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出張バイトで感じたタイム・イズ・ライフの話

どうも黒輔でーす。

 

Time is Money.って有名な言葉がありますが、昔お坊さんにTime is Life. という言葉を教えてもらったことがありまして。「時間とは、生き物である。生かすも殺すも自分次第なんだ」というポリシーに基づいてるんだそうです。

 

ヒマを潰すって英語でkill time って言いますからね。それを考えると結構面白い話だなあ、さすがお坊さんだなあとか唸らされたものでした。殺生禁断を定める仏教らしい教えでもありますよね。

 

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なんでいきなりこんな話するのかというと、その話を久々に思い出すような出来事があったからです。まあ聞いてください。

 

実はこの前、とある試験監督のバイトで隣県である岩手県盛岡市までわざわざ行ったんですよ。どうしてこうなった・・・という感じですが、話すとやや面倒なので経緯は省きます。

 

自分で移動手段とホテルを手配し、朝7時に実施会場となる学校へ行き、帰りも各自。まークッソ雑なこと。実は知らない土地で一人で宿に泊まるのって今までやったこと無かったので、不安だらけでした。

 

仙台駅からバスに乗り、2時間半程度で盛岡駅まで到着。盛岡駅は流石に大きいですが、駅前はそんなに栄えていないという印象を受けました。盛岡の中心街はどうやら駅から少し離れているらしいですね。映画館通りとかいうストリートが有る様でしたが、今回は行けませんでした・・・

 

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疲れたのでホテルへ行くと、中々手狭なお部屋でした。しかし、必要最低限といった空間は逆に心地よさを感じます。ちょっと狭かったけど

 

さて、ここからが本題なんですが、、、「ホテルって全然やる事がない」んですね。すげぇ暇。これを今回凄く感じた。

 

ホテルに着いたのが5時くらい・・・?で少し休憩し、6時ぐらいから飯を食いに部屋を出る。結局ホテル1階のレストランで冷麺を頂く。そして風呂へ。上がると大体7時くらい?だっただろうか。いつもの感覚だと「あっという間に夜だな・・・」だが、その日は不思議と「まだこんな時間か」だった。早く寝ないといけない、しかし寝るには早過ぎる。暇を持て余し過ぎて、自販機コーナーに行ってみたりもする。これといってやる事もないし・・・。あら、普段何して過ごしてたんだっけ?

 

結局その日は、普通は見もしないバラエテイ番組を見て、その後翌日の確認をして23時ごろに消灯してしまいました。翌朝5時半起きだったからね。

 

寝ながら僕は考えていました。普段の生活では、「時間がない」と言いながら、やるべき事や、やりたい事を取りこぼしてしまう。読むべき本も読み切れないし、出来れば見たいなあと思っているアニメなんかは、どんどん後回しになる。さながら、手につかんだ砂がこぼれ落ちていくように。少なくとも、そんなに忙しくない(ハズ)の現状の自分の生活においては、である。しかし、冷静になって考えてみると、もっと有効に使えるはずの時間があるのではないか。普段は無駄にしているだけで。・・・と。

 

世の中には本当に忙しい人もたぶん沢山いて、そういう人たちから見れば「お前何ダラダラ過ごしてるんだ」という感じなんだろうけど、僕に関しては多分、忙しいフリをしているだけなんだろう。

 

もちろん、普段の生活と出張先の生活を単純に比較することは、できない。だけど、「『いつもの』じゃない生活」が「『いつもの』生活」の様相を浮き彫りにしてくるとは、なかなか皮肉なものではないか。少なくとも、自分の意識を変えるきっかけにはなるはずだ。と。

 

時間は所詮、86400秒しか与えられていないのだ。もっと時間を有効に使って、有意義な生活ができるはずだ。

 

図らずも、自分の時間の使い方を見直すきっかけになった出張バイトの話でした。

 

時は生き物。タイム・イズ・ライフ。今までどれだけ無駄な殺生をしたんだろう。・・・すぐに完璧に!は無理かもしれないけど、出来るだけ時間をいかしてあげられるようになりたいです。

 

今回はいつにも増して独り言ブログでしたが、読んで頂きありがとうございました。また次回〜。