黒輔です。
本日の完成品プラモは『仮面ライダーファイズ』です。
※今回レビューするのは2014年発売の『figure-rises6』シリーズです。2019年発売の『figure-rise standard』シリーズとは一部異なる箇所がありますのでご注意ください!
さて前回に引き続き仮面ライダーファイズのプラモデルについて、写真いろいろ撮ってみたので載せていきます。
前後


前後。完成させたのが今年の1月なので今更感想が出てこない。
股関節でフォトンブラッドが途切れちゃってますがリニューアル版だと修正されてるみたいですね。
複眼の間の部分はしっかりモールドされてるので、エナメル拭き取りを駆使すれば塗り分けは簡単な方。
複眼はクリアパーツを被せるんですがいい色なのでそのまま使ってます。
アクション



可動範囲もこの手のアクションフィギュアの標準範囲なんじゃないですかね(適当)
ファイズショット



ファイズショットは「収納状態」「武器状態」「ケースのみ」の3パーツ付属。気が利いている。
ファイズフォンも「メモリー有り」「メモリー無し」の2種類ついていて差し替えなしでパカパカできる。まあ銀1色なので、シールなり塗装なりで補う必要はありますが




グランインパクトは2話辺りとラキクロのクロコダイルオルフェノクにクリムゾンスマッシュとのコンボで使用したのが印象深い(というかよく引用されるよねそこ)
ファイズエッジ


ファイズエッジはもはやマスキングする気力がなく、細吹きで塗装しました。境界ぼやけてますが光ってる風に見えなくもないからいいんじゃないかな(適当)




ファイズの武器はいちいち印象的ですよね。
ファイズフォン
ベルト用のファイズフォンも変形できますが、銃形態固定のパーツも付属。大きめになってて見栄えが良いです。
でもこの装備は序盤にちょっと使ってたぐらいしか記憶が無い・・・後半でも使ってた?


序盤に敵に吹っ飛ばされてそのままこんな感じで射撃してたはず。
ファイズフォンの画面はさすがに塗装無理なのでシールから切り取って貼り付けました。
ファイズアクセルも付属。ここまで気を回してくれるならアクセル用複眼モールドも付けてくれてもいいのよ?
あとアクセルフォームのスーツは見栄えの為か、肩に乗っかったフルメタルラングが大型化してるみたいですね。(この前初めて知った)
こだわる人はそこもどうにかしたいのだろうか・・・
クリムゾンスマッシュ


お待ちかねのクリムゾンスマッシュ。
ファイズポインターの側面はさすがに本来あるはずのモールドがなく、シールで再現となってます。今回は貼ってません。
クリムゾンスマッシュ用のエフェクトパーツも付属。
成型色だと薄いクリアピンクなのですが、クリアレッドを吹いて劇中イメージに近づけています。
もう少し手を加えるなら、クリアホワイトとかでグラデをつけるべきだった・・・。




うーんやっぱりファイズはカッコイイ。
当時の大人世代からは「目がでかすぎるやろ」と批判意見もあったと聞きますが、当時の子どもであった僕らの目には間違いなくかっこよく映っていたし紛れもなくヒーローだった(ストーリーを理解していたとは言い難いけど)。
見直してみると「こういう話だったのか・・・」という新たな発見があったり学ぶことも多い。それが特撮の醍醐味の一つだと思います。
願わくば今エグゼイドやビルド、ジオウを見ている子供たちにとっても、彼らがヒーローであらんことを。そして大人になったら見直してみて欲しい・・・
塗装レシピ
本体ブラック:つや消しブラック
装備ブラック:光沢ブラック
シルバー:光沢ブラック→ガンクローム (この2層を以下「銀」とする。)
メタリックレッド:銀→蛍光レッド+純色マゼンタ もしくは銀→クリアレッド
グリーン:銀→クリアグリーン
メタリックイエロー:銀→クリアゴールド
トップコート:本体ブラックのみつや消し、その他は光沢
※メタリックレッド部について
最初はブラックライトで光らせたかったので蛍光レッドを塗ってみたんですが、思いのほかオレンジ寄りのレッドだったので純色マゼンタを無理やり混ぜました。
正しい使い方かは分かりませんが、単純にシルバーの上にクリアレッドを重ねるとやや沈んだ色になりがちなので正解だったかもしれません。
蛍光カラーを少し混ぜるなり下地に使うなりすると発色が良くなり、ワンポイントのカラーでも沈みにくくできるそうです。
なので、今回の場合フォトンブラッドが沈むことなくいい感じに主張してくれていると思います。
写真だとアレですが実物をちょっと遠目から見ると効果が実感できます(たぶん)
この手の「メタリックカラーの上にクリアカラーを重ねる」技法はキャンディ塗装と呼ばれます。
通常、レッドやオレンジのキャンディ塗装をする場合は下地にシルバーではなくゴールドを使用したほうが鮮やかになりやすいです。(狙いによってはシルバーを使うのもアリですが)
まとめ
なかなかいい出来栄えで「俺のファイズの方が箱の見本よりかっこよくね?」なんて思ったりもしましたが()
改めて動かしてみるとけっこうアラが気になっちゃいました。まーサイズがサイズなんで仕方ない面もあると思いますがもし機会があればリベンジしたいですね。
写真もポージングも上手くないのでファイズの魅力の1割も伝わってない気がします。「俺の方がうまいやんけ」と思ったそこのあなたは是非買って作って、投稿して欲しい。頼んだぞ!(ダイレクトマーケティング)

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ここまで読んでくれてありがとうございました。また次回!
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↑製作過程はこちら
参考文献・関連資料
原色カラーを使ってみよう!【冬休み特別企画】マイスター関田の実験プラモLABO Vol.004 | 電撃ホビーウェブ
蛍光カラーと発色について→http://white.sakura.ne.jp/~first_fast/Column/30.htm
キャンディ塗装 下地で『どんな色に変化するのか?』 : さと山プラモデル
Lets try CANDY-PAINTING(GUNPLA HOW TO PLUS)vol.1準備編:Eng sub - YouTube