黒輔処理場

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感想『創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ 黒き最後の神』FGO 2部4章【ネタバレ注意】

どうも黒輔です。

 

Fate / Grand Order』久々のメインシナリオ!第2部・第4章『創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ』土曜日配信となり、月曜日にクリアいたしました。

 

ビッグスケールな話がミクロな人間関係に収束していくFateシリーズらしい話だったなあと。特に今回は世界が終わったり始まったりしてますからね。創世と滅亡の輪廻。それに各々のキャラが役割を果たしており、宙に浮いた者が居なかったのも丁寧なストーリーでした。

 

特にCCCのキャラであるジナコや、インド出身サーヴァントが好きな方には一番刺さったのでしょうね。個人的には、これらの要素はそこまで・・・だったので、ちゃんとシリーズを見てたらもっと燃えられたのかと思うとちょっともったいない。

 

それでは、以下はネタバレ注意です。

 

 

 

 

※※※

 

 

 

 

スカンジナビア・ペペロンチーノという男(?)

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Fate/Grand Order / TYPE-MOONより引用

 

丁度折り返しとなる4番目のクリプターは今までのどのクリプターとも違い、利害の一致から協力してくれました。オネエキャラに違いなく、生身での実力も申し分なかった。そしてマシュの良い兄貴・・・姉貴分?でもあり、なかなか美味しいキャラでしたね。

 

まず衝撃的だったのはその正体。妙蓮寺鴉郎ってお前!日本人だったんかい!!顔の作りとか体型とかどう見ても日本人じゃあないだろうに!さすがに「スカンジナビア・ペペロンチーノ」は出生名ではないだろうと思ってたけど!

 

途中で主人公らと共闘するものの、最後はやはり敵対するという。このスジを通す性格も気持ちが良かった。アシュヴァッターマンとのコンビももう少し見たかったなーと思わせる、 丁度良い塩梅だった。せっかくこんなに良いキャラなのだから、自分を諦めないで欲しい・・・ぺぺさんは最後に何か救いのようなものがあっても良いんじゃないかな・・・

 

なぜ一族と決裂して皆殺しにしたのかとか、そういうもっと詳しい部分は掘り下げられなかったなぁと。未だに底が見えない感じが。キリシュタリアの異聞帯に逃亡したようなので、第5章で会えるのかも。 ただ、カドック同様大令呪も残ってるわけなので・・・いやいや、どうか生き残って欲しい。

 

スーパーインド大戦!

さて登場したサーヴァント達にも一部言及しておきましょう。先述の通り、ストーリー上で浮き気味になっているキャラクターがいなかったのは凄く良いポイントだったと思います。3章の感想記事を見直してみると「誰々が賑やかし要員みたいに感じた」とか書いてるんですが、今回はそういうキャラが居なかったなと。

 

まずはラーマ君。北米(1部5章)とは全く活躍を見せてくれました。あまりイベントとかでも出てこないサーヴァントなので今回のちょっと尊大な振る舞い、生意気小僧みたいな雰囲気は新鮮に映りました。イ・プルーリバス・ウナムだとずっと苦しんでた覚えしかない・・・ しかし終盤ではアシュヴァッターマンの呪いを肩代わりしてましたね。君は呪いを背負う運命なのか・・・?

 

神将たち。哪吒はカルデア陣営で最初に退場してしまいましたが、神将の哪吒は逆に神たるアルジュナの牙城を突き崩す突破口を見つけるきっかけをくれました。お前の死は無駄じゃなかったぜ。 ウィリアム・テルさんは神ジュナの被害者だった・・・ りんごを射抜いた逸話が有名ですが、子供を助けるためのその逸話をふんだんに生かした活躍でした。お見事。医神はそんなに悪い奴じゃなかったように思うが、もう少しバランスが善寄りに傾いてたら倒されなかったのかなぁと思う。

 

ジナコもといガネーシャは最近すっかり恒例となった擬似サーヴァントなわけですが、自分で自分を「不出来だ」とするそんなキャラ特性が神ジュナを倒す鍵になるのがアツかったですね。こういうか弱いキャラが本気出す的な展開は多いですが、自分の弱みもそのまま武器に変えてくれるのがすごく良かったなあと。出来・不出来を裁定する神アルジュナに対する最大のカウンターだった。

 

