色々思うところは違うのでしょうが、「なんでぼくがエグゼイドっぽいなーと思ったのか?」とかも含めてお話ししていきます。
ストーリーについて
今までも、しばしば「時流」を捉えてきた仮面ライダーシリーズですか、今回は「AI=人工知能と社会」をテーマに据えてきました。今までのライダーよりダイレクトなアプローチで、そこに潜む悪も描くということで、仮面ライダーが織りなしてきたSF路線に加えて、もかしたら結構社会派なストーリーになっていくかもしれません。これはかなり、面白そうな題材だと思います。
2030年とか2040年ぐらいには、もしかしたら『ゼロワン』作中と遜色ない現実世界が来ているかもしれない。そんな時、人間はどう在るべきなのか?といったことをしっかり描いていければ、これからの時代を生きていく子供たちに向けたメッセージとしても相応わしいだろうし、結構名作になるんじゃないかなと。
主人公の職業が「社長」ってのも面白いですね。平成ライダーの職業と言えば医者とか警察官とかありましたが、そういう具体的な専門職ではなく、「社長」という点が全面に押し出されています。これは、ストーリーの中で「スポーツ選手、医者、漫画家、料理人・・・」といった様々な職業を扱う中で、「社長」という立場ならそういった様々な職業を俯瞰して見ていくことができるのかな?と。「子供たちが熱い視線を送る職業と人工知能の世界」をどれだけ魅力的に(あとネタ切れにならず)描けるのか?というのも勝負ポイントの一つだと思います。YouTuberとかも出てくるのかしら。
今までの社長ライダーと違うところは、分かりやすいですが主人公の飛電或人が若くて未熟なところでしょうか。名前が「或る人」だから、確立したアイデンティティを持った「誰か」ではないのかもしれない。急におじいちゃんから社長に任命されてしまったみたいですし。というわけで主人公の成長も楽しみです。
ライダーのデザインやギミックについて
まず主人公ゼロワンのデザインから。なんか・・・色がドギツイですね(笑)形状はシンプルにバッタモチーフに回帰してて良いけど、まさかの蛍光イエローとは・・・ そして、一つ思ったのが、「なんか色とかパーツとかわざと抜かしてる感じがするな」と。ここ数年の塗装が省略されまくったソフビみたいな・・・。すいません、嫌いなわけではないのですが(笑)ベルトも中心に円形を据えつつゴツゴツしててかっこいいですし。
個人的なイチオシは2号ライダーの狼っぽい「仮面ライダーバルカン」です。不破諫が変身。ウルフオルフェノクをそのままライダーにしたような顔ですが、爽やかな青と白のカラーリングもあり結構カッコイイじゃないですか。中の人もイケメンですね。
多くの方が言及されていますが、「女性ライダー」が初期レギュラーキャラとして登場という事で。今までは映画限定とか、物語の後半で出てくるとかだったからね。なんか最近もまた一荒れあったらしいですけど、仮面ライダーに憧れる女の子とか増えるといいですねー。全国の親御さんはぜひ、仮面ライダーバルキリーのおもちゃを娘さんに買ってあげて下さい。
あとプログライズキーってなんか・・・ガシャットに似てませんか?変形してベルトに挿入する直前の姿が。挿す方向の違いはありますが、後述するスタッフの共通点とか、多人数ライダー制、複数勢力で対立してる(仲間とは限らない)感じといいますか。自分でもこじつけ臭いかなと思うんですが、ちょっと『エグゼイド』に似た雰囲気を感じてしまうんですよね。
スタッフについて
本気度を感じるスタッフ布陣。
プロデューサー:大森敬仁(『ドライブ』『エグゼイド』『ビルド』)
メイン脚本:高橋悠也(『エグゼイド』『アマゾンズ最後ノ審判』)
メイン監督:杉原輝昭(『ルパンレンジャーvsパトレンジャー』)
アクション監督:渡辺淳(マッハ、スペクター、ブレイブなどのスーツアクター)
劇伴:坂部剛(『ゴースト』)
さらにナレーションとして山寺宏一さんと日高のり子さん。どちらも大物声優じゃないですか。監督はルパパトで優れたアクションを撮っていた杉原さんだし、かつてはスーツアクターだった渡辺さんがさらにそこを補佐する(のかな?)ゴーストの劇伴も好きだったので楽しみ。『ジオウ』に佐橋さんが参加すると決まった時並みに嬉しい。
そしてPと脚本のコンビがエグゼイドの大森Pと高橋さん。これはスゴいなぁと思うし、多くの方もそう思ってるんでしょうが、僕は少し「大丈夫かな?」とも思っていて。『エグゼイド』はもちろん面白かったんですが、「ちょっとやりすぎじゃないかなぁ・・・」と思う点とか、「すこしネタ切れ感があるかもな・・・」とか思うところもあったのは事実なので。今回は高橋さん以外にも参加する人がいるみたいなので、以前の欠点は解消されるかもしれませんが、ちょっとだけ懸念がね、あります。
もちろん、脚本家によって得意な話の作り方や雰囲気は、その人の持ち味としてあるものですが、それが「作風」になるか「前のと同じじゃねーか」となるか、そのバランス感覚はその人の力量なのかなあと思うので・・・ 個人的には、各ライダーの立ち位置とか、大企業がストーリーの鍵となっていく所なんかに『エグゼイド』っぽいものを感じていますが、「大森&高橋コンビ」という色眼鏡を通してみてるからそう見えてるだけなのかなぁ・・・ もし何かご意見ご感想があれば、コメントとかリプライください。
色々書きましたがゼロワンめっちゃ楽しみです。9月01(ゼロワン)日放送開始なのも、今まで多くの偶然に助けられてきたライダーらしくていいよね(笑)
という事で思ったより長くなりましたが、『仮面ライダーゼロワン』発表を受けての記事でした。また次回!