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大学受験 回顧録~受験には受かったけど色々失った話

どうも、黒輔です。

 

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去る2月25日と26日は、国立大学の2次試験でした。曜日に関わらずこの日程に行われるんだよね。

受験した皆さん、お疲れ様でした。

 

大学受験を数年前に終えた僕は既に当時の記憶がなくなりつつあります。この機会に書き留めておきましょう。

 

結論から言いますと、「結果だけ見れば」僕の大学受験は成功でした。当初の目論見がうまくいったので客観的に見ればそうです。

その道のりが平坦だったかというとむしろメチャクチャ険しかった思い出しかないし、かと思えば勝利の味も 自分でも驚くほど 無味乾燥なものでした。

 

どうしてか?

 

 

今にして思えば、今の大学を目指した動機はかなり曖昧かつ現実的なものでした。

やりたいことがなかった高校時代

僕が目標と定めた大学は、具体的なことは言えませんがそれなりに有名で且つ難しい大学です。

それ故、「取り敢えず」目標に掲げる受験生も少なくありません。

もちろん高名な大学に合格すれば自信に繋がります。両親や親族からも賞賛されるかもしれないし、就職活動やその後の人生でも有利に働くでしょう。

しかし、名誉や野望に興味が薄い私の目にとって、それらの事は魅力的に映りませんでした。

一方で、どこか行きたい大学・専門学校や就きたい業界があるわけでもなかったのです。

大学では歴史研究がしたかったのですが、極論歴史学科のある文学部に入れればどこでもOKなわけで。

お金と健康の問題

僕の家庭は裕福といったわけでもなく(決して貧困でもないのですが)、実家を離れて仕送りをもらいながら一人暮らししたり、私立大学に入るのは悪いなあという思いもありました。

とはいえ、生活費の為がむしゃらにバイトしながら学業をこなす自信はなかったし、奨学金の返済も苦労すると聞いていたので、できれば避けたいと思いました。

さらに高校の頃の僕は、中学の頃に悪化した持病を引きずっており親元を離れて暮らすことに不安がありました。

というわけで、自動的に「実家から通える国公立」を目指すことになってしまいました。

「その大学にはそれほど魅力を感じていないが、そこを志望せざるを得ない」という非常にジレンマを抱えた状態で僕の受験はスタートしたのでした。 

身が入らない 

高校に入ってからそれまでとの違いに驚き、落ちぶれかけた僕にとってその大学は「余裕とは言えない」「すごく頑張れば行けるかもしれない」といったものでした。

センター試験1年前から「よし、頑張ろう」と気合を入れて受験を意識した勉強を始めました。

そこから高3の4月くらいまでは順調だったのですが、風邪を引いてしまい、さらに小康状態だった持病がぶり返してしまったのです。

ここで身体的にも精神的にも大きく転んでしまいました。

健康状態はしばらくして良くなりましたが、精神状態はなかなか良くなりませんでした。

6月に定期テストがあったので、そこは頑張ったのですが終わるとまた気が抜け・・・

うつ病の初期症状みたいな感じでした(実際は、たぶん違ったのでしょうが)

 

(半ば無理やり)気合を入れた夏休み

受験生に夏休みは訪れません。ずっと勉強&学校で夏期講習です。

この夏休みで、僕はある程度救われました。予習と講習出席は半ば強制的だったので、ネジを巻き直すにはいい機会でした。

また、帰りの時間だけは勉強のことを忘れて友達と話したり、偶に本屋に寄ったりしたのが良い気分転換になっていたと思います。

 

デール・カーネギーの『道は開ける』によると、人間はあえて忙しくするそうで悩みを忘れられるそうです。ギリギリ踏みとどまっていたらしい僕は何とか戻ってくることが出来ました。

しかし、確実にもうダメだ、となっていたら病院に行くしかなかったでしょうね。

 

秋から冬にかけて

9月・10月以降は焦りに焦っていました。有無を言わせず、とにかく勉強するしかなかった。

春夏頃に気持ちが沈んでろくに勉強ができなかったのを激しく後悔しました。

しかしその時間すらなかったので、兎に角やりきろう、もしダメだったらリセットしてもう1年くらいは受験勉強してやろうじゃないか、と思っていました。

 

成績の伸びはあんまり良くなかったですね。国語が不安定、数学は低空飛行でした。英語だけはまあまあ取れてましたが。 社会は倫理政経に苦戦(世界史はずっと得意だった)、理科基礎は直前まで結構穴だらけでした。

 

学校にも全体的に焦燥と諦観の雰囲気が漂っていました。

指定校推薦の人は余裕こいてましたね(笑) もちろん全員がそうではないですが、1人明らかに調子乗ってる奴がいてムカついたなあ。

 

僕も焦って模試に申し込みまくったり、それを後悔してサボったりしました・・・(なんつー親不孝だ)

ただ志望大のオープン模試(記述模試)では、記憶が正しければB判定を頂いたので「頑張れば受かるかも」「イヤやっぱ無理」の2つを数時間毎に行ったり来たりする、非常に情緒不安定な状態に陥りました。クソザコメンタル。

 

センター試験・二次試験

センター1ヶ月前ぐらい?からは、授業でも家でもひたすらマークシート塗り塗りでした。

これ、楽しくないんだよな(笑) 即答が求められる試験は苦手だったし、単調だったので。この期間が一番辛かったかもしれない。

 

センター数学が特にダメだったのでもう65%ぐらい取れればいいやという諦めムードでした。英語の「発音・アクセント問題」も無理でしたね。直前はとくに理科社会を重点的にやってた気がします。

 

合格発表とその後

結果は、合格でした。

普通の人なら喜ぶのでしょうが、自分でも驚くほど何の感情も湧きませんでした(笑)

「あ、受かってるな」みたいな。「ワンチャン合格かもしれないし落ちたら普通に浪人しよ」と覚悟が決まっていたからかもしれませんし、喜ぶ気力がない程疲れていたのかもしれません。ジョジョ3部の最後みたいな気持ちでした。

 

それよりも、落ちてしまった友人が多かったので、受験って残酷だなと。

 

大学受験を終えて、たしかに大学への切符は掴めましたが、代わりに大事なものを失った気がします。

それは、勉強への意欲です。

 

僕はもともと、知らないことを知るのが好きで、また多くの知識・高い思考力を得て生活に役立てたいという思いが強かったんです。

だから割と勉強は好きだったのですが、「受験勉強」をしてるうちにどんどんと違うところに行き着いてしまった、そんな気がしました。

それがとても辛かったですね。

 

大学に入った後、精神状態はある程度回復しましたが、それにもだいぶ時間がかかりました。

 

 

まあ、「今の日本の受験システムはクソだ!!!!11111」なんて言うつもりはありません。他にこの記事で何か伝えたいことがあったわけでもありません。

ここ最近はずっと就職のことを考えているので、自分の人生の記憶を書き留めておこうと考えただけです。

 

人生で迫られる選択の機会は多いですが、自分で全て納得した上で選択できると良いなと思ってます。

 

今回は纏まりませんでしたが以上。また次回!