ラクシュミー・バーイーは今回新登場のサーヴァント。別名が「インドのジャンヌ・ダルク」だからといって本当にジャンヌ顔にしなくても・・・それにジャンヌ・ダルクの異名を持つ偉人ってあと10人くらいいるそうじゃないですか。そんなに安売りしたら流石に某出目金キャスターも怒るのでは? それはそれとして、自分が不運であることを生かした捨て身の戦いには燃えましたね。よくやった!ただ、主人公の「異聞帯を消す」行為についてはもうすこし怒って然るべきだったのではないかな?と思わなくもない。もう少し突っ込んで欲しかった。今回ガチャでお迎えできたので育ててみよう。

 

アシュヴァッターマン。お前とペペロンチーノのコンビはもう少し見たかった。アルジュナに従うことを強いられながらも、怒りを燃やし続け一矢報いようとするその心意気。「怒る」ってすごくエネルギーの要ることだし、ある意味諦める、受け入れるより難しい、というのは本当に実感します。真っ直ぐで、執念深くないと出来ないことです。「怒る」とは誠実なことなんだ、という解釈は素敵だなあ。彼の分かりにくい誠実さに喝采を。

 

カルナとアルジュナアルジュナ君は正に舞台装置といった感じでしたが、「あの世界そのものがアルジュナの心情描写となっている」という解釈を読んで私はなるほどなーと膝を打っていました。ただ、初見だとお前なにリンボマンなんぞに唆されてるんだよ?と残念な印象を抱いてしまったのもまた事実である。とはいえ、完全を目指す故に不完全である、お前にも不出来があったのだ、となるオチはやっぱり熱い。カルナさんの活躍はもう言わずもがなでしょう・・・カッコよかったぞおお!!

 

善悪は反転する

今回のロストベルトは「僅かでも『悪』とされた者が容赦なく消されていく」という世界。心のみにあらず、ちょっとした体の怪我でも消滅させられる。しかも、その人に関する記憶もなくなるというもの。まだ上手く回っていたように見えた中国異聞帯と比べてもやっぱり「閉じた世界」「開けない世界」なんだよね。その法則が進んでって、世界中が空っぽになる可能性。だってよぉクリア記念礼装見たら・・・こんな幸せを奪うことないじゃない、と誰だって思うよ。

 

さて、そんな「無慈悲に裁定を下す神」に対抗するカギは、「一見『不出来』とされるような各々の性質」でありました。ガネーシャの引きこもり体質だとか、ラクシュミーの不運だとか、テルの子供を思う故の弱さとか。一見よくわからない異物だった「神の空岩」とか。そういうものが突破口になる。だから、何が良くて何がダメなのかってのは分からないもので、時にはそれが逆転したりもする。だからそれを消滅させるなどとは、言語道断。不完全さが完全さに勝てないわけではないのだ!だからこのロストベルトは有り得べからざる世界なんだよと。

 

2部後半戦はどうなる?

突如出てきた7人目のクリプター、デイビット・ゼム・ヴォイド。ペペさんの反応が乙女で素敵だった・・・ブルーブックの方のディヴィッドが出てこなかった代わり?ではないだろうけど。とても短い出演でしたが、性格も相まってやはり底知れなさがあるというか・・・というかこの人、異聞帯で出会ったらマトモに主人公と対話してくれんのか不安になってきた。冠位持ちを連れているとの事でしたが・・・その正体は全く持って不明。アサシンとキャスター以外のグランドがついに出てくるか!とワクワク。

 

 そして異聞帯を消してゆく旅もどこへ向かっていくのか。アルジュナが今回やっていた「悪と裁定した人間を消す」こととカルデアのやっている「異聞帯を消す」ことってちょっと似てる部分もありますからね。この点をどう受け取るか?はユーザー一人ひとりよって違うと思います。苦い話です。せめて、元通りになった世界に一匹狼な男とか、花園の少女だったり、漢詩を詠む人々、幸せな大家族の描写があったらいいなぁとか、そういうことを思わずに入られなかったのでした。

 

さて、『創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ 黒き最後の神』のかんたん振り返りもここまでです。クエストの難易度も中々で、最近FGOログインしてなかった私としては「戦力増強しよ・・・」と思わざるを得なかったのですが、ストーリーの細かいところとかも結構忘れてしまうんですよね。読みなおさないとなぁ・・・しかしどうも2行しかテキストが表示されんというのは頭に入りづらい・・・stay nightみたいなテキスト表示仕様に切り替えられる機能がつかんものかのう。

 

今回はここまで。10月からの7章アニメも楽しみです。

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