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【疑問】仮面ライダーのプラモデルはどのように生き残るのか

黒輔です。

 

突然ですが、ライダーのプラモの話です。

 

ジオウとゲイツのプラモデル化

日曜にいきなり仮面ライダージオウゲイツのプラモデル化(Figure-rise Standard)が告知されました。

 

仮面ライダープラモデルのあゆみ

振り返ってみると今まで仮面ライダーのプラモデル化の試みは何度か行われてきましたが、いずれも短命に終わっています。

MG FIGURE-RISEシリーズはW、アクセル、オーズ(タトバ)、新1号などが発売されました。

 

MG FIGURERISE 1/8 仮面ライダーW サイクロンジョーカー (仮面ライダーダブル)

MG FIGURERISE 1/8 仮面ライダーW サイクロンジョーカー (仮面ライダーダブル)

 

 

Wは基本3フォームのカラバリが出て組み替えれば亜種も作れたし、アクセルは変形できたりして頑張ってるようでしたが、売れ行きがあまり好調ではなかったのかオーズではタトバを出したのみとなり、後続商品は発売されてません。(ライダー以外だとDRAGON BALLTIGER & BUNNYのキットが出ていたはず)

まあMGということでやたらデカイので、サイクロンジョーカーは作ったけど遊びづらさはあった。

 

figure-rise 6の登場

しかしバンダイはライダーのプラモ化を諦めておらず、新たなシリーズとサイズでファイズとカブトを発売。

アクセルフォームにできたりマスクドフォームに換装できたりとポイント高いですが、ライダーはこの2体で終わってしまいました。(一応タイバニのキットも出ていたはず)

 

黒輔が塗装制作した仮面ライダーファイズはこちら↓

【プラモ製作記】『Figure-rise 6 仮面ライダーファイズ』製作記 #2 【ダイマ】 - 黒輔処理場

 

なぜ短命で終わる?

なぜライダーのプラモは短命で終わるのかというと、分かりきった理由ですが完成品可動フィギュアが仮面ライダーの立体モノの主流で、そこを突破できる力もないし客層ともイマイチ噛み合わないから、だと思われます。

 

ライダーのフィギュアはただでさえ激戦区です。

ギミック重視のボーイズトイ事業部、造形と可動がウリのフィギュアーツ(コレクターズ事業部)に加え、ここ最近は手軽さとラインナップの豊富さが強みのキャンディトイ事業部(食玩)も参入しました。

独特のアレンジが効いたSICや他社製品のPBMやRAH(クオリティも価格も段違い)まで挙げれば、いかに激戦区か再認識できます。

ただ、これらのフィギュアは特徴の差別化ができており客層の棲み分けも概ねできているでしょう。コアなファンはどうせシリーズ横断して買うし。

 

対してプラモデルはどうでしょうか。

自分で組み立て・塗装をするという楽しみや、改造のしやすさが利点として挙げられますが、それは組み立てがめんどくさい・塗装環境がない、といった欠点にもなるのです。利点と欠点が表裏一体ですね。

 

もちろん、個人的にはやっぱりガンダムモビルスーツよりもライダーの方が思い入れが強いので、より熱意を注いで製作させてくれるライダーのキットの発売はとてもありがたいです。

ですが界隈の主流でないことも理解しています。

やはり完成品フィギュアでブンドドしたりネタ写真やかっこいい写真を撮る方が強いと思われます。

もちろん特撮好きとガンダム好きを兼ねていて、ガンプラ作ったりする人も多くいますし、最近はフィギュアーツやDX玩具の改造・リペイント例も多く見かけるようになりました。

しかし、全ての(可動フィギュアを買うような)ライダーファンがプラモデルを作るわけではないでしょう。

戦隊のミニプラと違って道具もある程度揃える必要がありますし。どの層がターゲットなのかな、と疑問が残ります。

もう少しライダーファン層に広く訴えかけるようなアピールが必要ではないでしょうか。


ビルドのプラモデル化・そして続報

まぁそんなこんなでライダーのプラモはもう出ないんやろなぁ、と思っていたのですがなんとビルドのプラモがFigure-rise Standardから発売されたわけです。

 

 

 

同時にファイズ、カブト、エグゼイドの試作品が参考出品されました。

Figure-rise StandardシリーズはDRAGON BALLのキャラが殆どですが、初めから三度目のライダープラモ化を狙っていたのでしょうか。

Fun to Buildを謳うバンダイのプラモにはうってつけのライダーだったのかも知れません。

この知らせには心が踊りましたがこのビルドはあまりプロポーションが良くないなあと感じ、結局買ってません(すいません)。

なんとなく胸がゴツすぎるしこれを直すのは手間がかかりそうなので・・・

 

エグゼイド達の続報もないしまたもや打ち切りかなあとばかり思ってたので今回のジオウとゲイツは驚きでした。顔もフィギュアーツより似てるっぽいですしメッキパーツを使うなど力を入れてることは感じられます(塗装派には、メッキは扱いに困るんですけどね・・・)。

※追記 ファイズとカブトは2019年3月に再発売、エグゼイドは6月に発売決定しました。

【朗報】『フィギュアライズ スタンダード 仮面ライダーエグゼイド』発売決定! - 黒輔処理場

 

公式のRT数が3桁に留まっておりユーザーの反応が芳しくないですが、何とかライダーのプラモシリーズは続いて欲しいのでジオウは買ってみようかな。(絶対買うとは言ってない・・・)

個人的にはドライブ出して欲しいですね。赤い部分をコンパウンドで磨いたりしてカーモデルのようにツヤッツヤの光沢仕上げにしてみたい・・・!

 

プラモデルはたのしいよ

今までプラモデルやったことない人もこの機会にやってみませんか。

完成品フィギュアも良いですが自分で作るとマジで愛着湧きますよ!組み立てるだけでもカッコよくなるのでやってみる価値ありますぜ。

ガンダムシリーズは見たことないんや・・・って人は上記のビルドやDRAGON BALL、先日発売の月刊ヒーローズ版ウルトラマンとか組み立ててみませんか。それとも美少女プラモがお好きですか?

 

 

 

 

 

 


何が言いたいかというと

 

プラモデルはいいぞ!

 

今回は長くなりましたがこれにて終わります!また次回!

 

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