黒輔処理場

もっぱら特撮・映画・アニメ等の感想ブログです。たまにプラモデル作ってます

間口を広げたい模型業界、その戦略は成功するか?【第58回静岡ホビーショー】

どうも、黒輔です。

今日はプラモデル業界のお話です。

 

模型業界の戦略

去る5月11日・12日には毎年恒例の「静岡ホビーショー」が開催されました。プラモデルというのは決して多くの人が嗜むものではなく、近年では「若い人が減っている」という問題もあります。今回は初めて地元の小中学生が招待され組み立て体験が行われるなど、結構業界側も必死なようです。

www.at-s.com

 

その中で、「プラモデルに対するハードルを低くしたいのかな~」という最近の動きを改めて感じたので、その辺りのことについて話してみようかと。

 

僕が思うに、

① 扱うキャラクターを増やす

② プラモデルは難しい、というイメージを払拭する

この2点がポイントとなっているのではないでしょうか。

 

まさかのトイ・ストーリーの登場

 厳密には静岡で発表されたものではありませんが、僕が衝撃を受けたのはこれ。

トイ・ストーリー4 ウッディ 色分け済みプラモデル

トイ・ストーリー4 ウッディ 色分け済みプラモデル

 

 

まさかのトイ・ストーリーですよ!

 

バンダイはこれまでも『STAR WARS』や『パシフィック・リム』のプラモデルを発売し、ブロックバスター洋画のキャラを商品化してきました。ただ、Xウイングやジプシー・アベンジャーのプラモデルは、どちらかといえば従来のロボット系プラモデルを好む層に向けたもの。

 

しかし、トイ・ストーリーはもっと広い層に浸透している映画です。ディズニー配給、今のピクサー・スタジオの基盤を築いた作品ですし、3作全部面白いですからね。しかもウッディやバズたちは「おもちゃ」という設定なので、「おもちゃっぽい関節」があっても問題無し。

 

しかもチェックシャツやベストの柄までプラスチックの部品で再現できるんだから凄いですね~。バズのほうはスプリングによる羽根展開ギミックを仕込んでおり、より「作るおもちゃ」としての性格が強く出ているようです。

 

ついに本気を出すのか?FGOとSAOのプラモ登場

そして静岡ホビーショーでは

 

Fate / Grand Order のプラモデルが登場。

なぜSDサイズなのか?と思わなくもないですが、「簡単組み立て」を謳っている通りやっぱり普段プラモデルを作らない層を狙っている・・・のかなぁと。

 

ただ、SDサイズのFGOフィギュアは既に他社から発売されてまして、どれだけファンを獲得できるか?と既存の「ねんどろいど」(グッスマ)や「キーポッシュ」(コトブキヤ)と勝負できるところがあるとしたら、値段でしょうか。

 

調べてみると、「ねんどろいど」も「キーポッシュ」も5000円はするのですが、この「ぷちりっつ」は1500円程度で発売するみたいです。自分で組む代わりに販売価格を下げる、という戦略の商品が今後も増えていくのですかね。あんまり「自分で組み立てたい」と思う人がいるのかなぁ?と思わなくもないですが・・・。

 

また、Figure-rise standardから『ソードアートオンライン』のアスナも出るみたいですね。

バンダイはこれまで、コトブキヤの「フレームアームズ・ガール」に対抗してか美少女系プラモをちょくちょく発売してきましたが、なかなかお顔のクオリティが厳しいな・・・というのが正直な感想でした。

ただ、最近になってようやく良いものが出てきたかな?という感じがあるので、是非企業間で競争していってほしいなと。

 

 

 

 比較すると結構出来の良さが違いますよ~。

 

生まれては消えていったバンダイの女の子系フィギュア・プラモブランドには「Figure-rise Bust」や「Armor Girls Project」がありますが、今回はどのくらい続くのかなって点も気になります。

 

Figure-rise Standard 仮面ライダーW

参考出展に留まっていた「フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーW

 

 

無事に8月と9月に発売されることが決まったみたいですね。しかも、ヒートメタルとルナトリガーまで出してくれるっていう。組み替えれば派生6フォームも作れます。素晴らしいな。(それにしてもジョーカーエクストリームってどう演出してもかっこよくならないね(笑)

 

S.H.フィギュアーツも最近お値段が高いですし、この価格帯&サイズ&クオリティは結構良いバランスをしていると個人的には思います。twitter見てると、ファイズやカブトは特に購入した方多かったみたいですね。このまま順調にシリーズが続いていってほしいのですが・・・

 

道具も低価格化

プラモデル作るのは道具代もかかるんですが、今まで紹介したようなキットを組むだけなら「ニッパー」と「デザインナイフ」だけあれば十分です。

 

ニッパーもお手頃なものから5000円くらいするやつまでいろいろあって「どれ買えばよいのか」分かりにくいのですが、最近ではついに?というか、ようやく?というか、「ガンプラ公式ニッパー」というのが出ていたみたいです。

 

BANDAI SPIRITS エントリーニッパー(ブルー)

BANDAI SPIRITS エントリーニッパー(ブルー)

 

 実際製造しているのはミネシマという会社なのですがバンダイのロゴが入っていた方が初心者にとっては分かりやすいし、買いやすいのかなと思います。値段も安いですね。

 

また塗料やプラモ道具を販売してるGSIクレオスからは、安いデザインナイフや改良したマスキングテープが新発売になります。こういう新しい道具見るとね、わくわくしますねぇ。

hobby.dengeki.com

 

 いちファンができること

模型業界を潰さないためには、企業努力も大事ですがファンが魅力を発信していくこと、そして興味を持った人を逃がさないことも大事ではないのかなと思います。一番やっちゃいけないのは、初心者に経験者がマウントを取りに行くこと(笑)

 

ものづくりには時としてしんどい時もありますが、やっぱりそれ以上の楽しさがありますね。プラモデルは楽しいぞ。みんな作ろうぜ~。

 

www.kurosuke404.com